京都精華大学/志望理由
その土地らしさが感じられる建築や空間を研究
デザイン学部 建築学科 4年
中野平さん
滋賀県・ECC学園高校 卒業
※掲載内容は取材時のものです
興味をもったきっかけ
高校生の時、さまざまな国に旅をしました。その国ならではの建物や街並みを実際に見て、その場所を体感することで、日本とは違った文化が投影された建築に興味を持ちました。建築分野は建物の設計ばかりを学ぶイメージがあるかもしれませんが、歴史や文化、自然環境、政治など、実はさまざまな視点で考える力が必要です。京都精華大学の建築学部なら、自分の興味を多角的に追究できると思いました。
この大学を選んだ理由
オープンキャンパスに参加して、直感で「ここだ!」と思いました。子どもの頃から海外に興味があったので、日本の各地や世界中から集まった学生と、お互いに文化の違いを理解できる環境は魅力的でした。また、京都精華大学は「自由自治」を大切にしていて、教員も学生が挑戦したいことを全力でサポートしてくれます。大学で過ごした4年間で、自分で考えて行動する力が身についた気がします。
社会との関わり
今、田舎の風景について研究を進めています。チェーン店が沿道に並ぶ田舎の幹線道路は、どの地域に行っても似ていると言われます。それぞれの土地ならではの魅力が風景に現れず、地域の個性が感じられないのはもったいないことです。その土地らしい空間とは何なのか、どうすれば個性が出せるのか、歴史や自然環境、政策などの側面から分析し、地域発展に貢献できるようなアイデアについて日々考えています。