名古屋短期大学/卒業後の進路
理想の保育士になって、子どもたちの成長を支えていきたい

卒業後の進路:豊田市公務員保育士
保育科 2年
小寺詩音さん
愛知県立豊田北高等学校 卒業
※掲載内容は取材時のものです
どのように考えてキャリアを選んだか
私は自分より年下の子の面倒を見たり、一緒に遊んだりすることが好きでした。小学校3年生の時に弟が産まれたことがきっかけで、保育士になりたいという思いが強くなりました。私の地元は豊田市の足助町にあり、幼い頃から五平餅や味噌づくり、あゆの放流など、さまざまな体験をしてきました。子どもたちにも私のような体験をさせてあげたいという思いから、豊田市の公務員になることを決めました。就職活動は公務員試験対策講座の受講をはじめ、就職支援センターの先生との面接練習を重ねたことが、採用試験の合格につながったと思います。
キャリア選択のポイント
キャンパス内にある附属幼稚園をはじめ、児童福祉施設など多くの実習を通して、元気いっぱいの子どもたちと触れ合い、たくさんの笑顔に癒され元気をもらったことで「子どもの成長を近くで支える保育士になる」という思いがより明確になりました。実習では失敗することも多々ありましたが、そこから学びを得て次に生かすことで自身の成長につながり、理想の保育が実践できると感じました。名古屋短期大学での学びを生かし、保育士として働くことが今からとても楽しみです。
今後の夢・目標
卒業後は自分が育った子ども園に就職し、自然豊かな環境で行うさまざまな体験を通して、子どもたちの可能性を引き出す保育士になることが今後の目標です。また、グローバル化や少子化をはじめとする価値観や生活様式の多様化といった社会状況は、子どもの育ちに大きな影響を及ぼしています。そのためにも多様性を理解し、発達に心配のある子どもや外国にルーツをもつ子どもたちにも、楽しいと思える環境を整えることができる保育をめざしていきたいと思います。