広島国際大学/卒業後の進路
大学院で放射線治療に関するより専門性の高い教育を受け臨床現場へ
卒業後の進路:広島国際大学大学院 医療科学研究科 保健医療学専攻(博士前期課程)
保健医療学部 診療放射線学科 4年
明野遼香さん
宮崎県・宮崎第一高等学校 卒業
※掲載内容は取材時のものです
どのように考えてキャリアを選んだか
現在、所属している保健医療学部診療放射線学科の学びを通じ、今後は放射線治療計画に関してより深く学ぶことで将来は研究者として素養を身につけたいと思い大学院へ進学することとなりました。大学の講義で生物学的側面、物理学的側面の両方を持っている放射線治療に魅力を感じました。放射線治療の効果を最適なものにするには患者さんのセットアップや品質管理はもちろんのこと放射線治療計画が非常に重要であると学びました。大学院へ進学することで放射線治療に関する専門性の高い教育を受け、臨床の現場で働きながら研究を進めていきたいと考えています。
キャリア選択のポイント
大学生の時の講義において、線量アルゴリズムによって線量分布計算の結果が変わることによる治療効果の影響があるということを学び、そこから放射線計画における線量計算アルゴリズムが及ぼす影響についての関心をもつようになりました。このことから、もっと深く踏み込んだ研究をしたいと思ったことが大学院進学の原動力となりました。
今後の夢・目標
在学中は、学業以外にも環境省の「ぐぐるプロジェクト」での放射線影響に関する発表や骨髄ドナー登録の啓蒙活動、などさまざまな活動に取り組みました。このようなことから、大学院へ進学することで高度専門教育を受けて【乳がん術後の放射線治療の研究】に取り組み、将来は「生きる希望をつないでいく診療放射線技師のスペシャリスト」となることでいのちの尊さを感じ人のこころに寄り添う医療人になりたいと思っています。