ひろさき

弘前大学

国立大学 青森県

弘前大学/大学トップ

ここに注目!

  • 北東北エリアで5つの学部を有する国立の総合大学
  • 美しい四季と、歴史と伝統のある「弘前」で学ぶ
  • 世界に発信し、地域と共に創造する大学

大学の特色

北東北有数の中規模総合大学

弘前大学は北東北地域の総合大学の一つとして、また青森県内唯一の国立大学として、昭和24(1949)年5月に誕生しました。学問領域を幅広くカバーする5学部からなり、すべての学部が大学院に直結した中規模総合大学です。地域社会と密接に連携しながらグローバルな視点に立った教育・研究を推進し、その創造的成果をもって地域社会に、さらに国際社会に貢献することを基本理念としています。研究分野としては、環境・エネルギー・放射線、食・自然、健康寿命延伸、地域力向上、文化資源の活用を本学の重要なテーマと位置付け、研究の推進を図っています。
弘前大学は、地域と共にある地方大学ですが、本学で育成される人材や地域の課題解決に向けた教育研究によって得られた成果は、決して地域限定というものではなく世界に通用するものです。全ての教職員が一体となって、地域と共に成長し続ける弘前大学を目指しています。

世界に発信し、地域とともに創造する大学をめざして

本学は、「世界に発信し、地域と共に創造する」のスローガンのとおり、地域とともにある大学です。大学が取り組む研究を通し、さまざまな地域課題の解決に貢献しています。

【プロジェクト(一例)】
■弘前大学COI-NEXTプロジェクト
主な取り組みは、健康ビッグデータを活用した研究や社会実装です。このデータは短命県返上を目標に掲げ本学医学部が中心となって行う「岩木健康増進プロジェクト」で得たもので、全学部の教職員・学生らが行政と連携して取り組んでいます。

■弘大×AI×津軽弁プロジェクト
本学では、AI(人工知能)を活用し津軽弁と共通語の双方向の音声文字変換システムの開発を進めています。また津軽弁のデータをアーカイブ保存し、伝承していくことも目的の一つとなっています。

■北日本考古学研究センター
北海道や北東北を中心に、発掘実習や文化財の科学分析、保存処理、展示活動を行っています。こうした学びを通じ、地域で未活用だった資料に新たな価値を与え、未来に継承するだけでなく、地域課題に実践的に取り組む人材を輩出しています。

■りんご/さくら和紙研究会
青森県が生産量日本一を誇るりんごや、弘前の一大観光資源であるさくらの剪定枝を有効活用するため、本学では地元企業や青森県産業技術センターと連携し、ひろさき産学官連携フォーラム内に「りんご/さくら和紙研究会」を設置。剪定枝を活用して和紙を作製し、ねぷたなどの伝統工芸品や商品パッケージなどに活用する方法を模索しつつ、青森の魅力再発見と価値向上をめざす活動を行っています。

学ぶ街は、暮らす街でもある

弘前市は、青森県津軽地域の中心都市であり、弘前大学をはじめとする計5校の高等教育機関や、江戸時代から明治・大正時代の歴史的文化財、博物館や資料館などの数多くの教育・文化施設を備え栄えてきた学都です。弘前城や武家屋敷、禅林街、教会の西洋建築などの和洋の歴史的な建築物、街並みに加え、春は桜、夏はねぷた、秋はりんご、冬は雪といった季節ごとの趣も味わえ、歴史と文化、風土が融合した落ち着いた環境の中で学ぶことができます。

アドミッションポリシー

入学者受入れの方針(アドミッション・ポリシー)

弘前大学は、「卒業認定・学位授与の方針」(ディプロマ・ポリシー)と「教育課程編成・実施の方針」(カリキュラム・ポリシー)を十分に理解し、以下に掲げる学力・行動力・意欲を有する学生を求めています。

●入学後に修める教養教育と専門教育の基礎となる学力
●自立した個人として、または多様な人々と協働して、国際社会や地域社会に参画していこうとする行動力
●生涯にわたって知的好奇心を持ち続け、知的・人格的に成長していこうとする意欲

