名城大学/私のイチオシ
幅広い分野の学びから自分が本当にやりたいことが見つかる
※掲載内容は取材時のものです
夢中になったきっかけ
高校生の頃、理系のクラスに所属していた私は、進学先の名城大学で学科を選ぶ際、漠然と物理を用いた分野を専攻しようと思っていました。当時の私は、自分のやりたいことが見つかっておらず、学びの中から見つけていこうと考えていたからです。皆さんの中にも、当時の私と同じように大学で自分のやりたいことを見つけようと思っている人は少なくないのではないでしょうか。
私が在籍している理工学部材料機能工学科は、「材料」と学科名にあるので化学分野をメインで扱うと思われがちですが、物性物理工学と材料化学を基礎としています。半導体や機能性材料のほか、さまざまな新材料の研究開発を行うなど、材料を軸として機械や電気など幅広い関連分野を学びます。自分が本当にやりたいことを見つけるためにも、幅広い分野を学ぶことのできる材料機能工学科に進学して良かったと思います。
この学問のココがおもしろい
材料機能工学科は、実験や実習を通して幅広い知識やスキルが身に付くカリキュラムが数多くあります。中でも、量子力学の講義は大きな感銘を受けました。量子力学とは、電子などのミクロな物質を扱う際には必要不可欠で、今まで学ぶことのなかった分野です。高校生のときに意識せずになんとなく覚えてきた公式の成り立ちを学び、バラバラに覚えてきた公式が線で結んだように繋がっていくことに面白さを感じました。また、大学物理で微分積分を使う機会は多く、物理と数学の関連性も高校性のときと比べて、より実感しています。
キャンパスのお気に入りスポット
私のお気に入りスポットは研究実験棟Ⅲです。ここは2020年に建てられた新しい建物で、内装もかなりこだわりがあると思います。私はラウンジで講義の課題や実験レポートの作成を行うことが多く、在籍する学科の教授の研究室もあるため、講義でわからないところや進路に悩んだらいつでも相談できるところがすごく良いと思います。また、大きなテーブルも複数あるので、友人と課題に取り組んだり講義の内容を深めたりするなど、用途に合わせて利用できる点も気に入っています。比較的静かで落ち着いた場所なので、集中して勉強するのにもおすすめです。