名城大学/私のイチオシ
止まらない好奇心が自分の可能性を大きく広げる
※掲載内容は取材時のものです
夢中になったきっかけ
私が通っていた中学には、「科学技術部」というロボットを作る珍しい部活がありました。小学校からの友人に誘われて一緒に入部したことがきっかけで、ロボットの魅力にハマってしまいました。3年生の時には荷物を運ぶロボットを作り、愛知県のコンテストで3位に入賞。外装などのハード部分も、プログラミングなどのソフト部分も全て自分たちで作りましたが、私は特にプログラミングに興味を持ちました。パソコンで設定した通りにロボットが動くことが面白くて仕方なかったことを覚えています。
この学問のココがおもしろい
プログラミングなどの情報工学の学びは、個人でものづくりをする際にも役立つのが魅力です。私の趣味は電子工作やゲーム製作。授業で学んだ知識を生かして、頭の中のアイデアを以前にも増して具現化できるようになり、高校時代よりクオリティの高いものを作ることができています。
名城大学には「名城大学チャレンジ支援プログラム」があり、アイデアの出し方を学ぶ講座などを受けられます。私はこの講座でいくつものアイデアの種を結びつけて発展させる手法を学び、多くのイベントやコンテストに参加しました。例えば、文系学部の人たちを含めた7人のチームで、旅行計画のわずらわしさを解決する旅行情報共有アプリの開発を手掛けたり、友人2人とチームを組んで出場した「Hack U 名城大学 2022」では、高齢者の見守りシステムを製作して出品しました。ほかにも、商品企画やビジネスアイデアで競い合う「アイデアソン」といったコンテストにも積極的に参加しています。
キャンパスのお気に入りスポット
天白キャンパスにある「M-Studio」です。工具セットなど最低限のアナログ工具のほかに3Dプリンター、レーザーカッター、UVプリンター、デジタル刺繍ミシンなどのデジタル機器も設置されていて、実践的にものづくりができます。私が活動に参加している「Idea×Tech」は他大学の学生も参加する学生団体なのですが、「M-Studio」を拠点に週に1回メンバーが集まり、おのおのが興味のある技術について話し合いながら、お互いの知識の幅を広げるための交流をしています。このように、ものづくりを通じて知り合えた人たちとの交流の中で、新しい世界に目を向ける機会が増え、自分の知らなかったアイデアに触れることができ、自分の可能性の広がりにワクワクしています。ちなみに「Hack U 名城大学 2022」で出品した高齢者の見守りシステムも、この施設で装置を作成しました。