ひろさき

弘前大学

国立大学 青森県

弘前大学/医学部の詳細情報

学科・定員・所在地

学科・定員

医学科(85名)※入学定員は予定であり、変更する場合があります。保健学科/看護学専攻(80名)
保健学科/放射線技術科学専攻(40名)
保健学科/検査技術科学専攻(40名)
保健学科/理学療法学専攻(20名)
保健学科/作業療法学専攻(20名)
心理支援科学科(10名)

所在地

医学科
  1~6年:青森
保健学科 心理支援科学科
  1~4年:青森

※変更の場合もありますので、学校が発行している資料やホームページにてご確認ください。

医学部の偏差値を見る

プロフィール

●[医学科]国際的な広い視野と柔軟な思考力を持つ医師を養成
●[保健学科]チーム医療を支えるスペシャリストを養成する5つの専攻
●[心理支援科学科]多様化する現代の「こころ」の問題を理解し、支援する実践力を身につける

豊富な医学知識と高い医療技術を持ち、人を思いやるやさしさも併せ持つ医療人を育成します。

【キャンパス】

本町キャンパス

【学生数】

1667名(2024年5月現在)

【専任教員数】

410名(2024年5月現在) ※医学研究科、保健学研究科含む

【大学院】

医学研究科(博士課程)/保健学研究科(博士前期課程[保健学専攻]・修士課程[心理支援科学専攻]・博士後期課程[保健学専攻])

医学科※入学定員は予定であり、変更する場合があります。

【講義・学問分野】

●基礎医学(解剖学・生理学・生化学・免疫学・組織学・神経科学・薬理学・病理学・微生物学)
●医用システム工学 ●医の原則(医療倫理学・医療法学) ●臨床医学入門 ●医学英語
●医用統計学 ●被ばく医療学 ●地域医療入門 ●臨床医学(内科学・外科学・神経精神医学・小児科学・産科婦人科学・整形外科学・リハビリテーション医学・麻酔科学・放射線科学・皮膚科学・泌尿器科学・耳鼻咽喉科学・脳神経外科学・眼科学・歯科口腔外科学・形成外科学・救急災害医学・臨床検査医学・病理診断学) ●研究室研修 ●社会医学 ●法医学 ●医療安全学 ●臨床実習入門 ●PBL ●臨床実習(診療参加型)

保健学科/看護学専攻

【講義・学問分野】

看護学、公衆衛生看護学、助産学、看護教育学など

保健学科/放射線技術科学専攻

【講義・学問分野】

人体形態学、画像解剖学、放射線物理学、放射線生物学など

保健学科/検査技術科学専攻

【講義・学問分野】

人体形態学、生化学、生理検査学、臨床免疫学、微生物学など

保健学科/理学療法学専攻

【講義・学問分野】

人体形態学、人体機能学、リハビリテーション医学、理学療法評価学など

保健学科/作業療法学専攻

【講義・学問分野】

人体形態学、人体機能学、リハビリテーション医学、基礎作業学など

心理支援科学科

【講義・学問分野】

公認心理師の職責、早期体験実習、臨床心理学概論、心理学概論、心理学研究法、心理医学、刑事司法論、心理支援科学英語購読基礎、発達心理学、心理学実験、学習・言語心理学、運動学、経営戦略論、人体病理学、薬理学、心理演習、健康・医療心理学など

入学者・卒業者数

入学者数

336人
男女比
女子生徒数
216
男子生徒数
120
地元占有率
地元出身学生数
127
入学者総数
336

卒業者数

353人
就職者・進学者数内訳
就職者数
301
進学者数
32

学部の特色

[医学科]国際的な広い視野と柔軟な思考力を持つ医師を養成

医学科では、豊かな人間性と高度な医学知識に富み、広い視野と柔軟な思考力をもって社会的役割を果たすことができる医師および医学研究者を養成しています。医学科の教育課程の特色は1年次の早期臨床体験実習から始まる「地域を志向した教育」、医の原則(医療倫理学)、被ばく医療学、医療安全学などの「社会の変化に対応した教育」、マンツーマンで研究の手ほどきを行う3年次の研究室研修をはじめとした「リサーチマインドの育成」です。これらの教育を通して、国際的な広い視野と柔軟な思考力を有し、郷土を愛する医師の養成をめざします。
また、各講座では特色ある先端的研究が行われています。たとえば、健康未来イノベーションセンターを中心に地域検診で得られたビッグデータを解析し、認知症、がん、生活習慣病などの早期発見ならびに予防方法の研究が行われています。

