京都外国語大学/学部・学科
学べること
2言語同時学習
英語を基軸にもう一つの外国語を同時に学ぶ「2言語同時学習」は、7言語で開講され、京都外国語大学ならではのマルチリンガル教育です。例えば英語とフランス語の授業では、ハリウッド映画を題材に、英語版とフランス語版の両方から、ことばの比較はもちろん、その背景にある文化の差異まで浮き彫りにします。授業には留学生も参加。ネイティブ・スピーカーならではの意見が聞けるため、日本で習う外国語と実際に使われる外国語との違いも知ることができ、同じ年代の留学生との会話を楽しむこともできます。日本語を客観的に観察することもでき、実際には3言語を同時に学修することで「言語の目覚め」活動となります。このような教育の背景に、言語話者間の仲介者(mediator)となる「平和活動としての言語教育」という理念が存在します。
「安心を届ける言葉のプロに」外国人を支えるコミュニティ通訳
日本には言語の障壁があるために医療、教育、社会福祉、行政、司法などの公的サービスにアクセスできない外国人住民の方々がいます。そんな外国人を支援するのが「コミュニティ通訳」。日本に居住する外国人の増加に伴い、コミュニケーションの橋渡し役として需要が高まっています。京都外国語大学では、コミュニティ通訳に関する専門科目を新設し多文化共生社会の一翼を担う人材を育成します。一定の条件をクリアすれば、卒業時に『ISO13611:2014 通訳ーコミュニティ通訳のためのガイドライン』認証書が授与されます。(対象言語:英語、ポルトガル語、中国語、ロシア語)