大阪保健医療大学/保健医療学部の詳細情報
学科・定員・所在地
学科・定員
リハビリテーション学科/理学療法学専攻(70名)
リハビリテーション学科/作業療法学専攻(30名)
所在地
1~4年:大阪
※変更の場合もありますので、学校が発行している資料やホームページにてご確認ください。
保健医療学部の偏差値を見るプロフィール
●[理学療法学専攻]医療分野と理学療法の知識を兼ね備え、身体の基本動作を支援するスペシャリストに
●[作業療法学専攻]対象者にとっての「暮らしやすさ」を支援できるスペシャリストに
リハビリテーション学科では「理学療法学専攻」と「作業療法学専攻」の2つの専攻を設置。
革新的なリハビリテーション医学・医療の研究開発、医療と地域の福祉との連携に必要な基盤作りなど高齢社会のニーズに応える高度な専門知識・理論・応用力を持った人材を育成します。
【キャンパス】
天満橋キャンパス
保健医療学部/リハビリテーション学科[理学療法学専攻、作業療法学専攻]
【学生数】
400人(2024年5月1日現在)
【専任教員数】
29人(2024年5月1日現在)
【大学院】
保健医療学研究科/保健医療学専攻/生活機能支援学分野
脳神経疾患身体障害支援学領域[職業実践力育成プログラム(BP)認定講座]/[教育訓練給付制度(一般教育訓練)指定講座]
運動器疾患・スポーツ傷害身体障害支援学領域[職業実践力育成プログラム(BP)認定講座]/[教育訓練給付制度(一般教育訓練)指定講座]
認知・コミュニケーション障害支援学領域[教育訓練給付制度(一般教育訓練)指定講座]
健康生活支援学領域[教育訓練給付制度(一般教育訓練)指定講座(継続申請予定)]
リハビリテーション学科/理学療法学専攻
【講義・学問分野】
解剖学基礎実習、理学療法評価学演習、運動療法学、臨床心理学、小児科学、精神医学、スポーツ医学、義肢装具学演習、日常生活活動学・演習 など
リハビリテーション学科/作業療法学専攻
【講義・学問分野】
運動学基礎演習、病理学概論、整形外科学、身体障害治療学、精神障害治療学、発達障害治療学、老年期障害治療学、作業療法治療学演習、高次脳機能障害学 など
学部の特色

[理学療法学専攻]医療分野と理学療法の知識を兼ね備え、身体の基本動作を支援するスペシャリストに

医療や福祉の分野はもちろん、スポーツチームのメディカルスタッフとしても活躍のステージを広げています。
障がいのある対象者と向き合う実学実習を配置し、コミュニケーション能力とともに理学療法の実践・技術力を磨きます。
同時に人間教育にもウエイトを置き、誰からも信頼されるセラピストを育成します。
★11年連続 国立病院機構・公立病院への就職実績あり

[作業療法学専攻]対象者にとっての「暮らしやすさ」を支援できるスペシャリストに

「食べる」「着替える」などの日常生活に関わる「作業」ができるように治療や援助することはもちろん、「仕事」や「趣味」「遊び」などが行えるようにサポート。
子どもから高齢者まで、対象となる障がいの範囲も広いため、その人の立場となり、情熱を持って、一緒に考え進めていくことが大切です。
作業療法学専攻では、それらを学び、経験できる学習機会を多く設けています。
大阪保健医療大学は、WFOTの認定校です。
本学を卒業し、作業療法士になると国際的に活躍する道が拓けます。
[WFOTとは?]
WFOTとは、世界作業療法士連盟(World Federation of Occupational Therapists)という国際的作業療法士の団体のことで、作業療法の国際的な推進を行うことを中心に、作業療法の普及や発展・教育研究水準の維持・改善などを目的とする組織です。認定を受けるには、教員数・カリキュラム・臨床実習時間数などのさまざまな条件が定められており、その教育研究の水準の高さの証明書といえます。
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学べること
リハビリテーション学科/理学療法学専攻

[3つの学びのポイント]
(1)1年次から始まる少人数制ゼミナール
少人数ゼミにより、教員と距離が近いので、相談しながら学べることはもちろん、さまざまな専門分野を早い段階で知ることで、モチベーションを高めながら、自分の興味が持てる領域を見つけることが可能です。
(2)多彩な臨床の現場を知るプロが、学生の希望をかなえるために指導
教員は病院、介護老人保健施設、訪問看護ステーション、教育機関などさまざまな臨床の現場を知っているプロぞろい。スポーツ分野をはじめとする学生のあらゆる志向に応えます。
(3)就職やキャリアにつながる実践力が身につく
天満橋キャンパスには「大学院」を設置しており、臨床現場から最高の“生活機能支援”を考える医療関連職の育成をめざして、高度で実践的な研究が行われています。また、彩都キャンパスには、最先端医療を学ぶとともにリハビリ×スポーツ領域を追及する「彩都スポーツ医科学研究所」があり、学内には各種設備や医療機器を完備。リハビリ単科大学ならではの高度な学習環境を整えています。
[在学生によるオススメ授業紹介]
〇グループで学べて楽しい「解剖学基礎演習」
この授業は複数の先生とグループワークで行う授業で、骨模型や骨標本を使って骨の名称を覚えたり、紐やテープなどで筋の形を作ったり、筋がどこからどこまでついているのかグループで話し合ったり、時にはクイズをしたりもします。グループで協力して話し合いながらできるのでしっかりと知識が身に付き、実際に自分の手で触ったり、作ったりするのでとても楽しくて印象に残っています。
〇授業で資格取得も!「障がい者スポーツ指導論」がオススメ
この授業はパラスポーツについて学ぶもので、障がいのある方がどう工夫してスポーツを行っているのかや、そのサポートの仕方などを座学と実技を通して習得します。授業では実際にパラスポーツを行います。学生同士でチームを組んで対戦するのですが、障がいを持った人がどのように体を動かすのか、得点を取るためにどう工夫すればいいのかを考えながら行動しなければなりません。通常よりも得点に結びつけるのが難しいですが、難しいからこそよりおもしろいと感じています。その講義を担当するのが島先生で、先生はパラリンピックに参加するなど障がい者スポーツにとても詳しい方。授業中も作戦を考える時間をくれたり、対戦を見守りつつアドバイスしてくれたり、熱心にサポートしてくださいます。この授業は資格も取得できるので、スポーツ関係の仕事に就きたい人にもオススメです。
リハビリテーション学科/作業療法学専攻