[保健学科]チーム医療を支えるスペシャリストを養成する5つの専攻

保健学科は看護学専攻、放射線技術科学専攻、検査技術科学専攻、理学療法学専攻、作業療法学専攻の5つの専攻で構成され、社会の需要やさまざまな課題に応じた人材育成を目標に、学生と教職員が共同で学修や研究に取り組んでいます。本町キャンパスでは医学科・医学研究科や、令和2(2022)年度に設置された心理支援科学科の学生もともに学んでおり、医療現場に欠かせない多職種連携を図るうえで理想的な環境となっています。この環境を生かし、医学部3学科合同科目「多職種連携演習」が開講されています。
またキャンパスは弘前大学医学部附属病院と隣接しています。この良好な環境で、幅広い教養と専門的知識・技術を修得し、医療スタッフとしての心構え・態度を身につけ、社会に貢献することをめざします。

[心理支援科学科]多様化する現代の「こころ」の問題を理解し、支援する実践力を身につける

社会構造の急速な変化・複雑化に伴い、うつ病や神経発達症、不登校やいじめ・非行・自殺、虐待、引きこもり、災害や犯罪被害語の心的外傷後ストレス障害(PTSD)など、子どもから高齢者まで幅広い世代でこころの問題を抱える人が増えてきています。これらの課題を解決するためには、保健医療、教育、福祉、司法・矯正、産業・労働など各領域の専門職が綿密に連携し、切れ目のない支援を行っていく必要があります。本学医学部では、多職種・多領域にわたる心理的支援の要となる心理支援専門職を養成するため、3番目の学科として、公認心理師をめざす「心理支援科学科」を設置しています。公認心理師養成のための学科が医学部に設置されているのは全国でもわずか2校のみ。非常に珍しい学科です。

学べること

医学科

初年次からの現場体験で医療人としての自覚を身につける

医学科の特徴は診療参加型教育、地域医療教育、少人数教育にあります。
診療参加型教育/附属病院や障碍者支援施設、老人ホームなどでの早期臨床体験実習(1年次)や臨床実習(クリニカルクラークシップ)(5・6年次)など。6年次の臨床実習では学外を含む4病院(診療科)を体験します。
地域医療教育/地域医療入門(2年次)や社会医学実習(3年次)など。6年次の臨床実習では4週間の地域(へき地)医療実習を義務付けています。
少人数教育/基礎人体科学演習(1年次)、研究室研修(3年次)、PBL(Problem-based Learning)(4年次)を導入。研究室研修発表会では学生全員が発表と質疑応答を行います。
ほかにも、医師としての役割や医療論理について、医の原則(1年次)や医療安全学(4年次)の授業を実施。入学後早期からの医療現場の体験、地域医療を含む体験型臨床実習の実施、地域社会との連携による医療関連教育の実践を行い、職業観の涵養や社会に参画する意欲・態度の形成、専門的職業人(医師)としての役割の自覚、そして郷土愛を身に付けます。

保健学科/看護学専攻

看護の技とまなざしを育み、病む人の真の力になれる人材の育成

人間の尊厳に基づく看護を目標に、人間を理解し、問題解決へつなげる専門的な実践力を養います。
看護はあらゆる年代の個人および家族、集団、コミュニティを対象とし、健康の保持増進、疾病の予防、健康の回復、苦痛の緩和などを行い、その人らしく生を全うできるよう、自律的・協働的に支援する活動です。看護学を人間、環境、健康、看護の4つの主要概念でとらえ、これらの考えを基盤とした深い対象理解、優れた看護実践力、および看護の専門性を追究できる能力を持ち、社会に貢献できる人材の育成をめざします。

【授業・講義】
教育目標と関連科目

●人間や生命に対する畏敬の念、倫理観や看護の対象への深い洞察力を育てます。
【関連科目】保健学概論、コミュニケーション論、看護対象論、看護倫理学など
●看護実践の根拠となる理論をふまえ、主体的・創造的に看護を実践できる基礎的・専門的能力を育てます。
【関連科目】看護学概論、基礎看護学・成人看護学・小児看護学・母性看護学・老年看護学・精神看護学・地域・在宅看護学・公衆衛生看護学の基礎となる概論・方法論・演習・実習等、セルフケア論、クリティカル・ケア論、がん看護論、セクシュアリティ論、家族看護学など
●保健医療福祉などの多職種と連携・協働できる広い視野と調整能力を育てます。
【関連科目】保健学概論、社会福祉学、医療リスクマネジメント、多職種連携演習など
●看護における教育的能力の基礎を育てます。
【関連科目】看護教育学概論、看護教育方法論演習、看護教育学演習など
●社会的ニーズの変化に主体的に柔軟に対応できる能力を育てます。
【関連科目】社会福祉学、地域保健学、医療情報学、社会保障論など
●看護学を探求し創造できる研究能力の基礎を育てます。
【関連科目】卒業研究、保健統計学
●国内外の社会受精や地域の実情をふまえ、看護学の発展をめざし自ら学び続ける力を育てます。
【関連科目】看護学概論、看護教育学概論、基礎看護学・成人看護学・小児看護学・母性看護学・老年看護学・精神看護学・地域・在宅看護学の実習、コミュニケーション実習・地域コミュニケーション実習、統合実習など

