名城大学/志望理由
法の観点から人の不法行為について研究を深めていきたい
法学部 法学科 3年
Y.I.さん
愛知県立知立高校 卒業
※掲載内容は取材時のものです
興味をもったきっかけ
私が民法を学ぼうと思ったきっかけは、ある鉄道大手企業の認知症鉄道事故裁判に関する本を読んだことがきっかけです。たまたま事故現場が祖父母の家の近くだったことから関心を持ったのですが、近年、高齢化社会が進行することで起こる問題が深刻さを増しており、誰もが当事者や遺族になる可能性があることに気付き、深く考えさせられました。この経験から精神に疾患をかかえた人や認知症の人が起こした不法行為について研究をしたいと思い民法を勉強することにしました。
この大学を選んだ理由
名城大学は、学部・学科の枠を超えたつながりを通じて、さまざまな価値観や考えを持った人たちと出会えるチャンスがあります。視野、思考の幅を広げ、人間として大きく成長できる大学だと思いました。実際に入学後は、サークル活動をがんばったり、「名城大学チャレンジ支援プログラム」でたくさんの人と交流する中で、高校時代とは比べものにならないぐらい新たな発想や面白い視点が見つかりました。このように大学生活の中で、友人たちや大学職員とコミュニケーションが取れる環境がたくさんあるのが魅力です。
将来の展望
私を民法に引き合わせてくれた事故を中心に、精神疾患をかかえた人の不法行為について卒業論文を書こうと考えています。比較研究するため、同様に責任能力が問われない未成年者の判例研究も行う予定です。判例や論文は文章量が多いため理解するまでにどうしても時間がかかります。そのため、時間に余裕を持って計画的に進めていきたいと思います。卒業後は法学部で身に付けた利益関係を比較して正当な結論を導き出す「バランス感覚」を武器に社会人として適切な判断力を持った人間になりたいと思っています。