立命館アジア太平洋大学（APU）/アジア太平洋学部の詳細情報

アジア太平洋学部は今後、世界を牽引していくアジア太平洋地域を中心に「社会学」「政治学」「経済学」を学際的に学ぶことができる学部です。「国際関係」「グローバル経済」「文化・社会・メディア」という３つの学修分野から複眼的視野を養い、異なる分野の学びを有機的に結び付け、広い視野を持ち、柔軟な思考を鍛えていきます。

グローバル化が急速に進む現代では、ある国の経済活動が世界全体に影響を及ぼすため、経済に関する知識が必要不可欠となります。そのため、アジア太平洋学部では、「グローバル経済」が新たな学修分野として加わります。またアジア太平洋学部では、世界をそのキャンパスにします。国際関係やアジア研究といった分野に強く本学部と親和性の高い海外有力大学と、交換留学提携を締結しています。これらの大学とは短期の集中講座やフィールドスタディ、オンラインによる通常学期中の講座の相互乗り入れ・認証等も拡充し、長期の交換留学以外にも、キャンパスを超えた世界での学びを提供します。

最短4年間で、APUと海外の派遣先大学の2つの学位を取得できるプログラムが「共同学位プログラム（DUDP）」です。2つの大学に約2年間ずつ正規在籍し、それぞれが展開する世界基準の教育カリキュラムで学びます。長期間の留学経験が卒業後の高い評価に繋がるだけでなく、異なる教育システムで学ぶことで世界に通用する多角的視野と教養、思考力を身につけることができます。現在、アメリカのセント・エドワーズ大学で展開しています。

• アジア太平洋学部の入試情報 （入試科目・入試日程）
• アジア太平洋学部の倍率・合格最低点・合格平均点
• アジア太平洋学部の偏差値・入試難易度

実践的な学修プログラムでグローバルな視点や思考力を身につける

アジア太平洋地域の多様な文化・政治・経済・法律などを総合的に学習し、3回生時に自分の専門分野を1つ選択します。多角的な視点から対象をとらえ、諸問題に関する専門性や総合的な問題解決能力を身につけます。
■国際関係／法律・政治などの多様な観点から世界の問題を平和的な解決に導く方法を考察します
■文化・社会・メディア／ものごとを多角的な視点からとらえられる国際人としての素養を身に付けます
■グローバル経済／グローバル化したアジア太平洋を経済学から解明します

また、留学生とのグループワークやディスカッション、海外でのフィールド・スタディや交換留学など、国籍や言語、考え方などの異なる学生たちとの密な協働を通して、コミュニケーション能力や異文化理解力、論理的かつ批判的な思考力を高めていくことができます。

【授業・講義】
アジア太平洋と人権

本講義は、人権についての基礎的知識および人権の歴史的展開について学び、次に、日本およびアジアの人権問題について考察します。事例としては、難民、貧困、子供、ジェンダー、マイノリティ、人道支援などをとりあげ、現代のアジアの人権問題状況について分析します。その際、各国の人権に関する諸制度及び対策、国際機構や非国家主体の活動などについても学びます。

（1）アジア太平洋地域を中心にグローバルな社会における「文化・社会・メディア」「国際関係」「グローバル経済」についての興味・関心
（2）社会、政治、経済を中心に社会科学の分野を勉強していくことができる基礎的な力
（3）アジア太平洋学部での専門領域の文献を理解し、論述できるための基礎的な読解力と文章力
（4）自分の興味、関心を追求し、それを明確に表現する力
（5）多くの情報を結合し、多角的に物事を考え、それらをまとめあげる力

上記の知識・技能、思考力・判断力・表現力、主体性・多様性・協調性を総合的に判断する多様な入学者選抜を行います。

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