保健学科/放射線技術科学専攻

放射線を利用した高度な医療技術と深い専門性を兼ね備えた人材の育成

基礎から高度な専門技術の応用まで、チーム医療の体験も交えながら実践力を磨きます。
医療技術がめざましく進歩している中、放射線技術は診療に重要な役割をもっていることから、本専攻では放射線の基礎から高度な専門分野までの幅広い知識を確実に修得できるよう配慮されています。さらに、実際の病院実習を通して最新の医療技術を学び、チーム医療の一員として医師を含め他の医療技術者と協調して活躍できる実践的な能力を持つ診療放射線技師の養成をめざします。

【授業・講義】
教育目標と関連科目

●人体の構造と機能および疾病の成り立ちを理解する。
【関連科目】保健学概論、人体形態学、人体機能学、画像解剖学、臨床関連基礎医学など
●専門基礎の学力向上をめざし、各種現象を科学的に説明する力を身につける。
【関連科目】放射線物理学、放射化学I・II、放射線生物学I・IIなど
●最新の各種診療放射線機器の原理と構造を理解し、画像処理や情報処理技術を習得する。
【関連科目】解析学、医療画像情報学I・II、医療情報学、診療画像機器学I・II、放射線治療技術学I・II・IIIなど
●撮影画像を理解し、正常・異常所見ならびに緊急対応を要する画像所見を判断できる力を身につける。
【関連科目】臨床画像学、診療画像技術学I・II、実践臨床画像学、核医学検査技術学I・II・IIIなど
●修得した専門基礎を臨床現場にて確認して実践する。
【関連科目】臨床実習II・III
●大学院を視野に入れ、放射線技術科学の考察力を深めるとともに研究遂行能力を身につける。
【関連科目】医学英語演習、卒業研究I・II・IIIなど

保健学科/検査技術科学専攻

高度な医学専門知識を持った臨床検査技師と生命現象の解明をめざす研究者の育成

生体機能や病因・病態の検査に関する幅広い専門知識と技術を学びます。医療における診断から治療に不可欠な臨床検査データを提供し、チーム医療を支える臨床検査技師を養成します。
遺伝子関連領域をはじめとする高度に専門化した医学検査に対応できる知識と技術を備え、問題解決に対する判断力および応用力、創造的知性を有する人間性豊かな臨床検査技師の養成をめざします。さらに総合科学としての学問を追究する研究者の育成、臨床検査技師教育者の養成、チーム医療の一員としての協調性を備えた国際的に貢献できる人材の育成に努めます。

【授業・講義】
教育目標と関連科目

●生命現象を総合的に理解し、医学・医療における検査基礎を学習する。
【関連科目】情報工学概論、医療リスクマネジメント、人体形態学、人体機能学、人体病理学、微生物学総論、衛生学・公衆衛生学、基礎栄養学、生化学など
●検体検査、形態学検査、生理学検査、および病因・生体防御検査の知識・技術を修得し、臨床検査技師に必要な実践力を養う。
【関連科目】一般検査学、臨床化学検査学、医用生体工学概論、臨床血液検査学、臨床免疫学、臨床微生物検査学、臨床ウイルス学、臨床生理学、病理組織細胞検査学、内科学、臨地実習など
●大学院を念頭に起き、学生の関心に応じて学習を進める。
【関連科目】分子生物検査学、分子・超微形態学、国際医療検査学、緊急・特殊医療検査学など
●食品衛生監視員・管理者任用コースを開講し、食品衛生監視員・管理者任用資格取得のため、食の安全に関する教養と応用力を高める。
【関連科目】検疫衛生学、検疫衛生学演習
●細胞検査士養成課程で細胞検査士に必要な知識・技術力を養う。
【関連科目】細胞診断学講義、細胞診断学演習、細胞診断学実習など

