京都美術工芸大学/志望理由
京都の街並みの中で自然やアート、文化遺産に触れながら技術を高める

建築学部 建築学科 2年
工藤奈々子さん
岸和田市立産業高校 卒業
※掲載内容は取材時のものです
興味を持ったきっかけ
幼少期から家の新築やリフォームに関するテレビ番組が好きで、よく見ていたことがきっかけです。
その頃から絵を描いたり、自分の理想の家を考えたりすることが好きで、成長するにつれ、ステキな住宅を造っている人たちをかっこいいと思い、建築士に憧れを持つようになりました。
この大学を選んだ理由
建築を学ぶのに専門学校を選ぶ人が多い中、「美術系大学にある建築学部」はめずらしいと思い、興味を持ちました。そしてWスクールという制度を利用すれば、がんばり次第で在学中に二級建築士資格を取得することができ、さらにデザイン系の科目も学べる点がとても魅力的だと思いました。
また、なんと言っても歴史ある京都の伝統的な街並みの中で自然やアート、文化遺産などに触れながら学生生活を送れることは大きな決め手でした。京都駅に近いキャンパスという「通いやすさ」にも惹かれました。
社会との関わり
1年次の授業で、大学近くのカフェに設置する椅子を設計する機会がありました。そして、私がデザインし、3年生の先輩方が形にした椅子が数週間、そのカフェに設置されました。自分の作品が地域の人々や観光客の目に触れ、使ってもらえたというのは、とても感慨深い経験でした。このような地域と関わる体験は貴重で、また、改めて「使う側の人を思いやる」ことの大切さと難しさを学ぶことができました。