神戸市外国語大学/学部・学科
学べること
複雑化・多様化する国際社会で自ら行動し、他者を理解し協調できる人材をめざす
本学では、ビジネス・外交・教育・研究など社会のさまざまな分野で国際的視野を持って活躍できる「行動する国際人」の育成をめざしています。
「行動する国際人」とは、複数の領域に秀でた複眼的思考力を持った人物であり、複雑化・多様化する国際社会において能動的に行動し、他者を理解し協調できる人物です。そのために専攻外国語とその背後に広がる文化と社会に通じていること、体系的な学問習得に裏打ちされた洞察力と論理的思考力をもつこと、その両方を備えた人材を育成することを目標としています。
演劇を通して外国事情や文化を学ぶ「語劇祭」
語劇祭は、本学創立以来開催70回以上を誇る伝統行事です。学内5つの語劇団がそれぞれの言語で約2時間の舞台を演じます。大道具や衣装も手作りとは思えない本格派で照明や音響などの裏方も学生が担当します。外国語による演劇は生きた外国語修得・披露の場であり、演劇を通して外国事情や文化を学習するという意味において、外国学実践の場として最適なものです。
なお、語劇祭の運営も学生主体の『語劇祭実行委員会』がおこなっており、日程の調整、会場の手配、各劇団の取りまとめ、チケット販売、会場整理などの重要な役割を学生が一手に引き受けています。
地域経済の活性化にも貢献!「全国大学生マーケティング・コンテスト」
本学の学生と教職員から成る運営委員会が企画・運営するMCJ(Marketing Competition Japan)は、企業・団体等が提示する商品をテーマとしたマーケティングプランを全国から参加した大学生チームが作成し、英語でプレゼンテーションを行うコンテストで、2011年に始まりました。全国の大学生が、学生ならではの視点で企業や団体への提言を行います。
このMCJは、本学をはじめ日本各地の大学生に企画立案、発表といったプロセスを通して論理的思考力、メディア対応能力、コミュニケーション能力、英語力などを向上させる機会を提供するとともに、学生の目線から地元企業へ提言を行うことで、地域経済の活性化に貢献することも同時にめざしています。