大阪河崎リハビリテーション大学/私のイチオシ
作業療法は自分自身の人生にも役立つ学び
※掲載内容は取材時のものです
コレ知ってる?
学生生活での行事や試験、部活動などで、とても集中して没頭していること、または退屈や不安を感じることはありませんか?この違いはフロー理論で説明できます。フローとは、スポーツなどでいう“ゾーンに入る”ことで、自分の能力と取り組む課題の難易度がちょうど良い状態を指します。難し過ぎると不安に、逆に簡単過ぎると退屈になります。生活の中で退屈に感じた時は、もっと挑戦できることを探してみましょう。不安に感じる時は、難易度を下げてから段階的に上げ、自分を少しずつ成長させる取り組みを考えると、生活や人生が楽しくなっていきます。
この学問のココがおもしろい
作業療法は、対象者の方が望む生活へ少しでも近づくように、困っていることを解消したり、やりたいことができるように援助したりします。その人がどんな人生を歩んできたか、どんな生きがいがあるのかを知ることから始まる作業療法を通して、多くの方々が歩んできた人生を追体験でき、驚かされることが多々あります。障害者の方と一緒になって問題を解決していく作業療法を学ぶと、自分自身の問題解決能力が高まっていくというメリットも。また、人助けになるだけでなく、自分自身の生活や人生にも役立てることができます。
キャンパスのお気に入りスポット
本学では、理学療法士、作業療法士、言語聴覚士をめざす各専攻全てで、園芸療法士の資格を取得することができます。園芸療法を学ぶ場として、第一・第二イネーブルガーデン(可能性を広げる庭)という2つの庭園があり、花や野菜、ハーブなどを育てることができます。また、第二イネーブルガーデンには、手作りのピザ窯や調理スペースがあり、ピザパーティーなどを自然の中で楽しむことができ、園芸を楽しむサークル活動でも活用されています。