大阪河崎リハビリテーション大学/リハビリテーション学部の詳細情報
学科・定員・所在地
学科・定員
リハビリテーション学科/理学療法学専攻(60名)
リハビリテーション学科/作業療法学専攻(50名)
リハビリテーション学科/言語聴覚学専攻(30名)
所在地
1~4年:大阪
※変更の場合もありますので、学校が発行している資料やホームページにてご確認ください。
リハビリテーション学部の偏差値を見るプロフィール
●臨床現場に必要なスキルを磨く
●医療職に必要不可欠なコミュニケーション能力を培う
●「地域・予防医学的リハビリテーション」の導入で地域連携・多職種連携を学ぶ
本学は、高い自律性、豊かな人間性、医療従事者としての人格を獲得するため、教養教育を重視しています。高度の専門性を踏まえつつ、その専門性の中に閉じこもることなく、人道的な素養の育成をめざします。
【学生数】
371人(2024年5月1日現在)
【専任教員数】
42人(2024年5月1日現在)
リハビリテーション学科/理学療法学専攻
【講義・学問分野】
心理学、日本語表現、コミュニケーション学、英会話、スポーツ実技、形態・機能学解剖領域、形態・機能学生理領域、運動学、病理学、発育発達学(含運動発達学)、医学概論、精神医学、臨床心理学、理学療法学概論、医療倫理学、地域包括ケアシステム・リハビリテーション論、臨床運動学演習、統合理学療法学、理学療法学PBL、精神科理学療法学 など
リハビリテーション学科/作業療法学専攻
【講義・学問分野】
心理学、日本語表現、コミュニケーション学、形態・機能学解剖領域、運動学、発育発達学(含運動発達学)、医学概論、臨床神経学、整形外科学、リハビリテーション医学、作業療法評価学、画像診断学特論、精神機能作業療法評価学、生活環境・行為学、高齢期作業療法学、身体機能作業療法学、レクリエーション学、統合基礎臨床医学、作業療法学PBL など
リハビリテーション学科/言語聴覚学専攻
【講義・学問分野】
心理学、日本語表現、英会話、リハビリテーション概論(含地域リハビリテーション)、音声学、言語聴覚障害概論、聴覚検査法(含演習)、失語・高次脳機能障害学、言語発達障害学、聴覚障害のコミュニケーション学、小児聴覚障害診断学、成人聴覚障害診断学、アロマテラピー、成人系発話障害学、流暢性障害学、補聴器・人工内耳(含演習)、言語聴覚障害学総論、言語聴覚学PBL、言語聴覚療法管理学 など
入学者・卒業者数
入学者数
57人- 女子生徒数
- 28人
- 男子生徒数
- 29人
- 地元出身学生数
- 32人
- 入学者総数
- 57人
卒業者数
64人- 就職者数
- 54人
- 進学者数
- 0人
学部の特色
臨床現場に必要なスキルを磨く
理学療法学専攻・作業療法学専攻・言語聴覚学専攻では、専門教育において、臨床実習として実際の病院施設等で長期間の実習を行います。
本学では、臨床実習の前に、関連施設や卒業生協力のもと、実践的演習による指導を行い、「療法士として行動できる力」「臨床現場で課題を見つけて自ら改革できる力」を身に付けます。また、「OSCE(客観的臨床能力試験)」も実施。模擬患者に対して医療面接や検査測定を実施し、客観的な評価を行い臨床的な能力の到達度の確認、指導を行います。
●国際交流・海外短期留学/国際交流協定を結んでいる海外の大学と国際交流・短期留学が可能。異文化に触れることでコミュニケーション能力の向上やセラピストに必要な豊かな人間性を育めます。
医療職に必要不可欠なコミュニケーション能力を培う
療法士は医師や看護師などの他の医療職はもちろん、患者さんとのコミュニケーションも必要不可欠です。自己表現能力を高め、他者の意見の尊重、チームワークのあり方、対人関係を学ぶため、コミュニケーション学・日本語表現・少人数グループ学修・各種演習などの科目を展開しています。
●「IPE=多職種連携教育」/1年次から徒歩圏内にある関連医療施設を見学するなど、チーム医療を理解実践するためのIPE(多職種連携教育)を実施。医療チームを担える医療人を育成します。また、全国の医療・保健・福祉系を学んでいる学生と合同で行うIPEセミナーで大学の垣根を越えた学びを得ることが可能です。
「地域・予防医学的リハビリテーション」の導入で地域連携・多職種連携を学ぶ
本学では、これからの医療現場において必要不可欠な、地域連携・職種間連携の教育、および疾病の予防・健康への啓発を行う予防医学の教育に力を注ぐため「地域・予防医学的リハビリテーション」の科目群を導入しています。
●地域連携・職種間連携/病院や施設で医療に携わっている多様な専門職の知識・技術の概要を知り、どのように連携するかを学びます。さらに、医療領域での連携、地域の保健医療福祉計画、保健福祉領域の連携などの内容についても学びます。
