滋賀短期大学/志望理由

私は小さい子どものお世話をするのが好きで、保育士や幼稚園教諭をめざしていたのですが、高校で保育実習に行った時、給食室で働く栄養士さんの姿に興味を持ちました。
母が給食センターで働いており、いろいろ話を聞いていく中で「保育士と栄養士、どちらの夢も叶えたい！」と思いましたが、保育園で昼食を食べ終わった園児たちが栄養士さんに笑顔でお礼を言っている様子が忘れられず、「私もおいしい給食で子どもを笑顔にしたい」「子どもの成長を食を通じて見守りたい」と思うようになり、栄養士の道を選びました。

大学へは実家から通いたかったので、滋賀県内の短大で唯一、栄養士養成課程のある滋賀短期大学を選びました。また、調理学実習や地域伝統食実習など、知識だけでなく調理技術も磨くことができる実習が豊富なところにも惹かれました。2年次の学外実習では、実際の調理現場で学ぶことができます。
このほか、オープンキャンパスに参加した際、先生と生徒の仲がよくアットホームな雰囲気にも魅力を感じました。これから学んでいく上で、質問なども気軽にできる環境は大切だと思いました。

栄養素やライフステージ別の食事について学び、栄養士は、子どもたちに食育を通じて「食の大切さ」を伝えることで、生涯を通じてバランスのよい食事を意識するためのサポートができると感じました。大人には栄養教育を行うことで、現在の食生活の改善を提案し、健康的に長生きをめざす手助けができます。
またアドバイスを行う時は、情報を一方的に提供するのではなく、その地域に住む住民の方のニーズを理解するとともに、相談しやすい雰囲気作りも大切だと思いました。将来、栄養士として現場で活動する際は、コミュニケーションを大切にする栄養士になりたいと思います。