神戸松蔭大学/卒業後の進路
心理学科での学びを活かし、子どもと密に関わり支援したい

※掲載内容は取材時のものです
どのように考えてキャリアを選んだか
以前から子どもが好きで、子どもと関われる仕事がしたいと漠然と思っていました。進路を決定した大きな転機は、大学3年生の時から始めた学童保育のアルバイトです。さまざまな子どもと関わっていく中で、子ども一人ひとりとじっくり向き合える児童指導員をめざすことにしました。
就職活動では、キャリア支援課の方にとてもお世話になりました。大学院に進学するのか、就職するのかという相談から始まり、就職1本に絞ってからはガクチカ(学生時代頑張ったこと・力を入れたこと)の選定から履歴書の添削や面接練習までを指導していただきました。沢山の応援のおかげもあって、無事内定をいただきました。
キャリア選択のポイント
幼稚園から中学校まで発達障害のある友人がいたこともあって、発達障害について関心を持つようになり、学童保育のアルバイトを通して、想像よりも発達障害や発達に不安のある子どもが多くいることを学びました。また、子ども一人ひとりにじっくり向き合っていくためには、一対一かそれに近い環境が必要だとも感じるようになりました。
そこで心理学科での学びを活かしつつ、子どもと密に関われる個別支援を主に行っている療育(障がいのある子どもの発達支援)施設を選択しました。何より、子どもたちの言動や笑顔にとても癒される職業でもあるため、ここで頑張りたいと思いました。
今後の夢・目標
心理学科の授業を通して、一見理解できないような子どもの言動にも、何かしらの訴えが込められていることを学びました。そして、学童保育のアルバイトを通して、子どもたちが伝えたいことを汲み取ることの難しさを学びました。これらの経験から、上手く言語化できない感情や訴えにも気づけるようになりたいと思うようになりました。
特に、私が就職する予定の療育施設は、幼児も通っています。そのため、発語が苦手な子も多く、意思疎通がさらに難しい場合もあります。そのような子どもたちに対しても、決めつけで動かず、言動の背景や理由をしっかりと考えて思いやれる指導員になりたいです。