ながさきこくさい

長崎国際大学

私立大学 長崎県

長崎国際大学/人間社会学部の詳細情報

学科・定員・所在地

学科・定員

国際観光学科(200名)
社会福祉学科(60名)

所在地

1~4年:長崎

※変更の場合もありますので、学校が発行している資料やホームページにてご確認ください。

プロフィール

●心の満足という視点から観光と福祉を捉える
●幅広い視野に立って未来を見すえるカリキュラムを編成
●特別講座の開講など細部にわたるサポート

「観光」と「福祉」は、従来別のものとして捉えられてきました。しかし、どちらも「心の満足」の追求という重要な共通点があります。人間社会学部は、こうした視点に立ち、単なる知識や技術の修得にとどまらない実践を学びながら、ホスピタリティの精神を発揮できるスペシャリストを育成します。

【キャンパス】

長崎県佐世保市ハウステンボス町2825-7

【学生数】

国際観光学科:883名、社会福祉学科:238名(2023年5月1日現在)

【専任教員数】

国際観光学科:31名、社会福祉学科:17名(2023年5月1日現在)

【大学院】

人間社会学研究科

国際観光学科

【講義・学問分野】

観光学概論、国際観光論、旅行業論、宿泊業論、テーマパーク論、航空業論、観光政策論、スポーツ心理学、運動生理学、ホテルビジネス英語、長期インターンシップなど

社会福祉学科

【講義・学問分野】

医学概論、社会福祉原論、児童福祉論、社会福祉現場実習指導、高齢者福祉論、介護福祉論、障害者福祉論、社会保障論、地域福祉論、精神保健福祉論、児童心理学、コミュニケーション技術、スクールソーシャルワーク実習など

入学者・卒業者数

入学者数

278人

卒業者数

291人
就職者・進学者数内訳
就職者数
240
進学者数
5

学部の特色

心の満足という視点から観光と福祉を捉える

人間を知り、社会を学ぶ。それは現代を生きる強みとなり、未来を見とおす力にもなります。人間社会学部は、こうした能力を育む学部です。知識だけでなく、「ホスピタリティ」の修得によって心までも磨く学びを展開。「心の満足の追求」という視点で「観光」と「福祉」をとらえ、福祉の心をもった観光の専門家、観光の喜びを知る福祉のスペシャリストを養成しています。

幅広い視野に立って未来を見すえるカリキュラムを編成

人間社会学部のカリキュラムは、茶道文化、英語演習、ホスピタリティ概論、法学、政治学、比較文化論、芸術論、コンピュータ基礎演習といった全学共通科目の上に専門科目を配置しています。専門的な知識や技術の修得も重要ですが、人間社会学部という名称に示されるとおり、人間と社会全体を基盤とした幅広い視野に立って、未来をしっかり見すえることのできる人材育成を目標としています。そのため、学生にとって興味や関心のある領域を幅広く、かつ深く学ぶための配慮を随所に施しているほか、少人数による教養セミナーを1年次から取り入れています。

特別講座の開講など細部にわたるサポート

専門知識・技術を生かすために必要な資格取得のための特別講座を開講しています。学生一人ひとりの希望や適性に沿った進路の目安となるコース制の導入など、細部にわたるきめの細かい配慮を通して、一人ひとりの将来をしっかりサポートしています。
◆実績
●国際観光学科
国内旅行業務取扱管理者資格取得者/20名、総合旅行業務取扱管理者資格取得者/3名、学芸員取得者/23名、公認スポーツ指導員/14名(2022年度実績)
●社会福祉学科
第35回社会福祉士国家試験合格率/51.4%
第25回精神保健福祉士国家試験合格率/100%

学べること

国際観光学科

「グローバルツーリズムコース」ではダブルサポート体制で語学習得を支援

「観光マネジメント」「スポーツツーリズム」「グローバルツーリズム」の3コース体制で学ぶ観光学を基軸に、関連する領域の専門知識と技能を修得し、観光・地域創生・国際交流の分野で活躍できる人材を育成。特にグローバルツーリズムコースでは、ネイティブ&日本人教員のダブルサポート体制の下、英語で物事を考え、英語で議論・プレゼンテーションを行い、物事の本質をとらえることのできる総合的な語学力やリーダーシップを醸成するために2回の留学や英語で行われる観光の専門科目、ICTスキルの習得、執筆言語に英語を選択できる卒業論文など、実践的な英語教育の場を設け、航空・旅行・ホテル業界のほか、グローバル企業などで活躍できるグローバル人材を育成しています。また、国際観光学科では、理論だけにとらわれない実学重視のカリキュラムを特徴としており、ハイ・インパクト・プラクティスとして設定した「国内観光研修」「海外観光研修」「語学研修」「海外留学」「インターンシップ」「長期インターンシップ」「地域連携活動」等の学外での学びを通して、主体性を持って多様な人々と協働して学ぶ態度を身に付けるとともに、現場で学んだことを生かし成長することを可能にしています。

