2026年度の国公立大学入試の年間スケジュールを紹介しよう(2024年12月時点の公開情報)。合格発表までの流れを把握して、何をいつまでにするべきか考えて計画を立てることが大切だ。
各大学の入試日程は、大学から発表されている最新情報やマナビジョンの大学詳細ページで必ず確認しよう。
一般選抜
国公立大の一般選抜は、原則として1月に行われる大学入学共通テストと、2~3月に大学ごとに行われる個別学力検査を中心に合否が決まる。例年の一般選抜スケジュールは次の通りだ。各大学は6~7月に選抜要綱を発表し、その後12月中旬までに詳細な募集要項を出すので、志望校の要綱は必ずチェックしよう。一方、共通テストは例年9月下旬から出願が始まり、翌年1月中下旬の土・日曜日に本・追試験が実施される。試験明けの月曜日に自己採点結果を高校に提出し、それをもとに最終的な出願校を検討するわけだが、個別学力検査は、前期日程、後期日程、そして中期日程(一部の公立大のみで実施)で、最大3回まで出願可能。2月末からいよいよ前期日程が始まり、3月には中期・後期日程の試験が行われる。
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学校推薦型選抜
国公立大の学校推薦型選抜は、出願期間、選考日、合格発表日などの日程が大学・学部により大きく異なるので、志望する大学が発表する最新の募集要項で詳細を確認することが大切。以下のスケジュールは、おおまかな流れだ。まず、共通テストを課す選抜か、課さない選抜かに分けられる。近年では、共通テストを課す大学・学部も増える傾向にあり、受験科目の把握は早いほうが対策期間が長くとれるため、気になる大学は前の年の募集要項を確認しておこう。出願は11月から始まり、年内に選考が行われることが多い。国公立大の学校推薦型選抜は基本的に公募制で、募集人員も多くない。共通テストの有無にかかわらず、不合格だった場合に備えて、その他の選抜方式での受験も想定しながら対策しておこう。
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総合型選抜
- 出願
- 9月1日以降
- 合格発表
- 11月1日以降2月11日まで
- 入学手続
- 2月18日まで
※学校推薦型・総合型選抜の場合、出願期間、選考日、合格発表日などの日程が大学・学部により大きく異なります。詳細は各大学が発表する募集要項等で確認してください。