佐賀大学/医学部の詳細情報
学科・定員・所在地
学科・定員
医学科(103名)
看護学科(60名)
所在地
医学科
1~6年:佐賀
看護学科
1~4年:佐賀
※変更の場合もありますので、学校が発行している資料やホームページにてご確認ください。
医学部の偏差値を見るプロフィール
●グループ学習・自己学習で自ら考える力を身に付ける
●実習を重点的に行い現場で活躍できる医療人を育成
●地域の課題に目を向け、患者に寄り添う誠実な医療人としての志を育む
自主学習・自己評価をモットーに、教養教育・基礎医学・臨床医学が融合した総合カリキュラムを編成。医療の現場から学ぶことを重視した6年(医学科)あるいは4年(看護学科)の一貫教育を推進しています。時代にマッチした斬新な教育方法を取り入れ、豊かな感性と高度な専門知識・技術を兼ね備えた良き医療職者の養成を目標としています。
【キャンパス】
鍋島キャンパス
【学生数】
864名(2023年5月1日現在)
【専任教員数】
163名(2023年5月1日現在)
【大学院】
先進健康科学研究科、医学系研究科
医学科
【講義・学問分野】
専門基礎科目(生命倫理学、行動科学原論など)、基礎医学科目(分子細胞生物学、免疫学、生化学、人体発生学、組織学、肉眼解剖学など)、機能・系統別PBL科目(地域医療、呼吸器、循環器、消化器など)、臨床実習(臨床実習、地域医療実習など) など
看護学科
【講義・学問分野】
専門基礎科目(プレゼンテーション技法、解剖学・生理学など)、看護の機能と方法(基礎的看護技術など)、ライフサイクルと看護(発達看護論など)、地域における看護(公衆衛生看護学概論など)、臨地実習(基礎看護実習、成人看護実習など) など
入学者・卒業者数
入学者数
163人- 女子生徒数
- 112人
- 男子生徒数
- 51人
- 地元出身学生数
- 40人
- 入学者総数
- 163人
卒業者数
168人- 就職者数
- 159人
- 進学者数
- 2人
学部の特色
グループ学習・自己学習で自ら考える力を身に付ける
医療の現場で活躍できる人材を育てるために、医学科・看護学科では自ら考えるカや行動する力を身に付けるための独自カリキュラムを実施しています。少人数でのグループワークやグループ討論を行いながら、チューターがきめ細かくフォローを行い、現場に出た際に即戦力となれる実力を身に付けます。
実習を重点的に行い現場で活躍できる医療人を育成
本学では実習を重視しており、卒業してすぐに社会で役立てる医療人の育成を行っています。看護学科では1年次から実習を、医学科では5~6年次は臨床を重点的に行い、卒業後すぐに活躍できる力を育てます。
地域の課題に目を向け、患者に寄り添う誠実な医療人としての志を育む
本学は佐賀県の中で唯一医師を育成しているため、佐賀県と近隣の地域の医療を担っています。
そのため、地域の救急や在宅など現在の課題に目を向け、地域の人々に貢献する患者に寄り添える誠実な医療人を育てます。
この学部のことを詳しくチェック
学べること
医学科
自学・自習に基づく問題解決能力を有する医療者の育成
本学科では、医の実践において、強い生命倫理観に基づくとともに広い社会的視野の下に包括的に問題をとらえ、その解決を科学的・創造的に行うような医師を育成します。教養教育、基礎医学、臨床医学の実施時期を明確に区別せず、Phase(フェイズ)I~Vに分けて6年一貫教育を実施しています。教養教育科目および専門基礎科目は1年次~2年次後期まで行われます。専門科目では、基礎医学が1年次後期から始まり、遺伝子、発生、細胞、組織、器官、個体、集団といった順序で、かつ構造と機能を並行して勉強できるように構成されています。3・4年次には、内科、外科、小児科などの臨床医学を統合し、臓器別に再構成したカリキュラムで学び、医師として患者さんの問題を解決する能力を養います。
【授業・講義】
PBL
PBL とは、問題基盤型学習(Problem-based Learning)といわれるもので、従来の講義形式と違い、学生を1グループ7~8人程度の少人数に分け、提示された課題に対し、グループでのディスカッションを通じて、自らが問題点を見つけ解決法を探る、つまり自ら学習する方法のことです。各グループにはPBL チューターといわれる教
