秋からの受験生サポート TO DOリスト(9月~12月)

秋は学校推薦型選抜や総合型選抜の出願が始まるなど、いよいよ受験が現実のものとなっていきます。そこで、9月以降に保護者がサポートできることを月別にご紹介していきます。

保護者のTO DOリスト(9月~12月)

秋は受験をスムーズに乗りきるための準備をする期間。手続きやスケジュールの確認、体調管理などの面から子どもをサポートしましょう。

9月

資料請求
近年は出願をWeb上で行う大学も増えていますが、受験の可能性のある学校の資料・入学願書は早めに取り寄せておくと安心です。「マナビジョン」からも大学パンフレットや願書を取り寄せることができます。




総合型・学校推薦型選抜の検討
総合型選抜(旧AO入試)の出願開始は9月以降とされています。大学により出願期間はさまざまなので、早めに募集要項で確認しておきましょう。また、学校推薦型選抜(旧推薦入試)の場合も、高校で希望者対象の説明会があったり、人気の大学の場合は校内選考が行われたりするので、担任の先生にも相談して情報収集するよう、子どもに声をかけましょう。
両選抜とも年内に動くケースが多いので、志望校の募集要項は早めに確認を。迷っている場合は、必要ならその大学の情報収集にも協力し、後悔のない選択を後押ししましょう。

大学入学共通テスト出願準備
9月末からの共通テスト出願までに、受験科目を最終決定する必要があります。「共通テスト受験案内」に目を通して、スケジュールや受験料の支払い、提出書類を子どもと一緒に確認し合いましょう。

10月

ホテル予約
入試直前は大学周辺のホテルが予約でいっぱい…なんてことにも。遠方で受験する場合、旅行代理店やインターネットも活用して早めに予約しておきましょう。また、地方試験の有無も調べておきましょう。

受験費用の工面
受験料や交通費、宿泊費などのトータル金額を概算し、準備しておきましょう。「思った以上に費用がかかった」という先輩保護者の声がめだちます。

保護者の声

子どもの負担を考えて、受験会場まで歩いていける近さのホテルを予約するようにしました。
(山形県/R・N/女性保護者・55歳)
旅行代理店の「受験生パック」のような企画で、当日の朝にホテルから大学まで送ってくれるツアーを探しました。
(東京都/I・S/女性保護者・45歳)

11月

総合型・学校推薦型選抜サポート
総合型選抜や学校推薦型選抜は不合格になる場合もあることを念頭におきましょう。選考が終わったら、一般選抜に向けて子どもがすぐに気持ちを切り替えられるようサポートすることも大切です。また、合格した場合は入学手続や入学金の納付などがあるので、すぐに動けるよう準備しておきましょう。

受験プランの検討
一般選抜の場合は、併願校も含めて受験する大学を検討しておく時期です。特に私立大は入試方式が豊富なので、受験予定の大学・学部ではどんな方式があるか、日程はどうなっているか、など募集要項で確認するだけでも大変です。子ども任せにすると無理な入試日程を組んでしまうこともあるので、受験スケジュールをリスト化し、話し合うといいでしょう。

保護者の声

学校推薦型選抜当日は面接だけでしたが、ちょうど通勤時間帯で遅刻が心配だったので、大学まで一緒に行きました。保護者の方もたくさんいらして、待合室で話をしながら待ちました。
(大阪府/Y・M/女性保護者・49歳)
面接の前日まで何回も、私が面接官役になって練習した。ただ、まじめに練習するというよりは、子どもをリラックスさせるために楽しみながら取り組んだ感じだったが…。
(愛媛県/T・A/女性保護者・43歳)

12月

私立大出願準備
私立大の場合、大学によって出願期間がまちまちです。気がついたら志望大の出願に間に合わなかった…とならないよう、きちんと確認しましょう。

インフルエンザの予防接種
入試本番でインフルエンザや風邪にかかったら、今までの努力が水の泡。特にインフルエンザは接種から数週間たたないと効果が出ないので、受けるなら早めがおすすめです。ただし、薬の副作用など既往歴などがあるなら、事前に医師に相談を。

保護者の声

インフルエンザの予防接種はもちろん、手洗いやうがいの習慣をつけさせて、ベストコンディションで受験できるようサポートしました。
(北海道/J・M/男性保護者・53歳)

おすすめ記事

保護者の方向けコンテンツ