岐阜医療科学大学/保健科学部の詳細情報
学科・定員・所在地
学科・定員
臨床検査学科(男女・90名)
放射線技術学科(男女・90名)
所在地
1~4年:岐阜
※変更の場合もありますので、学校が発行している資料やホームページにてご確認ください。
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●チーム医療で活躍できる臨床検査技師をめざす
●次代の医療に貢献できる診療放射線技師をめざす
●大学の徹底サポートで国家試験合格を勝ち取る
本学部は「臨床検査学科」と「放射線技術学科」の2学科を設置し、チーム医療に不可欠な臨床検査技師と診療放射線技師を養成しています。チーム医療が主流となりつつある現代の医療現場に対応するために、全学科の学生がともに学ぶことができる「チーム医療論」「チーム医療演習」など、チーム医療の最前線で活躍できる医療人の養成をめざす科目を開講。次代の医療現場で即戦力となる人材の育成に努めています。
【キャンパス】
関キャンパス
【学生数】
775人(2024年5月1日現在)
【専任教員数】
40人(2024年5月1日現在)
臨床検査学科
【講義・学問分野】
分析化学、生化学、医学概論、臨床医学総論、薬理学、臨床病態学、病理検査学、血液検査学、分析化学、生理検査学、微生物検査学、免疫検査学、食品衛生学、チーム医療演習 など
放射線技術学科
【講義・学問分野】
人体解剖学、放射線生物学、医用放射線物理学、医用電気・電子工学実験、X線撮影技術学、X線撮影技術学演習、核医学技術学、放射線治療学、画像情報工学、臨床実習、チーム医療演習 など
学部の特色

チーム医療で活躍できる臨床検査技師をめざす

●臨床検査学科
臨床検査技師は、脳波や心電図を測定する生理学的検査から、血液や組織片を調べる検体検査まで、病気の発見や予防、各種研究に不可欠なスペシャリストです。患者さまをはじめ、他の医療スタッフなどの多くの人と関わるため、コミュニケーション能力や豊かな人間性が求められます。
本学科では、専門性を高めるように細分化した専門科目と、数ある選択肢の中から自分の興味ある分野を選んで体系的に学ぶことのできる選択科目を設置しています。また、3~4年次には、長年にわたり医療現場を経験されてきた方々の講演や講義を通して、技術面から倫理面までを幅広く実践的な知識として吸収できるカリキュラムを用意。さらに、各分野の検査成績を横断的に眺め、統合的に判断する能力を育成するなど、医療人としての自覚形成にも力を入れています。

次代の医療に貢献できる診療放射線技師をめざす

●放射線技術学科
レントゲン撮影のほか、CTやMRI、核医学、放射線治療など、医学の発展とともに、診療放射線技師の活躍の場はますます拡大。乳がん検診に不可欠なマンモグラフィなどの普及により女性技師のニーズも急増しています。診療放射線技師は、あらかじめ画像の問題点を整理・分析して医師に報告することでチーム医療を一層緊密することができるという重要な役割を担っています。
本学科では、診療放射線技師に求められる知識と技術とともに、医療人としての豊かな人間性の獲得をめざします。基礎分野の知識をベースに、人体の構造・機能・疾病の理解に基づいた機器の操作技術、さらに得られた画像を読み解く力もしっかりと身に付けていきます。また、先端医療現場で活躍されてきた方々を多数招き、より高度で実践的な教育を実現しています。

大学の徹底サポートで国家試験合格を勝ち取る

本学では、学年を問わず全学生が利用できる「教育支援センター」を設置。基礎学力の向上や国家試験合格を力強くサポートしています。
さらに、学科独自の国家試験対策も実施。臨床検査学科では、4年次から月1回模擬試験を行い、試験結果を分析・データ化して学生の指導に反映しています。放射線技術学科では、4年後期に1年次から4年次前期までの学習内容を復習する『放射線総合演習』を開講。また、月1回の模擬試験で習熟度を確認するほか、希望者には苦手科目を克服する年末補講や読影の補講も行っています。
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学べること
臨床検査学科

4分野を深く学べる新カリキュラムで将来の選択肢が広がる!
2022年4月、幅広い医療現場で専門職として対応できる臨床検査技師の養成をめざし、現代医療で重要な4つの分野「生殖補助医療」「超音波検査」「食品科学」「バイオ技術」をより専門的に学べるプログラムを新設。臨床検査学の専門分野を学び、さらに専門性の高い資格を取得することで、多様な働き方が可能になります。
<臨床検査技師を軸にして、多様な分野で活躍できる>
●生殖補助医療を学び不妊治療に貢献
生殖補助医療とは、体外受精をはじめとする新たな不妊治療法です。新しい働き方が加速する社会に、ますます重要な分野です。
●超音波検査のスペシャリストとして活躍
生理機能検査に必要な超音波検査のスペシャリストは、多様化する医療現場のニーズに対応する大切な職種。がんの早期発見やスポーツ障害など、さまざまな分野で専門性を発揮できます。
●食品関連企業の社員、公務員として働く
臨床検査技師国家資格とともに、健康食品管理士や食品衛生監視員などの資格を取得すると、空港などの検疫所で微生物検査や理化学検査などを行えるようになります。
●製薬企業やバイオ技術分野で働く
バイオ技術分野の基礎から専門分野に至る幅広い基礎知識を修得して、製薬企業やバイオ関連企業に就職。医薬品や医療機器、エネルギー食品化学品などの製造や評価・解析などを行います。
【授業・講義】
血液疾患の多様性を理解し、特徴的な検査方法を学ぶ「血液検査学」
循環血球のうち赤血球と各種白血球の形態学的理解、細胞内情報伝達機構および細胞制御機構を理解したうえで、生体内で制御された細胞活動ネットワークを知り、その中での特異的異常ポイント・疾病との関係を深く学んでいく授業です。血液疾患の多様性とその特徴的な検査方法の理解をめざします。
放射線技術学科

専門知識とスキルを備えた診療放射線技師をめざす
先進医療機器を使いこなし、画像やデータを的確に読み解く診療放射線技師を養成。X線CT装置やMRI装置、マンモグラフィ装置などの最新医療機器を教材とし、実際に操作しながら学びます。技術・知識はもちろん、冷静な判断力や豊かなコミュニケーション能力が身に付きます。
【授業・講義】
画像を読み取り臓器を把握する「画像診断学」
X線、X線CT、超音波、MRI、血管造影など、さまざまな装置で撮影された画像を読み取り、器官や臓器の状態を立体的かつ詳細に把握します。
問い合わせ先
【住所・電話番号】
岐阜県関市市平賀字長峰795-1
広報課
【フリーダイヤル】0120-23-4186(広報課直通)
0575-22-9401(代表)