愛知大学/私のイチオシ

高校時代の仲間が箱根駅伝などの目標に向けて練習に励む姿を見て、「自分も大きな目標を成し遂げたい」と公認会計士試験への挑戦を決意。ゼロからのスタートでしたが、授業の簿記科目とキャリア開発講座を活用して簿記2級を取得しました。ベンチャー企業を支える公認会計士をめざすことを決定づけたのは、コロナ禍でのオンライン授業で受講した「マーケティング論」です。ラジオ番組の形式で行われるユニークなこの授業を通じて、最新のビジネス情報をもとにマーケティングの理論を学ぶことができました。

ゼミでは企業の不正会計事案をテーマに研究しました。不正会計の多くは内部告発で明らかになっており、外部の監査人が不正会計を発見するには困難が伴います。そのため内部告発を理由に勤務先で不当な扱いを受けない体制や、不正会計を起こさないための内部統制の構築が必要であるという結論に至りました。実務的な知識を積み重ねる公認会計士試験対策の勉強と異なり、愛知大学では会計の理論や会計基準の歴史的な変遷など、試験対策とは違う視点で会計の本質を考える機会に恵まれました。

愛知大学の名古屋図書館の1階には多目的に利用できるディスカッションルームがあります。人数に合わせて自由にレイアウトを組み替えることができるので、私はゼミの研究や各種プロジェクトで話し合いが必要なときはいつもここを利用していました。個人ブースには電源コンセントがあるので、ノートパソコンを持ち込んで集中して勉強をしたい人に向いていると思います。また、学内のアクセスしやすい場所にあるため、教室間の移動時や何か調べたいと思ったときに気軽に利用できることがとても便利でした。