ももやまがくいん

桃山学院大学

私立大学 大阪府

桃山学院大学/卒業後の進路

沖縄の今を、自分の目で見て伝えていく

顔写真
卒業後の進路:琉球新報社 国際教養学部 英語・国際文化学科 4年 渡具知和奏さん 沖縄県立名護高等学校 卒業

※掲載内容は取材時のものです

どのように考えてキャリアを選んだか

マスコミ業界を視野に入れ始めたのは、中学生の頃からだったと思います。私は、沖縄の米軍基地問題の当事者として、取材される側に立ってきました。声を拾ってくれる記者の存在に救いを感じる一方で、「反対派」というレッテルを貼られ、違和感を覚えてきました。
記者をめざす気持ちが固まったのは、大学の海外研修で訪れたアフリカのルワンダでの経験からです。民族対立から大虐殺が起こった国で、現場に赴き、声を拾う大切さを知りました。沖縄の今を、自分の目で見て伝えていく必要があると痛感し、「記者になること」が確信に変わりました。

キャリア選択のポイント

選挙のためのインスタライブの番組を企画し、視聴者の女性から「誰に投票するか、もう一度考えることにしたよ」と声をかけられ、「想いを人に伝えられる」と実感した経験も、メディアの仕事を志す理由です。米軍基地問題に対して「どうせ無駄だ」と見向きもしない人が多いことに痛みを感じてきた私にとって、初めて人と思いが通じた瞬間でした。
この経験から、記者という職種で、「人と人の想いを繋げるきっかけを創りたい」と思うようになりました。

今後の夢・目標

私は、沖縄から「当事者と一緒に考えようとする人」を増やすことで社会に貢献したいと考えています。沖縄を離れ、基地問題から離れ、私が辿り着いたのは、世界を変えるなら「沖縄からの発信こそが必要」ということでした。
新聞記者として大切にしたいのは、きれいごとで終わらせない誠実さを持つことです。基地問題には「賛成」「反対」では割り切れない点があることを痛感してきました。現場に生きる人々と向き合い、考えていける人を、日本全国から世界中へと広げていきたいと思っています。

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