【授業・講義】
国際観光学科の授業紹介:国際観光学

皆さんは、ハワイといえば、どのようなイメージをもっていますか。白い砂浜、青い空、ヤシの木、フラなど旅行した経験がなくても風景を思い浮かべることができます。これは見聞きした写真や映像でのハワイが、イメージとしてあるからです。しかし、この「楽園」のようなハワイは、観光地としてどのように作られていったのでしょう。観光という「光」は、交通手段である船、旅客機、滞在するホテル建設などの経済効果を生みますが、肥沃な土地であったワイキキを観光客増加のために埋め立てるなど観光の「影」も生まれたのです。そしてハワイでは、1970年代初めから文化復興運動「ハワイアン・ルネサンス」が活発になりました。先住ハワイ人や地元住民の文化や営みを中心に考える動きが、新たなハワイを作ることになるかもしれません。講義では、観光開発のメリット(光)とデメリット(影)について、具体的な事例に基づいて学びます。

※ほかにもいろいろな興味深い授業・講義があります。

社会福祉学科

福祉の専門性を修得した職業人を養成

地域の福祉現場で、社会の課題に取り組むことのできる福祉の専門性を修得した職業人を養成します。徹底した少人数指導と豊富な実習により、理論と実学をバランスよく身につけることができます。社会福祉士、精神保健福祉士、介護福祉士の国家試験受験資格などの取得が可能です。人々の幸せづくりを支援するソーシャルワーカーやケアワーカー、学校や教育分野で活躍する福祉の専門職スクールソーシャルワーカーを養成します。また、専任教員に、社会福祉士、精神保健福祉士、介護福祉士、医師、看護師、臨床心理士等の有資格者を配し、専門的知識のみならず現場における実務経験を踏まえた授業を展開しています。また、現在、施設等で勤務している方をゲストスピーカーとして迎えることで、現場経験を生かした授業を展開し、各実習施設での実習を通し主体性を持って多様な人々と協働して学ぶ態度を身に付けるとともに、現場で学んだことを生かし成長することを可能にしています。

【授業・講義】
社会福祉学科の授業紹介:社会福祉学

名画のひとつにミレーの『落ち穂拾い』があります。夕日の中、農園で農婦が落ち穂を拾っている光景は牧歌的な印象ですが、実はあの絵画には深い意味が込められています。『落ち穂拾い』が描かれた当時のフランス(18世紀)は貧富の差がはげしく、農民たちは貧困にあえぐ弱者のために、落ち穂をわざと残しておく習慣がありました。収穫時に落ちた麦を弱者のために残しておくのです。これは富む者が貧しい者に分け与える、暗黙の助け合いシステムだったのです。これらの思いやりの精神が発達して、社会福祉の理念につながりました。講義では、これからは福祉を考える上で重要になってくる個人と社会をつなぐ地域の対応を含め、真の福祉とは何かについて考えます。

※ほかにもいろいろな興味深い授業・講義があります。

アドミッションポリシー

国際観光学科アドミッションポリシー

国際観光学科では、本学の理念に掲げる人物を育成するために、本学の教育方針を理解し、それを受け入れ、主体的に学修を進めることができる次のような入学者を求めています。
そのために本学科では、入学者を適正に選抜するために「学生募集要項」に記載している多様な入試方法を用いて、本学が求める能力を多面的・総合的に評価します。

1.高等学校の履修内容を幅広く獲得している人
2.自分の将来の選択肢と視野を拡げるため、総合的な英語力を伸ばし入学後も高めたい人
3.高等学校までの知識・技能を活用して、学内外の課題解決に取り組んだ経験がある人
4.スポーツ活動、文化活動、ボランティア活動等を通して学校内外での社会的な課題に取り組んだ経験がある人
5.日本文化や書物等から多くの学びを得た人、あるいはその学びを身に付けたいと考えている人
6.国際観光学科の学びである観光産業・事業、国際交流、スポーツによる地域貢献、まちづくり等に関心があり、そこで獲得した能力・態度を社会で生かしたいという強い希望を持っている人
7.大学での履修を円滑に進めるために、自己の不足する能力の向上に、入学前から取り組むことができる人

社会福祉学科アドミッションポリシー

社会福祉学科では、大学アドミッション・ポリシーを基本精神として踏まえた上で、本学科のディプロマ・ポリシーに掲げる人物を育成するために、教育方針を理解し、主体的に学修を進めることができる入学者を求めています。
そのために本学科では、入学者を適正に選抜するために「学生募集要項」に記載している多様な入試方法を用いて、本学が求める能力を多面的・総合的に評価します。

1.高等学校の履修内容を幅広く獲得している人
2.学級活動、部活動、ボランティア活動、スポーツ活動などを通じて、周囲の大人や友人と協力して課題に取り組んだ経験のある人
3.学習意欲について、本学科で開講する社会福祉やその関連領域において、自分の専門基盤を作る勉強がしたい人
4.福祉関連機関、民間企業や公務員を目指すなど、しっかりと将来設計を考えている人
5.国際社会、及び地域社会の活性化に向けて、将来、活かしたい人
6.大学での履修を円滑に進めるために、自己の不足する能力の向上に、入学前から取り組むことができる人

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