立命館大学/志望理由
幅広い視野を身につけながら研究者として成長できる
※掲載内容は取材時のものです
興味をもったきっかけ
化学に興味をもったのは、高校の授業で炎色反応の実験をしたことがきっかけです。燃やすものによって炎の色が変わる、そんな目には見えない反応が空気中で起きていることを確かに感じた瞬間でした。
その後、あらゆる物質が化学で成り立っていると日頃の生活で感じるようになりました。化学に興味はあったものの、その幅広さ故にまだ将来は漠然としており、高校生の時点で明確な夢はありませんでした。そのため、大学は幅広い視野を身につけ、将来を具体的に考えられる場所がいいと思いました。
この大学を選んだ理由
化学が学べる場所の中でも、生命科学部という幅広い枠の中に応用化学科があるところが魅力的でした。
立命館大学の応用化学科では、物質的な化学だけでなく、生物学や医療学などライフサイエンスに関する化学を多様な視点から捉えることができます。実際、有機合成のような実験以外にも、バイオに関連した生物寄りの実験も行いました。また、研究をするうえで必須の英語の学習環境や研究設備が整っており、将来を考えながら研究者としても成長できると考えました。
社会との関わり
日常生活の中で化学が関わっている分野が多様であることを改めて実感しています。大学での学びを深める中で私が興味をもったのは有機化学的な分野でしたが、プラスチックなどの材料から電子機器や自動車などの製品まで、生活基盤と時代に伴った進化を支えているのは化学だと身をもって体感できるようになります。
また、世界的に推進されているカーボンニュートラルや脱炭素社会の実現に向けて、今後変化が求められる分野が化学であることも実感しています。
現在は、生命科学研究科生命科学専攻に所属していますが、卒業後は、研究者として社会を豊かにする製品の研究開発を行いたいと考えています。