関関同立をめざすキミへめざせ志望校合格!併願戦略3か条

難関校の合格に必要なのは、
日々の努力と緻密ちみつな“併願戦略”。
昨今の入試動向から志望校選び、
出願のポイントまで、
今、押さえておくべき情報をご紹介します!

入試傾向分析講座

関関同立編

過去の入試問題から見えてきた、関関同立の英語・数学・国語の出題傾向を紹介します。どんな問題が出題されているか、また過去問演習を通してどのように対策すればいいか、大学別のページでチェックしておきましょう。

※学部や入試方式によって出題傾向は異なりますので、詳細については実際の過去問をご確認ください。

同志社大学

01英語

1分でわかる!入試傾向の要点

選択式がメインだが、和訳、英訳の記述式も。
文法・語い力をベースにした記述力が必須

例年、どの学部も長文読解総合問題2題、会話文1題という構成。空所補充、同意語句、内容一致などの選択式問題に加えて、和訳、英訳の記述式問題も出題されます。内容一致は、下線部だけでなく、文章全体についても問われる形式。長文中の1つの英文において複数の箇所が空所となっている整序英作文のような問いも出題されます。会話文は文中の8個の空所に対して10個の選択肢がまとまって与えられる形式に加え、会話文中の日本語で示された箇所を英訳する問いも出されています。なお、独立した文法問題はありません。

ココに注目!入試のポイント

長文読解は、空所補充、内容一致、同意語句などの選択式問題と和訳の記述式問題。内容一致は、文章全体の内容に一致するものを複数選ぶ問いが出題される傾向にあり、論理展開を押さえて関連箇所を把握し、選択肢と照合しましょう。和訳も下線部のみを見て訳すのではなく、前後の論旨を適切に押さえたうえで、文脈に即した適切な日本語で解答する必要があります。また、会話文の空所補充は前後の流れがつながるよう、前だけでなく後の内容にも注意すること。英訳はできるだけ既知の英語表現を用いて、時制や主語と動詞の一致などにも気を配り正確な英文を書くことを心掛けましょう。問題形式は多岐に渡るので、時間配分を考えながら演習することが大切です。

02理系数学

1分でわかる!入試傾向の要点

微分法・積分法(数Ⅲ)を中心に、
幅広い分野から出題

理工学部 学部個別日程入試は、大問1は空所補充式、大問2~4は記述式で出題されています。毎年数学Ⅲからの出題が多く、また、微分法・積分法は計算力を必要とすることが多いので対策が必要です。その他の分野に関しては、場合の数と確率や図形からの出題を特に対策しておくこと。後半の大問は難度が高いケースが多いので、前半の解ける問題で確実に得点できるようにしておきましょう。

ココに注目!入試のポイント

理工学部 学部個別日程入試の出題形式は、第1問・第2問が確率、数列・複素数平面、空間ベクトルから、第3問・第4問が数学Ⅲの微積分を中心とした構成となっています。第1問は空所補充形式で、第2問~第4問は細かく小問に分かれており、どちらも前の空所・小問が後の空所・小問の誘導になっているのでうまく利用しつつ解き進める必要があります。数学Ⅲの微積分に関しては、不等式の証明や曲線の長さなどさまざまな解法パターンをしっかり押さえて、最後まで解き切る計算力をつけておくこと。また、証明問題を通して、記述力の対策も怠らないようにしておきましょう。

03国語

1分でわかる!入試傾向の要点

長文読解への対応力が求められる。
30~40字程度の記述問題の攻略がカギ

現代文(評論)と古文の組み合わせでの出題。基本的には各1題ずつの出題ですが、学部・日程によっては現代文が2題、古文が1題出題されることもあります。現代文では、1題の場合5000字程度の長文が出題され、語句などに関する知識問題から内容読解までバランスよく問われる形式です。選択式の設問が中心ですが、40字程度の記述問題も出題されています。問題文とは別に、関連する1000字程度の文章が出題される学部・日程もあります。古文では、基本的な古語、文法事項の理解をベースとし、内容読解も問われます。選択式の問題が中心ですが、内容読解に関する30字程度の記述問題も出題されています。また、一部の学部・日程では、古文の設問中に漢文が一文含まれる出題もあり、自分が受験する学部の入試を確認しておくことが重要です。現代文、古文ともに、標準的な問題なので選択肢問題では差がつかず、記述問題の出来が合否を左右します。そのため、設問で問われた内容を短い言葉で正確にまとめる記述力が求められます。

ココに注目!入試のポイント

現代文(評論)のポイントは、約5000字の長文出題への対策。話題や論展開を意識し、問題文の内容を素早く正確につかみながら読む訓練をし、通読の精度を上げておくことが大切です。また、選択式の設問では、問題文の内容を押さえたうえで、選択肢と正確に照らし合わせることを心掛けましょう。古文では、古語や文法などの基本的な古典知識が試される問題文が出題されます。現代文、古文ともに、最終設問の記述問題では、問題文の内容から盛り込むべき要素の取捨選択を素早く行って、制限字数内に解答をまとめられるように心掛けましょう。

●この問題分析は2023年4月20日時点の情報をもとに作成しています。2024年度入試の情報は、必ず各大学発表の最新の要項でご確認ください。

同志社大学×併願校

追手門学院大学

法学部、文学部、国際学部、心理学部、社会学部、経済学部、経営学部、地域創造学部の8学部を抱える大阪府の私立総合大学。理系領域では、2021年度には心理学部 心理学科 人工知能・認知科学専攻、2022年度には文学部 美学・建築文化専攻が開設。そして2025年度には理工学部の設置が計画され、時代のニーズをとらえて常に新しい学びを展開しています。

追手門学院大学画像

共通点で比較!
同志社大学と
追手門学院大学の
併願POINT

Point 01

併願するならこの学部!

学問系統が同じでも、大学によって学部名が異なるケースがあるため、併願校の設定には大学の学部構成やその内容をしっかり理解する必要があります。2つの大学の学びを比較したうえで、併願におすすめの学部の組み合わせを紹介しましょう。

併願におすすめの学部の組合せ 図

Point 02

京都と大阪。それぞれの都市の魅力を感じられる環境

歴史都市・京都を拠点にする同志社大学に対し、追手門学院大学が位置するのは大阪・茨木市の総持寺。関西の主要ターミナル駅から30分圏内という利便性が魅力です。最寄り駅となる「JR総持寺」駅からキャンパスまでは徒歩約10分。メインゲート前には最新のショッピングモールがあり、通学時の買い物も便利です。地域の交流・防災拠点の役割も果たす都市型キャンパスとして、日々、賑わいを見せています。

※駅名に付記した時間は、「JR総持寺」駅、阪急「総持寺」駅までの最短乗車時間の目安を記しています。
乗り換えなどにかかる時間は含みません。また、時間帯によって変わることがありますのでご注意ください。

アクセス時間 図

賢く受験するための!
併願日程
シミュレーション

第一志望の本命校の合格発表より早く、併願校の入学手続きが締め切られる場合は、実際に入学しない場合でも入学金や学費を払わなければなりません。図のように、入学手続きが遅い大学を併願校に選ぶと、お金に関する不安をぐっと減らせます。

併願日程シミュレーション 図

※最新情報は各大学のホームページをご確認ください。

併願戦略のまとめ

併願校をどのように受験するか、きちんと戦略を立てて考えることで、
本命校の入試も安心して受けられるようになります。
さあ、あなたに合った併願戦略を考えてみましょう!