京都薬科大学/志望理由

私が薬剤師をめざしたきっかけは中学生の時の職場体験です。病院見学に行った際、薬剤師の方から医療は医師や看護師、薬剤師、検査技師などさまざまな人の力で成り立っていることを学びました。
また、働かれている薬剤師の方が患者さんから信頼を受け、感謝されている姿を見て「かっこいいな、自分も将来こんな人になりたいな」と思いました。
また、がんで祖父を亡くしたこともあり、大学病院で薬剤師としてベッドサイドで働きながら、がんの臨床研究も行いたいなと思っています。

京都薬科大学は、就職先が多様なことと、薬学教育が充実しているところに魅力を感じました。薬学部の就職先というと病院と薬局の2択しかないと思われがちですが、京都薬科大学は、製薬企業や公務員、大学院への進学など進路はさまざまです。大学生活の中で多くの情報や刺激を受け、自分が本当に興味をもったこと、やりたいことを見つけた時、就職先が絞られることはありません。
また、先生方もその分野のプロフェッショナルばかりで、国家試験に合格するためだけの勉強ではなく、より深い薬学の知識を学ぶことができます。

私は複合的な視点で考えられる人になりたいなと考えています。
大学のカリキュラムはさまざまな教科がオーバーラップするように組まれています。つまり教科を単一で見るのではなくさまざまな視点から考えてほしいというメッセージが込められています。この視点は将来薬剤師として働く際も重要になってきます。症例一つにしても患者さんの背景はさまざまです。そこを考え、一人ひとりの患者さんに寄り添えることが医療を提供するプロフェッショナルではないかと思います。
また、将来私はがん専門薬剤師になりたいと考えています。そこで学部生のうちから学会発表などに積極的に参加し、最先端のがん領域の研究を身をもって感じたいと考えています。