上記の学力・行動力・意欲を有する学生を選抜するために、多面的・総合的に評価する大学入試を実施します。

教育環境

教育を支える研究施設

【地域戦略研究所】
地域戦略研究所は、北日本新エネルギー研究所および食料科学研究所の統合再編により、新エネルギーの研究開発および食料科学に関わる専門的かつ学際的な研究を推進し、本学の教育研究の進展と社会および産業の発展に資することを目的に、2018年4月に設置されました。
3つの部門からなり、新エネルギー研究部門では、青森県内に豊富に存在する再生可能エネルギーを中心としたエネルギー資源の開発および利活用と寒冷地特有のエネルギーシステムに関する研究・教育・実践を行います。食料科学研究部門では、食品の機能性研究を通じて青森県の農林水産物の高付加価値化を図り、「北日本におけるグローバル食の成長戦略」の核となる拠点形成をめざします。戦略企画部門では、大学と地域との連携を強化し、社会実装や地域発展につながる研究を通じ、地域の課題解決をめざします。
新たな研究所は、エネルギーと食料を軸とした地域支援をビジョンとして活動し、研究者と地域の方々を結びつけるハブとしての機能も兼ね備え、大学として教育研究を通じて人的資源の発展にも貢献していきます。

【被ばく医療総合研究所】
被ばく医療総合研究所は、本学における放射線被ばく医療に関する基礎研究をさらに推進しつつ、各学部、研究科などにおける教育の支援を行うほか、全国に存在する原子力関連施設や被ばく医療施設における健康管理や緊急被ばく医療事故に対応できる専門的人材の育成など、これまでにない取り組みを行うことを目的として設置されました。
被ばく医療総合研究所は計測技術・物理線量評価部門、リスク解析・生物線量評価部門、放射化学・生態影響評価部門、国際連携・共同研究推進部門、被ばく医療学部門の5部門から構成され、放射線(能)計測技術の開発や線量評価法の高度化および標準化、放射性核種の環境動態、難分析放射性核種の新規化学的手法の開発、染色体異常を用いた線量評価や発がんのメカニズム並びにリスク評価、放射線防護剤の開発などについて基礎研究を行っています。

学生の学びを支える教育施設

目的に合わせたエリアで構成されるラーニング・コモンズ

【附属図書館】
本館(文京町地区)と医学部分館(本町地区)で構成されている附属図書館では、図書資料の閲覧・貸出をはじめ、学術的資料に関する調査、全国の大学図書館との相互利用(文献複写、図書の貸借)を行い利用者の学習・研究活動を支援する情報基盤の1つとして活動しています。附属図書館全体の蔵書数は約84万冊、電子ジャーナル利用可能数は13,505タイトルです。
ラーニング・コモンズ
図書館内で会話が可能なエリアが「ラーニング・コモンズ」です。従来からある書籍の閲覧だけでなく、電子情報も利用しながら、複数の学生が集まってグループ学習や議論、ワークショップなどの場として活用しており、学修活動を支援する施設となっています。施設内には発表のリハーサルなどができるプレゼンテーション・スタジオや飲食可能なリフレッシュ・スペース、予約なしで自由に利用できるアクティブ・ラーニング・エリアなどがあります。

国際交流支援

使える英語力を鍛えるイングリッシュ・ラウンジ

【国際連携本部】
国際連携本部は、国際連携推進部門、国際教育部門、国際支援部門の3部門からなり、相互に連携協力することにより、新規協定校および交流プログラムの開拓、留学広報活動の推進、受入れおよび派遣留学生教育の充実ときめ細かなサポート、海外渡航におけるリスクマネジメントなどを迅速かつ適切に行っています。なかでも、協定校との交流実績を生かした教育研究交流プログラムの開発を推し進めることによって本学の国際交流の進展の中心的役割を果たしています。
本学は2024年5月1日現在、アメリカ、カナダ、ニュージーランド、中国、韓国、フランス、ドイツ、タイなど24か国の62大学と大学間交流協定を締結しており、国際連携本部サポートオフィスが海外留学や外国人留学生の受け入れを支援しています。本学には1年間または半年間の「協定校交換留学」、春休み・夏休みを利用した「短期留学」「HIROSAKIはやぶさカレッジ※」、協定校への「オンライン留学」があります。協定校への留学希望者に対しては、授業履修システム、留学手続き、奨学金・助成金などについての説明会を行います。
※「HIROSAKIはやぶさカレッジ」は約1か月の短期海外研修、英語による修了報告などを必修としたグローバルリーダー育成のための1年6か月の特別な教育プログラムです。

