あさひ

朝日大学

私立大学 岐阜県

朝日大学/私のイチオシ

歯に関する「どうして」についてとことん向きあい考える面白さ

顔写真
歯学部 歯学科 2022年3月卒業 坂下和真さん 大阪府・帝塚山学院泉ヶ丘高校 卒業

※掲載内容は取材時のものです

夢中になったきっかけ

歯科医療用の人体模型で基礎を身に付ける

私が歯科医療に関心を抱いたきっかけは、多くの人に歯科医療を通じ、健康になってほしいと思ったからです。高校2年生の時に虫歯を患い、運動の際に体に力を入れることが難しくなった経験がありました。生活と歯は切っても切り離せない関係であることを実感し、歯学部への進学を考えるようになりました。
大学では歯学の中でも「歯周病学」を学びました。歯周病は炎症をイメージする方が多いと思いますが、最悪の場合、歯が抜けてしまうことがあります。1本でも多くの歯を維持し続け、多くの方が健康を保てるように研究を行っています。また、社会福祉や医学など、ほかの学問との連携を行い、毎日いろいろな視点から歯学と向き合っています。

この学問のココがおもしろい

臨床実習と並行して患者型模型で繰り返し練習する

歯学の学びは主に、2つの観点があります。1つは病気を患う原因の把握と治療法、もう1つは予防法です。虫歯にならず、歯科に通院しないことが一番よいのですが、日々の飲食で歯ブラシでは取れない汚れも発生するため、予防のために歯科で対応が必要な場合があります。このような歯に関する「どうして」について考えるために、1・2年次は歯科学の全体像や口の構造の把握など、基本を学び、3年次以降は実習を通して虫歯の原因や矯正の必要性について学びます。学ぶほどに歯学の奥深さを実感でき、面白いと感じました。

キャンパスのお気に入りスポット

VR技術を応用した最新システムで技術力を磨く

実際の診療室に近い環境が再現できる「シミュレーション実習室」がおすすめです。ここではデジタルシミュレーターを用いて歯の切削実習を行うことができます。三次元解析システムで歯の切削実習を画像表示できるので、技術を客観的に理解し身に付けられます。さらに、最近はVR技術を応用したデジタルトレーニングシステムも導入されました。仮想映像と実際の歯を削るときの感触が再現されているので、繰り返し練習できます。
また、人のような動作や会話ができる患者ロボットシミュレーションシステムも設置されているので、人の痛みや不快なしぐさを読み取りながら治療実習をすることができ、臨床技術の向上が図れます。ぜひ実際に体験してみてください。

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