神戸教育短期大学/卒業後の進路

保育士になりたいと思い始めたのは、10年以上前からです。親戚が全員、歳が私より下の子ばかりで、自然と幼い子どもと関わることが好きになりました。また自分が通っていた保育園の、笑顔が素敵で大好きだった先生の存在もあり、中学・高校で保育に関して学び、さらに大学で実習も体験して、「保育士になりたい」という気持ちがどんどん強くなっていきました。
神戸教育短期大学では、ゆったりと3年かけて、自分に合った履修スタイルで学ぶことができます。また、さまざまな資格の取得をめざすことで、長年の夢に近づいている実感がありました。
そして、家庭のようなあたたかい雰囲気を持つ、希望どおりの保育園に内定をいただくことができました。

実習では、保育士さんの子どもへのあたたかな接し方、子どものことを第一に考えた保育環境や多様な取り組みについて学びます。現場で、その時々の対応のしかたや援助方法を多く学ぶ中で、自分自身の課題も発見することができました。実習が終わり、懐いてくれた子どもたちから手紙をもらったり、別れを惜しんでくれたりした時はとてもうれしい気持ちになりました。
そして保育園選びでは、「あたたかみのあるアットホームな雰囲気の園」であることを第一に考え、実際に見学させていただいた中から、「ここで働きたい」という思いが一番強かったところを志望し内定をいただきました。

幼児期は、経験したことを豊富に自分の糧として身につけることができます。私は保育者として子ども一人ひとりの個性を認め、持っているそれぞれの力を伸ばしていく保育を行いたいと思っています。
現場では、「運動が苦手な子どもに“楽しそう”と思わせ参加させるにはどうすればいいか」「子どもの気持ちを尊重しながら集団行動を取らせるにはどうすればいいのか」などたくさんの課題に直面すると思いますが、その時々に対応を工夫し、試行錯誤を繰り返しながら保育に取り組んでいきたいです。