大阪河崎リハビリテーション大学/卒業後の進路
家族や友人に代わり支えになれる理学療法士に
卒業後の進路:医療法人曙会 和歌浦中央病院
リハビリテーション学部 リハビリテーション学科/理学療法学専攻 4年
駒木隆忠さん
和歌山県立貴志川高校 卒業
※掲載内容は取材時のものです
どのように考えてキャリアを選んだか
私が小学生の頃、入院していた祖父のリハビリについて行ったことがあり、初めて理学療法士という職業を知りました。そして高校で卒業後の進路を選択する際、思い出したのは祖父のリハビリの様子でした。私が理学療法士になれば、今後家族や身の回りの人に何かあった時、入院生活や通院リハビリの時間以外でも何らかの形でサポートできると感じ、理学療法士になることを決意しました。
キャリア選択のポイント
大阪河崎リハビリテーション大学では、1年次から年に一度、臨床実習があります。初めての長期実習でお世話になった病院施設では、患者様一人ひとりの性格や趣味、自宅での生活環境など、「その人らしさ」について知ることの大切さを教わり、患者様それぞれの個性を尊重してリハビリにつなげている点が特に魅力的に感じました。私にとってもそうした携わり方が自分らしく、理学療法士として学び続けることができると思えたことが、卒業後の進路の決め手となりました。
今後の夢・目標
私が内定をいただいた病院施設では、患者様の入れ替わりは緩やかであり、患者様の中には自宅に帰ることが困難で、長期間の入院生活を送られている方も少なくありません。ご家族やご友人と会うことが難しい中で、一日数十分のリハビリの時間が唯一の楽しみである患者様もおられます。会えないご家族やご友人の分まで、身体的にも精神的にもサポートできる理学療法士になれるよう、患者様一人ひとりのリハビリに対して、一期一会の気持ちを大切に携わっていきたいです。