員がつき、学習を進めるためのアドバイスを行います。
看護学科
高い倫理観と問題解決能力を育成
医学部の「社会の要請に応え得る良き医療人の育成」という基本理念の基に、変化し進歩し続ける健康へのニーズや医療に対応できる、高い看護実践能力をもつ看護職者の育成をめざしています。
本学科では、保健師や助産師、看護師国家試験受験資格が取得できます。2020年度の国家試験合格率および就職率ともに100%でした。高度な看護実践能力の育成に欠かせないのが、看護学実習(臨地実習)です。臨床は看護の現象を学ぶ場として重要であり、実習は学習方法として不可欠です。1年次から系統的に看護学実習を行い看護の知と技と態度を修得します。主な実習施設となる医学部附属病院とは廊下伝いに移動できるという利便性も特色で、教室での学習と実習による経験を相互に統合できる環境にあります。学生は恵まれた環境の中で臨床指導を受け、看護実践能力を着実に身に付けていくことができます。
【授業・講義】
臨地実習
病院における実習と、地域・在宅における実習を一つにしたものです。1年前期の早期体験学習、2年前期の基礎実習、3年後期の臨地実習および4年前期の在宅および統合実習で構成されています。3年後期の臨地
実習を行う学生はStudent Nurse(SN)の認定を受けた後に実習に入ります。
アドミッションポリシー
医学科
〈入学志願者に求める高等学校等での学習の取り組み〉
医学は、生命科学を中心に自然科学のあらゆる分野が密接に関連しているとともに、人間を対象とする人文・社会科学的要素が深く関わっています。そのため、高等学校で履修すべき科目を偏ることなく、幅広く習得しておくことが必要です。特に、生物・化学・物理・数学の基本的事項を充分理解し、それに基づく論理的な思考ができるようにしておく必要があります。さらに、大学の学習で用いる参考書等の理解、レポートの作成、グループ討論や発表に必要な国語力、英語力およびコミュニケーション能力を獲得していることも重要です。また、医学への志を確かなものにするために、医学・医療をとりまく社会に目を向け、読書やボランティア活動、医療関連に携わる先輩との交流などの取組みを通じて、自身の将来像を自ら考える積極的な姿勢が望まれます。
上記のことに加え、自らの学習活動や取り組みなどを通して、周囲の学生にも良い刺激をもたらすことで、本学科の教育・研究活動を活性化できる「主体的に学ぶ態度」を持った学生を歓迎します。
看護学科
〈入学志願者に求める高等学校等での学習の取り組み〉
看護学は、健康な人から病をもつ人まで様々な健康レベルの人々を対象とした実践科学です。人間は身体的・精神的・社会的存在で、環境と相互作用しながら健康を維持しています。健康には、自然・人文・社会科学的要素が深く関わっているため、看護学の学習のためには、高等学校で履修すべき科目を偏ることなく、幅広く習得しておくことが必要です。看護実践の基礎となる、看護の知識と専門的技術の修得には、特に、生物・化学・物理・数学の基本的事項を理解し、論理的な思考ができるようにしておく必要があります。また、看護は人間関係を通して実施されるため、文章による意思の疎通に必要な国語力や自己・他者間の理解を共有するためのコミュニケーション能力を獲得していることも重要です。
大学での学習は、看護の生涯学習の基盤となるため、国内外の社会に目を向け、読書やボランティア活動などの自己啓発の取組みを通じて、自ら考える積極的な姿勢が望まれます。
この学部のことを詳しくチェック
問い合わせ先
【住所・電話番号】
佐賀市鍋島5-1-1
学務部入試課
0952-28-8178
【URL】
医学部の主な就職先
■就職率/100%(2023年3月卒業生実績)◎医学科佐賀大学医学部附属病院、九州大学病院、長崎大学病院、熊本大学病院、久留米大学病院、佐賀病院、佐賀県医療センター好生館、嬉野医療センター、 九州医療センター、長崎医療センター、福岡赤十字病院、高木病院 …ほか
医学部の就職・資格情報を見る