保健学科/理学療法学専攻

豊富な知識と技能を身につけた、実践能力の高い理学療法士の育成

体に障害のある人に対する基本動作能力の回復・維持および健康な人に対する障害予防を目的とした根拠に基づく専門的技術を提供できる理学療法士を養成します。
人間の体の構造と働きと運動および姿勢・動作についての知識を深め、運動機能の低下または障害とそれらに起因する生活上の問題を分析・解決する技能を養い、これらの知識および技能を障害の軽減に加え健康の維持・増進やスポーツ場面にも広く応用できる人材の育成をめざします。

【授業・講義】
教育目標と関連科目

●障害(者)の存在そのものを受容し、人間の喜びや苦しみを感じとれること。
【関連科目】保健学概論、保健医療福祉倫理学、コミュニケーション論、理学療法学総論、理学療法管理学、臨床心理学など
●人間の体の構造と働きと運動および姿勢・動作を理解すること。
【関連科目】人体形態学、人体機能学、運動学、神経系障害学、小児科学、老年期障害学、精神医学、筋骨格系障害学、内科学、がんリハビリテーション科学など
●実践的な問題解決能力と治療技術を身につけること。
【関連科目】リハビリテーション医学、理学療法評価学、運動療法学、物理療法学、義肢装具学、日常生活活動分析学など
●常に問題意識をもち、自己研鑽に努めること。
【関連科目】基礎ゼミナール、理学療法研究方法論、理学方法研究演習、卒業研究

保健学科/作業療法学専攻

全人的視点をもち、実践能力の高い作業療法士の育成

心や体に障害のある人々に対し、その個々人の主体的な生活を営む能力の獲得を図ることができる作業療法士を養成します。
リハビリテーション医学を基幹に、心理学、社会学、地域リハビリテーションなど幅広い人間科学体系を学び、治療訓練、障害予防、行動評価、臨床実習、さらに健康の維持・促進のための知識・技術を身につけた、実践能力の高い作業療法士を養成します。

【授業・講義】
教育目標と関連科目

●人間の体と精神を理解し、全人的視点を持つ医療人を育成する。
【関連科目】人体形態学、人体機能学、人体病理学、運動学、内科学、精神内科学、整形外科学、精神医学、保健学概論、保健医療福祉倫理学など
●実践的な問題解決能力と治療技術を身につける。
【関連科目】リハビリテーション医学、救急・蘇生医学、作業療法概論、基礎作業学、身体障害作業療法評価額、身体障害作業療法治療学など
●地域性や社会的ニーズにおける医療福祉サービスを理解する。
【関連科目】地域リハビリテーション概論、地域作業療法学、地域作業療法学実習、臨床実習など
●問題意識をもち、自己研鑽に努める。
【関連科目】基礎ゼミナール、研究方法論、卒業研究

心理支援科学科

心理学だけでなく医療系の基礎知識を持つ公認心理師として社会で幅広く活躍

心理支援科学科は、心理学に関する知識および技術を持つ専門家である公認心理師の養成を目的としています。本学科の入学者は全員が公認心理師資格を取得するために必要な科目を履修することになります。医学部の中に設置されているため、心理学だけでなく医学や保健医療分野についての基礎知識も学ぶことができます。3年生から「公認心理師に求められる5つの領域(保健医療、福祉、教育、司法・犯罪、産業労働)」に関連する実習施設で実際の心理支援の現場を幅広く見学することができます。
公認心理師の国家資格取得をめざしているため、心理系の大学院進学を主要な進路として想定しています。また、就職先における必要な資格として公認心理師を要件としているところが多いことから、公認心理師の資格を得ることで心理支援職に就職できる範囲が広がります。ほかにも認定心理士、児童指導員、心理判定員などの心理支援職に関する資格を取得することで、医療機関を中心に教育機関などにも進路の幅を広げることができます。

【授業・講義】
カウンセリング心理学研究室(研究室の一例です)

言葉にできない悩みや漠然とした気持ちについて、身体で感じる反応をヒントに探り、相手や自分自身の心を理解しようとする、フォーカシングという考えを念頭にした心の研究をしています。心と体の関連性や福祉心理学に至るまで研究領域は幅広く、目に見える成果を残すことは難しいかもしれません。立場や環境、障害の有無、年齢まで配慮する必要があり、それぞれに異なるアプローチが求められるからです。しかしその多様性こそが魅力で、カウンセリングで相手が変化する瞬間に出会うこともあります。「心の変化のプロセス」に注目しながら、実践的に学びを深めます。

