名城大学/先輩の学生生活体験記
奥深い数学の世界を究める学び
※学年は取材時点のものです
高校時代の様子
私が通っていた高校は進学校だったので勉強が大変でしたが、部活動を通して自分の成長を感じることができました。中学から始めた陸上の長距離を高校でも続け、2年の夏には先輩方から部長を任されました。初めての経験で不安もありましたが、多く在籍していた後輩も含めて全員が練習を完璧にこなせるように方法を工夫したり、自分から進んで声を出したりなどの努力を重ね、部長の任務を最後までやりきることができました。また部活動の引退後は、高校の教室や図書館などを利用して受験勉強に励みました。
大学で頑張っている「学び」
理工学部数学科に在籍し、代数学や解析学などを学んでいます。私は4年次から始まるゼミで確率論を学ぶため、今は特に数理情報分野の授業の復習に力を入れています。確率論で必要となる測度論とよばれる内容を苦手としているため、ゼミが始まるまでに少しでも理解しておきたいと思っています。また、学部の授業のほかに教職課程科目を履修しています。今は来年度の教育実習に向けて、模擬授業を通して良い授業の実践方法などを学んでいるところです。
この大学に入学して「良かった」と思えること
名城大学は、キャリアセンターや教職センターといった将来の就職に向けた支援がとても充実していると思います。頻繁に行われる「業界研究セミナー」などの講座や「勉強会」のほか、個別面談で相談や添削をしてもらえるなどサポートが手厚いです。また私は三重県から通学しており、片道でおよそ2時間かかります。最初は大変でしたが、慣れれば移動時間も有効に使えますし、電車に乗り遅れないように生活リズムが比較的しっかりしているのも良いところだと思います。
後輩へのアドバイス
私が高校3年のときはちょうどコロナが始まった直後だったので、最後のインターハイが中止になるなど多くの人がつらい思いをしました。高校生の皆さんにはまず今の生活をしっかり楽しんでいただきたいと思います。大学を選ぶときは「あれが苦手だから」などと選択肢を狭めるよりも、将来の就職や学びたいことなど、前向きな気持ちで探す方が勉強にも力を入れられると思います。オープンキャンパスなどで実際に大学に行ってみるのも、雰囲気などがわかるのでおすすめです。
充実した設備やプログラムで起業を目指す学生を応援
名城大学では、「M-STUDIO」という起業活動拠点を用意しています。
「M-STUDIO」内には、3Dプリンターやレーザーカッターなどが用意され、そこでものづくりをしたり、地元企業・スタートアップ企業の社員との交流をしたりすることができます。
また、どうやって起業すればよいのかわからない学生にも基本から学べる「EXPLORER」というアントレプレナー(起業家)育成プログラムも用意しています。
「ベーシック」では、短期集中型でアイデアの創出から事業化までの各種ノウハウやマインドセットの習得ができるプログラムになっています。
「アドバンスト」では、生み出したアイデアを形にし、世の中に出していく支援を受けられ、起業する際の不明点や困りごとが解決できる、あなたのアイデアの事業化を支援するプログラムです。
今後、社会や企業から必要とされる新たな価値やイノベーションを創出する力をこのプログラムを受講することで身に付けることができます!