京都薬科大学/卒業後の進路
MRとして「誰一人取り残さない医療」の実現に貢献したい
卒業後の進路:第一三共株式会社(MR職)
薬学部 薬学科 6年
儀間芹菜さん
沖縄県立久米島高校 卒業
※掲載内容は取材時のものです
どのように考えてキャリアを選んだか
医療過疎地で育った経験から、地域医療の充実に貢献したいと考え薬学部に進学しました。
入学時は薬剤師をめざしていましたが、卒業生の皆さんが幅広い職種に進まれていることを知り、自身の将来について再考するようになりました。そこで新しい治療薬を患者さんに届ける製薬企業に興味をもち、MRを志しました。
就活中は大学主催の企業説明会などに積極的に参加し、業界・企業研究を深めました。そのおかげでエントリーシートや面接の回答内容に厚みをもたせることができ、第一志望の企業から内定をいただくことができました。
キャリア選択のポイント
病院実習において、新薬での治療が病状の回復・副作用の軽減につながった患者さん、難治性の疾患を抱えており新薬の開発を待ち望む患者さんを多く目にしました。この経験から、新薬を届けることで治療の選択肢を広げ、患者さんに貢献したいと考えたことがMRをめざす大きなきっかけになりました。
また、MRは医療連携体制の構築にも携わることができ、地域全体の医療の質向上に貢献できる点も魅力に感じました。
今後の夢・目標
地域のニーズに寄り添った医療連携体制の推進に貢献したいです。地域によって医療提供体制には差があり、抱えている問題も異なります。そういった中で、MRとして地域ごとに異なるニーズを汲み取り、患者さんが適切な医療を受けられる環境作りに貢献したいと考えています。
特に医療機関間の連携強化に尽力し、医薬品はもちろんのこと、必要な医療を必要な患者さんに届けることで「誰一人取り残さない医療」の実現ができればと思っています。