アドミッションポリシー

医学部医学科が求める学生像

医学部医学科では、豊かな人間性と高度の医学知識に富み、広い視野と柔軟な思考力をもって社会的役割を的確に果たすことができる医師及び医学研究者の養成を目的としています。
 そのような人材の養成を目指すにあたって、「卒業認定・学位授与の方針」(ディプロマ・ポリシー)と「教育課程編成・実施の方針」(カリキュラム・ポリシー)を十分に理解し、以下に掲げる学力・行動力・意欲を有する学生を求めます。

●医学教育を受けるに十分な素養で、入学後に修める教養教育と専門教育の基礎となる学力
●他人を思いやるやさしさと社会性を持ちながら、高度で先端的な医療を地域社会と連携しながら実践してゆく行動力
●生涯にわたり医師として医療・医学に貢献したいという明確な目的を持ち、何事にも前向きに取り組み、知的・人格的に成長していこうとする意欲

医学部保健学科が求める学生像

 医学部保健学科では、保健医療の高度な知識及び技術を習得し、豊かな人間性と問題解決能力を備え、創造性、独創性と国際的視野を有し、社会で活躍できる人材の育成を目的としています。
 そのような人材の育成を目指すにあたって、「卒業認定・学位授与の方針」(ディプロマ・ポリシー)と「教育課程編成・実施の方針」(カリキュラム・ポリシー)を十分に理解し、以下に掲げる学力・行動力・意欲を有する学生を求めます。

●保健医療専門職となるための学修に必要な基礎的学力
●将来、他の医療職者と協調しながら保健医療活動を実践するための行動力
●向上心と研究心を基に、保健医療の実践者として社会に貢献する強い意欲

また、医学部保健学科の各専攻は、それぞれ次のような学生を求めます。

【看護学専攻】
●人間や生命、健康に関心を持ち、看護専門職者として知的・人格的に成長しようとする意欲のある人
●人間の尊厳を重んじ、人や社会、文化の多様性を認め、人と良好な関係を築くことができる人

【放射線技術科学専攻】
●チーム医療の一員として積極的にコミュニケーションを図り、他の医療技術者と互いに協力し合い、より良い医療を提供するための行動力のある人
●医療を安全に行う能力を有し、生涯にわたり向上心・探究心を持ち続け、知的・人格的に成長しようとする意欲のある人

【検査技術科学専攻】
●医療従事者としての自覚とチーム医療遂行のための協調性を持ち、鋭い観察力と洞察力ならびに応用力を備えて保健医療の発展のために積極的に行動できる人
●自然科学、保健医療、臨床検査に強い関心を持ち、検査職を通して人々の健康維持・増進に積極的に取り組む意欲のある人

【理学療法学専攻】
●他者と適切な関係を築きながら、様々な人たちと協働して、障害者等が抱える問題の解決に取り組む行動力を有する人
●理学療法士として向上心・研究心を持って保健医療に取り組み、障害者等のリハビリテーションに貢献したいという強い意欲のある人

【作業療法学専攻】
●作業療法の対象者の個別の価値観や生活を尊重し、対象者の希望に沿った作業活動を考えつつ実践するための行動力のある人
●チーム医療の一員として、他職種を尊重しながら、作業療法を積極的に実行する意欲のある人

医学部心理支援科学科が求める学生像

 医学部心理支援科学科では、科学的思考力を有し、こころの問題を感受し、その問題を解決できる能力や生命に対する高い倫理性と豊かな人間性を有し、悩める人に寄り添い、心理支援職としての役割を通して地域住民の健康と福祉に寄与し、社会に貢献する地域のリーダーとなる人材の育成を目的としています。
 そのような人材の育成を目指すにあたって、「卒業認定・学位授与の方針」(ディプロマ・ポリシー)と「教育課程編成・実施の方針」(カリキュラム・ポリシー)を十分に理解し、以下に掲げる学力・行動力・意欲を有する学生を求めます。

●心理支援職としての知識と技術を修得するのに必要な基礎学力
●他職種と連携しチームの一員として心理支援活動を実践するための行動力
●社会問題や地域の動向に関心をもち、心理支援職として社会に貢献する強い意欲

問い合わせ先

【住所・電話番号】

■医学部医学科 青森県弘前市在府町5
■医学部保健学科/医学部心理支援科学科 青森県弘前市本町66-1

【URL】
■医学部医学科 https://www.med.hirosaki-u.ac.jp/ 
■医学部保健学科 https://ghs.hirosaki-u.ac.jp/ 
■医学部心理支援科学科 https://www.cps.hirosaki-u.ac.jp/

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