●予防医学/予防医学とは、病気を未然に防ぐ学問です。これまでの予防医学は、疾病や障がいの早期発見や、再発防止に重点がおかれていましたが、本学では一次予防(いわゆる、健康な時期に運動、休養、栄養など生活習慣の改善や生活環境の改善をはかり、疾病の発生予防や事故による障がいの発生を防止すること)を確立するため、カリキュラムを編成しています。
学べること
リハビリテーション学科/理学療法学専攻
基礎から専門知識・技術まで幅広く学ぶ
「起き上がる・立ち上がる・歩く」などの基本的動作能力に対するリハビリテーション技能を学修します。
病気やケガの予防法やトレーニング法等、さまざまな場面で必要となる技能を修得します。
〈1年次〉理学療法士として基礎的な科目を学びながら、豊かな人間性と教養を養います。
〈2年次〉専門的な知識・技術を深め理学療法士としての素地を作ります。
〈3年次〉障がいに応じた評価や訓練方法を学び、治療計画の立案や結果を予想し評価するスキルを身に付けます。
〈4年次〉専門職として総合的な学修を行い、4年間の総仕上げをします。
【授業・講義】
内部障害理学療法学実習
呼吸器疾患の患者さんへの運動療法等を学びます。自転車エルゴメーターを使用して持久力をつける運動療法に加え、酸素を上手に取り込む呼吸方法の指導方法を学修。外見からでは理解されにくい、心臓疾患や呼吸器疾患の患者さんにどのようなリハビリテーションを行えばよいのかを学びます。
リハビリテーション学科/作業療法学専攻
基礎から専門知識・技術まで段階的にスキルアップをめざす
「食べる・着替える・トイレができる」などの日常生活を支える身体機能に対するリハビリテーション技能を学修します。「からだ」だけでなく「こころ」に障がいがある人に対応できる技能を修得します。
〈1年次〉作業療法士として基礎的な科目を学びながら、豊かな人間性と教養を養います。
〈2年次〉専門的な知識・技術を深め作業療法士としての素地を作ります。
〈3年次〉障がいに応じた評価や訓練方法を学び、治療計画の立案や結果を予想し評価するスキルを身に付けます。
〈4年次〉専門職として総合的な学修を行い、4年間の総仕上げをします。
【授業・講義】
高次脳機能評価学
空間の認知や道具の使い方、言葉や記憶など、脳の損傷によって引き起こされる意識障害や注意・記憶障害。これらの症状の具体的な特徴を知り、有効な治療・援助の方法を学修します。
リハビリテーション学科/言語聴覚学専攻
基礎から専門知識・技術を身に付け、幅広く活躍する
子どもから高齢者までことばを「聴く・話す・読む・書く」ことに対するリハビリテーション技能や、食べ物をかんで、飲み込める楽しみを支援する技能を学修します。小児発達障害に対する支援方法や早期発見・早期対応を可能にする技能を修得します。
〈1年次〉言語聴覚士として基礎的な科目を学びながら、豊かな人間性と教養を養います。
〈2年次〉専門的な知識・技術を深め言語聴覚士としての素地を作ります。
〈3年次〉障がいに応じた評価や訓練方法を学び、治療計画の立案や結果を予想し評価するスキルを身に付けます。
〈4年次〉専門職として総合的な学修を行い、4年間の総仕上げをします。
【授業・講義】
言語発達障害治療学
主にことばの発達に障がいがある子どもの評価方法や支援方法を学びます。知的障害や学習障害など、子どもの発達診断に関する知識だけでなく、演習を通して検査法やリハビリ手法も身に付けます。臨床経験豊富な先生が揃い、難しい内容でも色々なエピソードを含めてわかりやすく指導しています。
アドミッションポリシー
入学者受け入れの方針
学部のアドミッションポリシー
(1)リハビリテーション領域における専門知識や技術を身につけるための学力を有し、生涯にわたって学び続けることができる人
(2)他者への思いやりと協調性をもち、柔軟にものごとを考え、主体的に行動できる人
(3)医療を通じて地域社会の人々と深く関わり、努力を惜しまず、心から寄り添い支援できる人
専攻のアドミッションポリシー
(1)理学療法学専攻
「からだの動き」を科学することに興味がある人
(2)作業療法学専攻
「「こころ」と「からだ」の生活行為」を科学することに興味がある人
(3)言語聴覚学専攻
「ことば・聴こえ・嚥下」を科学することに興味がある人
リハビリテーション学部の主な就職先
河崎病院、大阪医科薬科大学病院、森之宮病院、協和会病院、友愛会病院、阪堺病院、清恵会三宝病院、邦和病院、正風病院、吉川病院、和泉市立総合医療センター、高石藤井病院 …ほか
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