比治山大学/卒業後の進路
教育実習を通して教員としての理想像を確立できた
※掲載内容は取材時のものです
どのように考えてキャリアを選んだか
小学校教諭になることをめざして比治山大学に入学しました。
在学中は、教員をめざす理由を熱く語れる友達に囲まれていたので、漠然と教員をめざしている自分に引け目のようなものはうっすらと感じていましたが、実習を通して気持ちが固まり、覚悟を決めました。
キャリア選択のポイント
教育実習が一番のポイントだったと思います。
今思えばあっという間でしたが、当時は本当に長い1か月だと感じました。子どもたちの前で授業する力を身に付けるのが大きなポイントですが、実際に始まってみると目まぐるしくてバタバタで、とにかく気力体力を十分蓄えておくことが大事だと痛感しました。
実は実習最終日に体調を崩してしまい、実習を終えた後はしばらく自信をなくしていました。その時に、「本当に先生になれるのかな?」「向いているのかな?」と思いつつも、実習で先生たちが働く姿を見て「やっぱりやりたい!」と覚悟が決まったことを覚えています。実習の前までは漠然としたイメージしかなかったのですが、実習を終えてからは「こういう先生になりたい」とめざす形が見えてきました。
今後の夢・目標
教員としてのやりがいは、クラスでどれだけ楽しく授業ができるかということと、子どもが問題を解いたり分かったりした時に喜びや達成感を感じているのが伝わってきた時です。
また、それ以上に自分のモチベーションになっているのは、子どもが笑って学校に来て、笑って帰っていくことです。社会人1年目の時は、1人の子どもに意識が向くと他の子どもにまで思うように目が向けられなくなったりしてしまうこともありました。子どもとの信頼関係を築くのは決して簡単ではないことですが、しっかり話を聞いて向き合い、少しずつ関係性を深めていきたいと思います。