[3つの学びのポイント]
(1)さまざまな人たちとの関わりで「協調性」を養う
学年を超えた学習システム「ラーニンググループ活動(LG)」で学生自らが考え学び、リーダーシップを養成。学生たちが活動内容を企画し、予算を組み、実行し、活動後の報告と決算を行います。活動テーマは「街のバリアフリーを調査する」などさまざま。多様な個性と考え方の違いを認め合いながらマネジメント能力や協調性を身に付けます。
(2)自分自身で学んだもの+「発想力」を磨く
座学で学んだ基礎的知識から応用的な学びを実践。障がい当事者の生活を想像しながら、個別の「作業」の必要性について探索し、従来の「作業」にはなかったものを自分なりに発想し、対象者にとって新しいものを生み出す力を磨いていきます。
(3)リアルな体験や実践的な講義で「実践力」が身につく
3年次までに学んだ科目を実践でどのように活用するかについて障がい当事者の方に学内へお越しいただき作業療法評価・介入について教員指導の下、演習を行います。また、障がい当事者との関わり方や作業療法士としての心構えなどについても実践を交えながら学ぶことが可能です。この授業で学ぶことは病院や施設での臨床実習に沿った内容となっており、実際の作業療法場面で発揮できるよう、より実践的なプログラムを用意しています。
また、世界作業療法士連盟の基準に則った豊富な実習時間を設けることで、現場が求める「実践力」を在学中に身に付けることができます。
[在学生によるオススメ授業紹介]
〇「作業療法学総合演習(LG)」がオススメ
この授業は1年生から3年生まで全員で行う授業になっており、各学年2~3人ずつ集まり、3年生がリーダーになってグループワークを行います。この授業では先輩方とたくさんお話ができるので、先輩方の考え方も学べます。それをヒントに自分の作業療法としての考え方や視野が広がるため、とてもいい影響を受けることができます。このほか、先輩がどのようにテスト勉強や対策を行っているのかを知ることができますし、勉強でわからないことなどを気軽に聞けるので役立つことが多いと感じています。
〇障がいのある方と実際にふれあえる「作業療法技術論 I 」
この授業ではダウン症の方が参加するサッカースクールに私たちも参加し、実際に関わりながら学びを深めることができます。学校で座って受ける授業とは違い、参加者と実際に関わったり、ご両親のお話を聞いたり、新しく学べることがたくさんあり、とてもいい経験ができます。普段の生活で障がいのある方と関わる機会がほとんどないので、こうした機会を持てるのはとても貴重。私自身、障がいに対するイメージが以前と変わった気がしています。もしかすると今、障がいに対してマイナスのイメージを持っている人もいるかもしれませんが、それは身近に障がいのある方がいないため、わからないからこそ生じるイメージなのではないかと考えます。だからこそ、私はより多くの人がダウン症などの障害のある方と実際に関わり、身近に感じることが大切だと思っています。
アドミッションポリシー
リハビリテーション学科/理学療法学専攻
(1)リハビリテーションの対象となる人々の健康や生活、疾病や障がいに関心を持っている人(主体性・多様性・協働性)
(2)相手の気持ちを受け止め理解するために基本的な注意や応答のできる人(主体性・多様性・協働性)
(3)理学療法学を学ぶための基本的な能力(知識・技能)を有している人(知識・技能)
(4)自律した生活を送るための思考力、判断力、表現力を有し、自身の役割や責任を果たすことができる人(思考力・判断力・表現力)
(5)必要な知識・技能の修得に際して主体性をもって計画・行動し努力を惜しまない態度・姿勢を有している人(主体性・思考力・判断力・表現力)
リハビリテーション学科/作業療法学専攻
(1)作業療法に対する自己の適性を正しく認識し、それを明確に表現できる人(思考力・判断力・表現力)
(2)必要な知識や技術を学ぶための思考力や判断力など基本的学習能力がある人(知識・技能)(思考力・判断力・表現力)
(3)作業療法に必要な知識や技術の獲得に主体的であり努力を惜しまない人(主体性・多様性・協働性)
(4)対象者や関係者の意見や気持ちを受け止め、共感し理解した上で対応できる能力を備えた人(主体性・多様性・協働性)
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問い合わせ先
【住所・電話番号】
事務局(天満橋キャンパス)
【フリーダイヤル】0120-581-834