ながさきこくさい

長崎国際大学

私立大学 長崎県

長崎国際大学/薬学部の詳細情報

学科・定員・所在地

学科・定員

薬学科(120名)

所在地

1~6年:長崎

※変更の場合もありますので、学校が発行している資料やホームページにてご確認ください。

薬学部の偏差値を見る

プロフィール

●広い教養と高い専門性を身に付けた質の高い薬剤師を養成
●6年一貫の体系的カリキュラム
●モチベーションを高める早期体験学習

6年一貫の体系的カリキュラムのもと、基礎教育、NIU臨床研修センターでの体験学習、他学部との連携など、本学部独自のプログラムで高度な専門知識と技術の修得を行います。また、茶道文化を中心とした人間教育も重視しています。

【キャンパス】

長崎県佐世保市ハウステンボス町2825-7

【学生数】

691名(2023年5月1日現在)

【専任教員数】

50名(2023年5月1日現在)

薬学科

【講義・学問分野】

分析化学、有機薬化学、生化学、物理化学実習、生薬学、細胞生物学、機器分析学、薬品製造学、薬学英語、薬理学、薬剤学、疾病学、臨床心理学、調剤、薬学実務実習、臨床栄養学、ゲノム創薬学、卒業研究など

入学者・卒業者数

入学者数

103人

卒業者数

86人
就職者・進学者数内訳
就職者数
75
進学者数
1

学部の特色

広い教養と高い専門性を身に付けた質の高い薬剤師を養成

今日の薬学教育には、薬物治療に関する学問的なアプローチはもちろん、常に「ヒト」を対象とした視点が求められています。これからの薬剤師には、医療に貢献できる能力と倫理観、個々の患者さんに対応できるコミュニケーション能力と豊かな人間性が不可欠です。
薬学科は、こうした要請に応えられる質の高い薬剤師を育てるため、全学共通科目の中に「薬学入門」をはじめ、本学の理念であるホスピタリティの精神を学ぶ「茶道文化」「地球環境論」「生命倫理」などの選択科目を設定。さらに国際社会で活躍するための語学教育に力を入れるとともに、導入科目―基礎・教養科目―専門科目―実務科目を系統的に配置し、効率的な学習を可能にしています。
また、基礎薬学から薬学臨床までの専門教育に加え、地域医療、高齢者医療・福祉、介護、生活習慣病の予防改善・健康増進に貢献できる質の高い薬剤師を育成するために、人間社会学部との連携により、コミュニケーションやヒューマニティに関する教育(「在宅医療概論」「臨床心理学」等)、疾病予防・改善・健康増進に関する教育(「福祉と緩和ケア」)を導入するとともに、現場での実践的な実務実習を通して、地域医療を担う人間性豊かな薬剤師の養成をめざします。

6年一貫の体系的カリキュラム

◎1年次/全学共通科目で教養と人間性を育みます。また、物理・化学・生物系の基礎薬学に関する学びを通して、薬剤師になるための基礎を築きます。
◎2年次/基礎薬学とあわせ、薬と疾病、健康と環境などの専門科目を履修します。臨床施設での体験学習も実施します。
◎3年次/薬学と社会、医薬品などの専門科目の履修によって専門力の強化を図ります。また、独自の学力試験による「薬学共用試験」対策がスタートします。
◎4年次/薬学の現場対応力を身につけます。目標は、薬学実務実習に臨むための共用試験合格です。4年修了時に全国的に実施されます。
◎5年次/薬剤師としての実践力を強化します。病院、薬局での薬学実務実習により、薬剤師の果たすべき職責の重要性を認識。医療人としての職業倫理や責任感を身につけます。
◎6年次/学生一人ひとりを徹底的にサポートし、薬剤師国家試験合格へと導きます。また、卒業研究を通して、深い専門性の修得と研究に向けた姿勢を育成。より高度な薬剤師をめざして、問題発見・解決能力の育成に努めます。

