福山大学/工学部の詳細情報
学科・定員・所在地
学科・定員
電気電子工学科(30名)※2024年4月、現在の「スマートシステム学科」から「電気電子工学科」に名称変更建築学科(70名)
情報工学科(60名)※2024年4月より、情報工学科の入学定員を現在の50名から60名に変更機械システム工学科(50名)
所在地
1~4年:広島
※変更の場合もありますので、学校が発行している資料やホームページにてご確認ください。
工学部の偏差値を見るプロフィール
●学科の粋を超えて広く学ぶ「みらい工学教育プロジェクト」
●地域に密着したテーマに取り組む「ひと・まち・くらしプロジェクト」
●安心安全なくらしを支える「社会安全工学」
工学部は、幅広い教養と各専門分野における高度な工学専門知識・技術を修得し、広い視野と豊かな人間性を備えた実践的な技術者の養成を行うとともに、各専門分野における新しい技術を創造し、社会に貢献することを目的としています。
【キャンパス】
広島県福山市
【学生数】
640名(2023年5月1日現在)
【専任教員数】
39名(2023年5月1日現在)
【大学院】
工学研究科/電子・電気工学専攻(修士課程)、建築学専攻(修士課程)、情報処理工学専攻(修士課程)、機械工学専攻(修士課程)、電子情報工学専攻(博士課程)、地域空間工学専攻(博士課程)、設計生産工学専攻(博士課程)
電気電子工学科※2024年4月、現在の「スマートシステム学科」から「電気電子工学科」に名称変更
【講義・学問分野】
電子基礎、回路理論、デジタルシステム、アナログシステム、半導体工学、安全工学、スマート防災システム、ものづくり加工法、電子デバイス など
建築学科
【講義・学問分野】
建築デザイン論、設計製図演習、生活デザイン論、CAD演習・CG演習、都市計画 など
情報工学科※2024年4月より、情報工学科の入学定員を現在の50名から60名に変更
【講義・学問分野】
プログラミング入門、実用ネットワーク管理、マルチメディア論、ゲームプログラミング、人工知能、アプリデザイン演習 など
機械システム工学科
【講義・学問分野】
感性デザイン、防災工学、環境工学、メカトロニクス、機械工学実験、ロボットデザイン、カーエレクトロニクス、自動車工学実習 など
学部の特色
学科の粋を超えて広く学ぶ「みらい工学教育プロジェクト」
工学部では、学生の素質や能力に応じて主体的な学びを重視する教育プロジェクトを1年次から実施しています。本プロジェクトは、学科を超えて各学科の学生が協調して目標に向かって取り組む問題解決型学修法であり、例えば、ロボット競技「ETロボコン」の全国大会出場をめざす「知的生産技術学習プロジェクト」、「UXデザインに基づく大学Web改善プロジェクト」など、さまざまなプロジェクトを実施しています。異分野の学生の多様な能力が発揮されることによって新しいアイデアの誕生が期待され、ものづくりに対する喜び・充実を体得、人間力(考える力、行動する力、判断する力、改善する力、コミュニケーション力)形成にもつながります。
地域に密着したテーマに取り組む「ひと・まち・くらしプロジェクト」
「ひと、まち、くらし」をキーワードに地域の活性化につながるテーマについて、地域の産業界や自治体組織などと連携して取り組む活動を行っています。各学科が専門性に応じて取り組む本プロジェクトは、一連の活動を通して地域社会のニーズを知り、社会人基礎力や学士力の効果的な向上をめざします。
安心安全なくらしを支える「社会安全工学」
安全という考えは、ものづくりを担う技術者にとっては必須の概念です。個々の生産者が事前の安全対策を行うことは必要ですが、教育機関において社会安全工学教育を確実に行い、より多くの人が安全に関する認識を深め、対策を考える必要があります。本学では、市民が安心して暮らせる、安全で豊かな社会を構築するために、工学部の共通教育として「社会安全工学」の教育・研究に取り組んでいます。教育科目を、(1)都市の計画と環境、(2)構造物の仕組みと耐震性、(3)災害に備える技術、(4)リスクに強い組織を創る、の4つに分類し、各学科のオリエンテーションに基づいて、必修または選択科目として受講します。
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学べること
電気電子工学科
日本初の学科。安心安全な暮らしに貢献する「スマートテクノロジー」を学ぶ
スマートシステムとはコンピュータを利用した高機能システムのことをいいます。スマートフォンに代表されるITを基盤として、従来にない全く新しい生活様式、また、それを支える新産業が次々と創出されています。本学科では、賢く、無駄なく、自律的に働くシステムについてアクティブ・ラーニングを通して総合的に学修。ものづくり加工実習やエンベデット実習といった演習・実習の時間を多く設けており、確実で実践的な技術を体得することができます。さまざまな切り口を通して必然性を感じながら学ぶことにより、専門的な知識や技能、技術者としての倫理、教養を学修できるようにカリキュラムを工夫しています。
