名城大学/志望理由

私が薬剤師という職業に初めて興味を持ったのは、小学生の頃です。小さい頃から、母から将来の少子高齢化を念頭に、医療を通じて社会に貢献する道を薦められていたこともあり、ざっくりと「将来は医療系の仕事に就きたい」と考えていました。そして、中学、高校と進学するにつれてさまざまな医療職があることを知りましたが、やはりその中でも、地域の薬局やドラッグストアにいて、人々に最も身近な「街の医療人」である薬剤師という職業に憧れ、薬学部に進学することを決意しました。

名城大学 薬学部では、薬学に関する専門的な知識や技術が身に付くことはもちろん、これからの日本社会で求められる新たな薬剤師像について考える機会が多くあります。私は大学1年生の時、授業でさまざまな現役医療人の方から話を聴き、現在の医療現場は機械化が急速に加速し、薬だけを相手にした業務を行う薬剤師は需要がないこと、少子高齢化による地域単位での医療化が進み、人と直接コミュニケーションをとり、適切な服薬指導を行う薬剤師が求められているということを学びました。

私の将来の夢は、国籍・人種・年齢に関係なく身近な健康相談相手、頼れる医療従事者として、人々の健康の保持増進に貢献できる薬剤師になることです。そのためにも興味を持ったことに対して積極的に取り組み、学部を超え多くの人と積極的に関わり、新たな価値観に触れることで、自身の視野を広げることを心がけています。現在、私は「名城大学チャレンジ支援プログラム」に参加したり、「名城大学薬学部青年赤十字奉仕団」の委員長として活動しています。勉強面だけでなく、1人の人間として成長していきたいと思います。