イングリッシュ・ラウンジ
「世界に発信し、地域と共に創造する」ためには文系・理系を問わず、英語を含めたさまざまな言語によるコミュニケーション能力が大切です。イングリッシュ・ラウンジは学部・大学院生の多言語の習得とコミュニケーション能力の向上を目的とした自律学習施設です。各国の留学生や教員と交流し、異文化の理解を深め実践的な英会話を交わす「学内留学」も体験できます。目的・目標に対応した基礎英語、TOEIC、TOEFLなどの多彩な講座も開設しています。自習用のソフトウエアによる端末機器を使った個人学習設備も整ったスペースとなっています。
また、現在、高大連携事業の一環としてオンラインセミナーの一部、および所属教員が担当する教養教育科目を県内協定高等学校へオンラインで提供しています。

学部

【2024年度入学者対象】

弘前大学の偏差値 48~66

学科ごとの偏差値を確認してみよう

基本情報

学費・奨学金

【2024年度】

◎入学料 28万2000円
◎授業料 53万5800円(年額)

経済支援

【入学料・授業料免除事業】
本事業は、経済的理由により修学が困難であるが、「高等教育の修学支援新制度」への申込み要件を(経済的な理由以外で)満たしていないために同制度の支援を受けられない学部学生に対して、本学独自の減免事業を実施し、本学の学生を経済的に支援することを目的として設立されました。申請者の家計に基づき選考のうえ、家計に応じて入学料および前期授業料「全額」または「3分の2」または「3分の1」を減免します。※本学の予算状況により減免額を調整する場合があります。

弘前大学独自の奨学制度
【岩谷元彰弘前大学育英基金】
岩谷元彰(いわやもとあき)弘前大学育英基金は、本学学生の修学に係る支援を目的として設立されました。募集は10月~11月頃に行い、選考により給付対象者を決定しています。
給付額:一人20万円
【弘前大学基金トヨペット未来の青森県応援事業】
本事業は、青森トヨペット株式会社からの寄附を元に設立された、2年次以上の青森県出身学生向けの給付奨学金です。応募資格を満たした申請者の中から、選考により給付対象者を決定します。
給付額:一人25万円
【弘前大学基金弘前大学生活協同組合学生支援金給付事業】
弘前大学生活協同組合からの寄付をもとに設立された、経済的理由により修学が困難な学生に対する修学支援金給付事業です。日本学生支援機構の給付型奨学金に申し込んだが採用されなった学生、授業料免除を受けていない学生などを主な対象者としています。応募資格を満たした申請者の中から、選考により給付対象者を決定します。
給付額:一人10万円
【弘前大学生活支援奨学金】
一時的な経済的理由により生活が困難な学生、または特別な事情により生活が急変した学生に対し、生活費に充てる奨学金を無利子で貸与する制度です。
貸与額:上限10万円(一括貸与)、特別な事情の場合は上限30万円
申し込みは随時受け付けしています。

奨学金制度
【日本学生支援機構奨学金】
日本学生支援機構では学業・人物ともに優秀であって、経済的に修学が困難と認められた学生に奨学金を給付・貸与する制度があります。
詳細は日本学生支援機構Webサイト、または本学Webサイトをご覧ください。
【その他の奨学金】
地方公共団体(都道府県・市区町村など)や民間団体などが行う奨学金制度もあります。本学が受付窓口となっている奨学団体は約80団体ありますが、希望する奨学金がある場合は、事前に奨学団体へ直接問い合わせください。

弘前大学の学費(初年度納入金)・奨学金を見る

留学

※ご紹介している留学プログラムは中止・変更になる可能性があります。
「留学人数」、「大学独自の奨学金制度の有無」などについては、過年度の実績を掲載している場合がありますので、詳細は、各大学の公式ホームページ等でご確認をお願いいたします。

過去の留学実績(調査年度:2024年)

昨年度または一昨年度の留学実績

【留学期間別の留学人数】
1か月未満 81人
1か月以上3か月未満 1人
3か月以上6か月未満4人
6か月以上1年未満20人

単位認定、奨学金

【大学独自の奨学金】ある
※各大学の留学実績や単位認定、奨学金などについては、大学発表の資料でもご確認ください。

住環境

本学には、全国各地から集まる学生のため、男子寮「北溟寮」「北鷹寮」、女子寮「朋寮」の3つの寮があり、各室に机・椅子・ベッド・本棚・ロッカーが附設しています。寄宿料、食費(朝・夕2食)、光熱水料金などを含む1か月当たりの寮費は月額3万3000円~4万2000円程度です。

クラブ・サークル活動

アスリートとして、夢や可能性を追いかける人。表現することに、感性や情熱を注ぐ人。ボランティア活動などで社会貢献に励む人。
学年・学部の違いを超えて、さまざまな人と知り合えるサークル活動に打ち込んでみませんか。きっとあなたの大学生活をより充実したものにしてくれるでしょう。