●少人数での教育・研究を重視
薬学科では、独自の教育指導体制(少人数担任制、初年次教育・導入教育、基礎教育*、演習・試験対策)により、薬学の専門的な知識・技能の修得をサポートし、社会人として豊かな人間性を育みます。中でも、少人数での教育・研究を重視していることは、本学科の特色の一つです。少人数担任制は、個々の学生の特性を見極めたman to manの学習・生活指導を通して、学生の学習意欲の向上、学力の向上に効果を発揮しています。また、薬学導入科目では、学生が教員と密接にふれ合う機会を設け、薬学教育へのモチベーションを高めます。さらに、各教員が自身の先端研究を基盤とした教育を提供することで薬学への造詣を深めるほか、実務経験の豊富な教員が薬剤師実務の知識・技能の錬成を図ります。
*基礎教育とは
薬学を志す学生にとって必須である自然科学分野(物理・化学・生物・数学)の基礎学力を大学教育レベルに到達させるために初年次に行う教育のことです。

モチベーションを高める早期体験学習

薬学部では、入学した1年生の前期に医療の現場を見学します。これは医療の現場で活躍する先輩に接することにより、医療に貢献する意識や薬学へのモチベーションを高めてもらうためです。この体験を通して、医療に貢献する薬剤師の社会的使命・倫理を理解。薬剤師を志す者としての心構え、薬学を学ぶ目標と将来の進路を考えるきっかけづくりとして毎年実施しています。

学べること

薬学科

最先端を学び、人を癒す人になる

病院から地域へ。薬剤師の活躍の場は、ますます広がっています。薬学科では、薬学に関する専門的な知識はもちろん、医療や福祉、栄養など多くの知識を体系的に身に付けた薬剤師の養成をめざしています。
これからの薬剤師は、単なる“クスリの専門家”では済まなくなっています。医師や看護師と力を合わせるチーム医療の一員であると同時に、患者と直に接する心のアドバイザーでもあります。そこで求められるものは、医学や薬学に関する幅広い知識と技術、そして豊かな人間性です。本学科では、「良き薬剤師である前に、心豊かなヒトらしいヒトであること」をテーマに掲げ、社会福祉学科や健康栄養学科と連携した独自のカリキュラムを編成。6年一貫教育を通して、未来の薬剤師に必要なスキルの修得と、「愛され、信頼される薬剤師」の養成に努めています。

【授業・講義】
薬学科の授業紹介:薬学

皆さんも耳にしたことがあると思いますが、人間が興奮や感動をしたときに、脳の中には「ドーパミン」と言う物質が放出されます。この「ドーパミン」が多く存在し、放出されるとワクワクした喜びの感情が起こります。しかし、このワクワクする感情はやがて衰退し、同じ出来事に再び遭遇しても以前の様な「喜び」が湧き上がってきません。ヒトはある種の「喜び」を味わうと、さらなる欲望が生まれ、もっと強い報酬を求めます。それを薬物に依存したときに陥るのが、薬物依存症です。講義では、薬剤師に必要な専門的知識・技術はもちろん、薬剤師の社会的な責任や義務など、医療従事者としての幅広い知識を身につけます。

※ほかにもいろいろな興味深い授業・講義があります。

アドミッションポリシー

薬学部薬学科:アドミッションポリシー

薬学部薬学科は、本学の基本理念である「人間尊重」を理解する医療人(薬剤師)を育成するために、本学の教育方針を理解し、将来医療に従事する者として非喫煙を含め自らの健康に留意するとともに、主体的に学修を進めることができる学生を求めています。
また、入学後の学修において、化学系薬学、生物系薬学、物理系薬学の3つが基礎的な分野となることから、「化学」、「生物」、「物理」の基礎をしっかり学習しておくことが重要です。したがって、大学での履修を円滑にするために、学力の維持または向上に入学前から取り組む必要が有ります。
そのために本学科では、入学者を適正に選抜するために「学生募集要項」に記載している多様な入試方法を用いて、本学が求める能力を多面的・総合的に評価します。

1.高等学校の履修内容を幅広く、積極的に学習している人
2.他者への思いやりを持ち、ボランティア活動や課外活動等を通して社会に奉仕することができる人
3.社会においては、まわりの意見に耳を傾け、協調して行動できる人
4.進歩著しい医療の世界で必要な絶えず学び続ける強い意志と向上心を持っている人
5.地域医療に貢献することに関心や意欲を持っている人
6.大学で獲得した知識や能力を医療の発展に活かしたいと考えている人

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