大阪体育大学/卒業後の進路
野球で身に付けた体力と精神力を生かし、最前線で人を助けたい
※掲載内容は取材時のものです
どのように考えてキャリアを選んだか
中学生の頃から消防士になりたいと考えていました。一方で、小学校から大学まで野球を続けており、大学2年の春からは引退するまでレギュラーとして試合に出ており社会人野球への道もあったのでとても迷いました。しかし、消防士になりたいという昔からの夢を諦めることはできず、4年の春に選手を引退することを決意しました。
大学内のキャリア支援センターでは、2年の冬から消防士になるための勉強や対策を熱心にサポートしていただきました。野球と勉強を長期間全力で両立させることはとても大変でしたが、学習支援室の先生方のサポートのおかげで最後までやり切ることができ、採用試験に無事合格することができました。
キャリア選択のポイント
消防士をめざす1番のきっかけは、中学生の頃の職業体験です。その頃は将来なりたい職業はなかったのですが、実際に消防隊員の方から聞いたお話や消火活動の体験がとても胸に刺さり、消防士という職業に憧れるようになりました。
ぼんやりと描いていた夢も、大学入学前から本格的に自分で調べるようになり、大変やりがいのある仕事だと思うようになりました。日々、要救助者を救うために訓練をし、人を助けることで感謝していただけること、体力面や精神面の強さが求められることなど、自分にとってはこれ以上ない魅力のある職業だとより感じるようになり、消防士就職に強い大阪体育大学への入学を決めました。
今後の夢・目標
卒業後は4月から半年間、消防学校での寮生活となります。まずは一人前の消防士になるために必要な知識や体力を付けることが最初の目標です。
将来的には救助隊員になりたいと考えています。救助隊は、他県での大規模な災害現場に出向いての救助活動などもあります。私は、最前線で人を助けたいという気持ちがあるため、救助隊員になるための試験に合格することが将来の目標です。そのためにも、ずっと続けてきた野球で身に付いた体力面や精神面を生かせるように、引き続きがんばりたいと考えています。