西南学院大学/卒業後の進路
マーケティングの理解をもとに戦略的な意思決定ができる経理職に
※掲載内容は取材時のものです
どのように考えてキャリアを選んだか
所属していたマーケティングのゼミで、さまざまなメーカーに勤務する方と交流する機会がありました。
その中で、自社商品を愛して発信されている姿に強い魅力を感じ、憧れを持ったことから、大学2年生の冬にメーカーへの就職をめざすことを決めました。エントリーシートや面接練習においては、ゼミの先生や大学のキャリアセンターに相談し、就職課の方やキャリアサポーターから積極的にアドバイスを受けた結果、第一志望の会社から内定をいただくことができました。
キャリア選択のポイント
総合電機メーカーへの就職を決断した決め手としては、メーカー業界の中で上位に位置していることとあわせて、最先端の「ものづくり」をけん引している点に大きな魅力を感じたためです。
また、単に家具や家電だけでなく、社会インフラや企業のシステム構築、ITにも特化され、多事業展開をしている点にも強く興味を持ちました。
OB・OG訪問を積極的に行い、その企業で働く方々の経験や意見を深く聞くことで具体的なイメージも湧き、ここで活躍したいと感じたことも大きな理由です。
今後の夢・目標
経理職として経理部とマーケティングの担当部署の架け橋となり、マーケティングの理解をもとに戦略的な意思決定を行うことです。最終的には、会社全体で戦略的な意思決定力を向上させたいと考えています。
戦略的意思決定とは、長期的な視点で、金銭以外の価値を見極め、不確実性の高い投資にもマーケティング的思考で意思決定する考え方です。私は、経理職の基本的な業務である、資金管理や予算計画だけでなく、他の事業部と協力してどう投資していくか、経営戦略の策定から関わることに挑戦し、経理を単なる数字の管理から企業の成長戦略に寄与できる存在になりたいと考えています。
このような取り組みを通じて、経理職の枠を超えて企業戦略に深くかかわり、経営陣と協力して事業の成長に携わることが私の夢です。