さらに、将来の目的に応じて専門的な知識・技術を深めることができるよう、2コース制を導入しています。
●電気工学コース/電力系統、電気機械を中心とした産業に貢献する電気主任技術者をめざします。
●電気システムコース/コンピュータを用いた「スマートテクノロジー」を学びます。無線従事者の資格も取得することができます。
【授業・講義】
スマートベッドプロジェクト
介護・介護環境の向上をめざす福祉への新しい取り組み、「スマートベッドプロジェクト」。超音波技術を用いて特定の人だけ音声を伝え、複数マイクの信号処置で話者の口付近の音だけを選択的に増幅取得するプライベート音空間や、音の発生位置を特定する音響信号処理技術、音の発生位置の移動や周波数特性から人の行動を推測したり会話から患者の要求をくみ取る人工知能など多様な技術で、スマートな介護・看護環境を作ります。
建築学科
街・住まい・暮らしをデザインするための確かな技術と応用力を磨く
建築物、インテリアから都市・地域に至るまで、建築学科が扱う範囲は幅広く、私たちの暮らし全般に深く関わっています。本学科では、建築が関わる幅広いジャンルについて学ぶために「建築コース」と「生活環境デザインコース」2つのコースを設置し、将来の目的に応じて専門的な知識・技術を深めることができます。
また、本学は備後地域で唯一「一級建築士受験資格要件」を満たしている大学です。
●建築コース/建築設計を中心とする知識と感性を磨き、トータルに建築を学ぶ「デザイン系」と、災害に強く安全な建物を造る知識・技術を学ぶ「エンジニアリング系」の2系を設置。
●生活環境デザインコース/誰もが快適に暮らせる空間と環境のデザインができる人材をめざします。
【授業・講義】
設計製図演習 I
建築設計製図の演習として最初に学ぶこの科目では、空間をデザインする楽しさからスタートして、自ら考えた空間イメージを伝えるメディアとしての図面表現の技術と知識を基礎から学びます。
情報工学科
高度情報化社会で活躍できるIT分野のスペシャリストを育成
本学科では、情報処理分野で幅広く活躍できるソフトウェア開発およびネットワーク技術者の育成をめざしています。情報の分野では「ソフトウェア」「ハードウェア」「ネットワーク」の3つの基礎を学び、「プログラミング」は演習形式を重視。講義と演習を同時期に実施することによって、講義で獲得した専門的知識を実践的な専門的技術に高めることができます。
<技術向上のための環境を整備>
●HCI実験室/利用者視点に基づいたソフトウェア開発のための教育・研究を行う専用の実験室。先端のIT機器を完備しています。
●プログラミング道場/ITを駆使してオリジナルゲームを制作。企画から開発、テストまでを一貫して学生が行い、プログラミング技術の向上をめざします。
【授業・講義】
実用ネットワーク管理
コンピュータのネットワーク・システムを管理・運用するためには、知識だけでなくハードウェアに関する実践的な経験が必要です。この科目は、実際にネットワーク機器を使ってさまざまな設定やトラブル解決の演習を行い、実践的なネットワーク管理技術を身に付けます。
機械システム工学科
ものづくりのスキルを磨き、創造的な技術者をめざす
ものづくりの基盤である機械工学は、スキルを磨くことによって活躍の場は多岐にわたります。本学科では機械工学の知識をベースとした特色あるカリキュラムに加え、社会の安全に関する工学知識も学修できます。
【授業・講義】
感性デザイン
工業製品に対して、人間の感性にマッチする「意匠設計」の手法について学びます。テーマとして設定された工業製品に対して、各自の感性を生かした曲面形状のモデリングを3次元CAD/CAEを駆使して設計するとともに、構造解析を通して強度の検討も行います。
アドミッションポリシー
アドミッション・ポリシー(入学者受入れの方針)
工学とは、公共の安全、健康、福祉のために有用な事物や快適な環境を構築することを目的とする学問です。
福山大学工学部は、数学と自然科学の必要性を理解し、人文科学・社会科学の知見をも活かし、倫理観を備えた知的な「ものづくり」に貢献できる人材、及び、変動を続け、グローバル化する現代社会の諸問題を自ら発見し解決して、社会、とりわけ地域社会の改善に貢献するために、必要な新しい知識・技能を生涯にわたって自ら探求し学修を続ける人材の育成を目指しています。そうした人材が身に付けるべきは、「社会人としての心構え」「コミュニケーション能力」「協働する能力」「基礎的な科学力」「社会に貢献する能力」「研究能力」「自己研鑽」の各資質です。
入学者選抜においては、高大連携の各種方途も活かしつつ、これらの資質獲得への準備状態を多面的、客観的に判断するものとし、大学という知の共同体の一員として、教職員とともに上述した人材育成の目標にチャレンジする意志を持った人の入学を期待します。
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問い合わせ先
【住所・電話番号】
広島県福山市学園町1番地三蔵 入試広報室 TEL.(084)936-2111(代)