日本福祉大学/志望理由
子どもたちと楽しさを共感できる
特別支援学校の教員をめざす
※掲載内容は取材時のものです
興味をもったきっかけ
特別支援教育に興味を持ったきっかけは、大学で特別支援教育の体育に触れたことです。この授業では「スポーツに子どもを合わせる」のではなく、「子どもに合った運動・スポーツ教材を教員自らが生み出していく」という内容で、それまで競技スポーツに固まっていた私の価値観は揺さぶられました。特別支援学校の見学や、トワイライトスクール*に参加するなかで、子どもたちと一緒に取り組み、身体を動かすことで体感できる楽しさ・深まり・期待感を味わっていくうちに、特別支援学校の教員を志すようになりました。
*遊びや学び、体験活動、地域交流など、小学校施設を活用して子どもたちの自主性・社会性・創造性などを育む活動
この大学を選んだ理由
大学推薦の声をかけていただいたからです。高校では普通科でしたが、部活動の野球に熱中しており、学業が疎かになっていました。高校3年生の夏、学力での進学が厳しいと感じていたときに、日本福祉大学の硬式野球部のスカウトの方から推薦の話をいただきました。硬式野球部では「学生コーチ」として入部することが条件でしたが、新設のスポーツ科学部では中学校教諭一種免許状(保健体育)、高等学校教諭一種免許状(保健体育)が取得できることと、学生コーチの経験は将来指導者をめざすにあたり貴重な経験になると考え、日本福祉大学への進学を決めました。
将来の展望
大学では「わかる・できる」という楽しむ授業が、「誰一人取り残さない」という取り組みにつながることを学びました。卒業後は、これから出会う子どもたちと「わかる・できる」楽しむ授業実践をめざし、教材づくりに励みます。また、すべての人が楽しめる体育の授業づくりや、パラスポーツの経験を生かして、障害の有無に関わらず、一緒に楽しむことのできる行事や地域交流にも挑戦したいです。