<著名人の出身大>マンガ家になるには美大に行ったほうがいい?

娯楽の王様と言えばマンガ。単に絵がうまいだけではなく、構図やセリフ、ストーリー展開の巧みさに、作者に対する尊敬の念を抱かずにはいられない人も多いのでは?そんなマンガ家たちは、どんな経歴を経てきたのだろうか。今回は、著名なマンガ家たちの出身学校を調べてみた。

マンガ大賞 受賞者の出身学校傾向ランキング

※編集局調べ(2020年6月現在)
※「手塚治虫文化賞 マンガ大賞」「文化庁メディア芸術祭 マンガ部門大賞」「マンガ大賞」受賞者43名から算出(経歴不明者を除く)

美術系の学校出身者が、受賞者全体の約半数を占める

受賞者全体の半数を超える23名が美術・芸術系の学校出身。そのうち、美術大(海外大含む)に在籍したことがあるマンガ家は14名で、残る9名は、美術系短大や総合大の美術科学科、美術系専門学校、美術系高校などに在籍していた。

なお、美術系の学校に在籍したことのないマンガ家は、独学やマンガ家のアシスタントを経験し、プロになっているようだ。実際、『20世紀少年』の作者、浦沢直樹氏は明星大、『バガボンド』の井上雄彦氏は熊本大に在籍したことはあるが、美術系の学校・学部・学科に通っていた経歴はないようだ。

マンガ家で成功するヒケツは、画力のみにあらず

金沢美術工芸大で油絵を専攻していた東村アキコ氏は、文化庁メディア芸術祭マンガ部門大賞受賞作品『かくかくしかじか』の中で、自身の生い立ちから、マンガ家としての成功体験を描いている。一方で、前述の浦沢直樹氏は、『20世紀少年』の中で、自身が少年時代を過ごした1970年前後の日本を舞台に設定している。どちらの人気マンガ家も、人生経験をストーリーの重要な材料にしてマンガを描いている。

もし、マンガ家をめざしているなら、これから経験することすべてが作品のヒントとなりうるだろう。画力、ストーリーの構成力を学べる学校へ進学するのもひとつであるし、総合大へ進学して、さまざまな人との出会いを通じて経験を積むことを、進路選択の観点としてみるのもいいだろう。

手塚治虫文化賞 マンガ大賞受賞者一覧

文化庁メディア芸術祭 マンガ部門大賞受賞者一覧

マンガ大賞受賞者一覧

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