おおさかかわさきりはびりてーしょん

大阪河崎リハビリテーション大学

私立大学 大阪府

「崎」の右側のつくりは、実際には“奇”ではなく“竒”です。

大阪河崎リハビリテーション大学/学部・学科

学べること

身体障害からの回復や障がいの予防を目的とし、理学療法を学ぶ〈理学療法学専攻〉

「起き上がる・立ち上がる・歩く」など動作能力のスペシャリスト

理学療法はケガや病気により身体に障がいがある人や、障がいを持つことが予測される人に対し、「起き上がる・立ち上がる・歩く」などの基本的動作能力の回復や障がい悪化の予防を目的として行われます。失った機能の回復と眠っている機能を覚醒させるのが理学療法です。

「理学療法士のポイント!」
◇できなかったことができるようになる感動を共有
事故や病気などで身体機能が衰えた患者さんに対して、治療への意欲を高める声かけや運動療法などを工夫しながら実施。起き上がる、立つ、歩くなど「できなかったことが、できるようになる」感動を共有できる点が大きなやりがいです。

「運動学」教育の充実/基本的動作能力の改善には「動作を正確に見る目」が必要です。本学では人体の動きの基本的知識や、障がいがある人の動作を分析する手法など、「運動学」教育に力を入れています。
関連施設での実習/臨床実習前に徒歩圏内にある関連施設で事前実習(プレ実習)を実施。実際に患者さんや施設利用者の方に協力してもらい、理学療法士資格を持つ教員の指導のもと、検査・測定の実習を行います。関連施設が近隣かつ複数ある本学ならではの取り組みです。
予防リハビリテーションなどの学修/自治体や地域社会と連携した地域リハビリテーション、身体機能を悪化させないための予防リハビリテーション、プロスポーツ選手のケアやトレーニングに生かせるスポーツリハビリテーションなど、さまざまな分野を学びます。

「こころ」と「からだ」の両面から生活を支える、作業療法を学ぶ〈作業療法学専攻〉

「食べる・着替える」などの日常生活動作のスペシャリスト

作業療法は日常生活動作(着替え・トイレなど)や仕事、遊びなどの活動を通して治療を行うリハビリテーションです。障がいがある全ての人に対するリハビリテーションであり、「からだ」だけでなく「こころ」の障がいも対象としていることが大きな特徴です。

「作業療法士のポイント!」
◇手芸・工芸・工作などの趣味を仕事に生かせる
リハビリテーションの一環として、患者さんと一緒に手芸や工芸活動などを行ったり、日常生活を快適にする自助具を作ったりと、手を動かして何かを作る機会がたくさんあります。創作意欲の豊かな人には非常に向いている仕事です。

生活サポートまで重視/作業療法は手足の動作だけでなく、患者さんの生活を見据えてサポートします。「自立した生活を送りたい」と考える患者さんの希望を叶えるため、日常生活動作を回復するための知識や技術、暮らしやすい器械・住宅設備のあり方を学びます。
生活心理学などの応用/作業療法では、身体に障がいがある人だけでなく、心に障がいがある人や発達に遅れが見られる子ども、認知症の高齢者など、さまざまな人を対象とします。そんな患者さんを取り巻く複雑な環境を理解するためにも、相手の価値観に共感する力を養います。
卒業後は留学も可能/作業療法学専攻は文部科学省基準に加え、世界作業療法士連盟(WFOT)が提唱するカリキュラムを採用しており、卒業後に海外への留学や就職が可能です。多様な能力が身に付くカリキュラムを学んだ本学の卒業生が世界で活躍しています。

ことばや聴こえ、飲み込みの機能を維持・向上し、人間性の回復を支援する〈言語聴覚学専攻〉

ことばを「聴く・話す・読む・書く」ことのスペシャリスト

言語聴覚療法は、たとえば脳梗塞の後遺症で、人や物の名前を言おうとしても出てこない(失語症)などといった患者さんに対して行います。ほかにも発音に障がいがある、難聴があるといった、障がい児・者に対する療育・訓練を行ったり、加齢や障がいにより“食べる”という行為が難しくなった人の支援などがあります。
言葉や食べ物は地域・文化・年代・職業などによって個人差が大きいため、言語聴覚士は病気や障がいに関する知識以外にも幅広い関心と知識を持つことが必要です。

「言語聴覚士のポイント!」
◇仕事とプライベートを両立、女性も長く勤めやすい
言語聴覚士は女性が多く、出産や育児といったライフイベントの影響を受けたとしても、国家資格であるため、職場復帰も比較的容易。ライフワークバランス(プライベートと仕事の調和)に優れていることは大きな魅力です。

臨床現場の見学機会が豊富/言語聴覚士の仕事は、対象となる患者さんをよく観察し、理解するところから始まります。認定こども園や特別支援学校、本学敷地内にあるクリニックの現場見学など、子どもと接する機会が充実。子どもが発することばへの関心を高めるための生きた知識が得られます。
全国的にも珍しい取り組み/3年次に行う4週間の臨床評価実習に備え、OSCE(客観的臨床能力試験)を実施。模擬患者に対して検査を行い、実際の実習に不安なく臨めるようにサポートしています。OSCEを言語聴覚士の専攻で取り入れている学校は全国的にも珍しく、本学ならではの特色と言えます。
専用教室や設備も充実/複数ある校舎のうち、2号館の2・3階は言語聴覚学専攻専用の教室棟です。第1・2演習室をはじめ、小児言語室や音声演習室、聴覚演習室など専門的な設備を整え、さまざまな障がいを正しく評価する手法が学べます。

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