体育会系クラブ

硬式野球部、軟式野球部、女子ソフトボール部、男子ハンドボール部、女子ハンドボール部、サッカー部(男)、ラグビーフットボール部、アメリカンフットボール部、硬式庭球部、ソフトテニス部、男子バスケットボール部、女子バスケットボール部、男子バレーボール部、女子バレーボール部、バドミントン部、卓球部、剣道部、合気道部、居合道部、空手道部、柔道部、相撲部、陸上競技部、水泳部、馬術部、競技ダンス部、器械体操競技部、アーチェリー部、弓道部、競技スキー部、山岳部、探検部、ワンダーフォーゲル部、サイクリング部、ボウリング部ほか

文化系クラブ

M・C・Q、スティールパン部、津軽三味線サークル、弘前大学吹奏楽団、弘前・スライド・ミュゼッグ、フィルハーモニー管弦楽団、PopularMusic研究会、グラスハープアンサンブルアンジェリーク、弘大囃子組、混声合唱団、劇研マップレス、弘大ラジオサークル、映画研究会、漫画研究会、お笑いサークルWPS、大道芸サークルMocha、囲碁部、表千家茶道部、写真部、書道部、陶芸倶楽部、美術部、文芸部、将棋部、弘前大学かるた会~ききょう組~、華道部、クイズ研究会、鉄道研究会、さくらボランティア、天文同好会COSMO、フィールドサイエンス研究会、野鳥の会、ロボティクス研究会、環境サークルわどわ、中国語サークル、児童文化研究部KIDS'、農家・農村サポートサークル TEAM DANBURI、手話サークルひだまり、学祭本部実行委員会、新歓本部実行委員会、キャリアサポート研究会、弘大Hub’s ほか

大学院・併設の大学

大学院

■人文社会科学研究科 人文社会科学専攻(修士課程)
■教育学研究科 教職実践専攻(専門職学位課程)
■医学研究科 医科学専攻(博士課程)
■保健学研究科 保健学専攻(博士前期課程・博士後期課程)/心理支援科学専攻(修士課程)
■理工学研究科 理工学専攻(博士前期課程)/機能創成科学専攻・安全システム工学専攻(博士後期課程)
■農学生命科学研究科 農学生命科学専攻(修士課程)
■岩手大学大学院連合農学研究科 生物生産科学専攻・生物資源科学専攻・地域環境創生学専攻(博士後期課程)
■地域共創科学研究科 地域リノベーション専攻・産業創成科学専攻(修士課程)
■地域社会研究科 地域社会専攻(博士後期課程)

パンフ・願書

本学をさらに知るために、ぜひ大学案内を取り寄せてください。学部・学科の詳細な紹介や、在学生の体験談などが豊富に掲載されています。

教員数・学生総数

教員数

教授212人、准教授198人、講師77人、助教247人

*2024年08月収集情報

学生総数

5939人

*2024年5月1日現在

新入生総数

1391人

*2024年08月収集情報

その他の特色・学生支援制度

奨学金 奨学金 単位互換 大学院 学生寮 部活動・同好会
給付 貸与 留学制度 学内 学外 修士 博士 男子 女子 文科系 体育会系 同好会
× 約90 約50 -

所在地・アクセス

文京町キャンパス(人文社会科学部、教育学部、理工学部、農学生命科学部)

●青森県弘前市文京町1
JR「弘前」駅からバス「弘前大学前」下車

本町キャンパス(医学部)

●青森県弘前市在府町5
JR「弘前」駅からバス「大学病院前」下車

問い合わせ先

住所

〒036-8560
青森県弘前市文京町1 
学務部入試課

電話番号

(0172)39-3122 /(0172)39-3123

URL

https://www.hirosaki-u.ac.jp/

E-Mail

nyushi@hirosaki-u.ac.jp

弘前大学についてのよくある質問

弘前市のほかに入試会場はありますか?

一般選抜・前期日程では、弘前市のほか、仙台市と札幌市に試験会場を設置します。詳細はこちら

自分が所属していない学科(課程・専攻)の授業を受けられますか?

いわゆる座学の講義(実験や実習を除く)が中心となりますが、所属外の学科や学部の授業を受けることもできます。詳細はこちら

就職支援について教えてください。

キャリアセンターでは、学年を問わず就職活動に関するさまざまな支援(セミナー、就職相談、面接練習など)を行っています。詳細はこちら

学費や教科書代などはどのくらいですか。

入学料は28万2000円、授業料は年額53万5800円です。詳細はこちら

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