きたきゅうしゅうしりつ

北九州市立大学

公立大学 福岡県

北九州市立大学/国際環境工学部の詳細情報

学科・定員・所在地

学科・定員

環境化学工学科(45名)
機械システム工学科(45名)
情報システム工学科(70名)
建築デザイン学科(50名)
生命工学科(45名)※2025年度から環境生命工学科の名称が生命工学科に変わります

所在地

1~4年:福岡

※変更の場合もありますので、学校が発行している資料やホームページにてご確認ください。

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プロフィール

●学術研究都市にある国際的なキャンパス
●環境・情報技術を世界的スケールで研究
●最先端の施設・設備機器を完備

照準は未来。
持続可能な発展をめざして、エネルギー・環境・情報について正しい認識を持って社会に貢献できる高度な技術者・研究者を育てます。また、“ものづくり”の使命を地球規模の最適化という視点から捉え、技術のみにこだわることのない広い視野を備えた人材育成をめざしています。

【キャンパス】

北九州市若松区ひびきの

【学生数】

1123名(2024年5月1日現在)

【専任教員数】

68名(2024年5月1日現在)

【大学院】

国際環境工学研究科

環境化学工学科

【講義・学問分野】

人類が直面する環境・エネルギー問題を解決するため、化学を基礎とする環境技術で、自然と共生する資源・エネルギー・物質の循環型システムを開発します。

機械システム工学科

【講義・学問分野】

機械工学に関する基礎知識、創造性、応用力を習得し、「環境に配慮したものづくり」ができる技術者を育成します。

情報システム工学科

【講義・学問分野】

基礎技術から最先端まで国際的な視野で、新しいサービスやコンテンツが企画でき、ベンチャービジネスにより、自ら産業を開拓できる人材を育成します。

建築デザイン学科

【講義・学問分野】

低環境負荷を前提とした技術を学ぶことで、安全で信頼できる快適な空間であり、新発想や創造を生む器として、美しい建築・都市空間をデザインする能力を身に付けます。  

生命工学科※2025年度から環境生命工学科の名称が生命工学科に変わります

【講義・学問分野】

バイオテクノロジーや環境マネジメントの最先端を学びます。生態系の保全や、社会との共存に配慮しながら技術の発展に貢献できる人材を育成します。   

学部の特色

学術研究都市にある国際的なキャンパス

理工系の大学、研究機関、企業が集積している学術研究都市にキャンパスがあります。
学術研究都市全体の学生は約2,400名で、その30%は留学生という、国際色にあふれた環境のキャンパスです。

環境・情報技術を世界的スケールで研究

キャンパス内に環境技術研究所を併設し、国の大型研究プロジェクト等、次世代産業の創出・高度化を牽引する最先端の研究開発を進めています。4年次から配属される研究室では、大学院生や研究員と同じチームで研究を行います。

最先端の施設・設備機器を完備

各学科の実験室、演習室には最新機器が並びます。
また計測・分析センターや特殊実験棟などでは、高度で専門的な機器を実験・実習に使用でき、最先端の技術を身に付ける環境が整っています。
◎環境技術研究所
バイオマテリアルや環境、エネルギー等の最先端の研究を進めています。
◎計測・分析センター
さまざまな物質や現象を予測・分析するための高性能の最先端機器を備えた施設。「透過型電子顕微鏡(TEM)」や「核磁気共鳴装置(NMR)」など、約40種類の機器を配置し、主に化学・バイオ分野などの教育・研究に活用しています。
◎特殊実験棟
大型の設備や防音、耐震を講じる必要のある実験・研究に対応するために整備された施設。「風洞実験装置」や「空調性能試験室」などを備え、主に機械工学や建築工学の教育・研究に活用しています。
◎学術情報センター
図書室、遠隔講義室、CAI室、スタジオ・コンテンツ制作室などを備えた学術情報の集積地です。図書室は、学習・研究に必要な学術雑誌や理工系の専門図書などが充実しています。

学べること

環境化学工学科

環境と調和する化学技術・システムの開発

21世紀に人類が直面する環境問題を解決するため、自然界・環境と調和する化学技術とシステムの開発をめざします。環境に優しい新素材の開発、エネルギー・資源の有効利用、物質の高度リサイクルシステムの開発、有害・汚濁物質の処理および資源化、環境浄化、環境分析に貢献できるグローバルな21世紀型人材を育成します。

【授業・講義】
有機化学実験

講義で習うさまざまな有機化学反応の実験を行います。
有機化学についての理解をより一層深めるとともに、実験技術を習得します。有機化学反応がどのように進むのか、用いる化合物の性質が反応にどのように影響するのか、ということについて、実験の結果と講義で習った内容を合わせて探求します。実験なので、実際に自分の手で操作すること、一つ一つの操作の意味を理解すること、反応の様子をよく観察することが大切です。

機械システム工学科

持続可能な社会の構築をめざし、環境に配慮したものづくりを学ぶ

機械工学に関する基礎知識、創造性、応用力を修得し、「環境に配慮したものづくり」ができる技術者を育成します。特に実践的な力を養うことができるよう、充実した演習・実験・実習科目を提供します。

【授業・講義】
機械設計製図Ⅰ

機械系の専門科目で、機械に関わる動力装置に関して、動力伝達装置の理論と設計計算を行いながら機械設計・製図の基礎を学びます。
機械設計について、機械に働く力、材料および動力伝達装置の要素を踏まえて理解するとともに、機械設計に関する課題を発見し、良い設計とは何かを探求します。この授業は、『目的達成に向けて、論理的にアイデアを具現化する』という設計の本質を体得して「設計って面白い」と感じてもらうことを目的としており、機械要素や機構、機械設計などの基礎、基本的なCADのスキルを身に付けることをめざしています。

情報システム工学科

キミの大学生活が情報技術の未来を変える、地域と世界をつなぐ

ロボットや自動車スマホカメラの画像処理、3Dグラフィックスは、微分積分などの数学の応用です。情報技術(IT) は、プログラミングや電子工作だけでなく、これらのような応用も含まれます。本学科では情報技術を幅広く学び、その中から深く探究できます。今まで経験なくても一から学べます。

【授業・講義】
情報システム工学実験Ⅱ

画像処理を中心に、プログラミングやデータ構造、アルゴリズムを学びます。
C言語やProcessingを使い、画像の変形やフィルタ処理、描画プログラムの作成など、実践的な技術を習得します。主にコンピュータを活用した問題解決能力、特に、画像処理やグラフィックスを扱い、プログラムを通して、データ構造やアルゴリズムの深い理解をめざします。実践的なプログラミング能力を身に付けることを重視しており、理論を理解するだけでなく、自分でプログラムを作成し、問題解決に取り組む姿勢を大切にしています。

建築デザイン学科

環境共生をキーワードに、21世紀のより良い建築・まちづくりを学ぶ

われわれが暮らしを営む建物や都市は、これまでのフロー・大量廃棄型からストック・資源循環型に変わる必要があります。本学科では、低環境負荷を前提とした技術を学ぶことで、安全で信頼できる快適な空間、更には新発想や創造を生む器としての美しい建築・都市空間をデザインする能力を身に付けます。

【授業・講義】
環境設備実験

空気調和設備について冷暖房負荷の発生と室内環境の形成のメカニズムを模型実験や解析を通じて理解するとともに、省エネルギー建築の実現のための各種手段の効果を学びます。
また、キャンパス内の設備や装置の現地調査を行い、それぞれの設備機能に関しての理解を深めたり、省エネルギー、快適環境実現のための各手法を学んだりします。机上の理論だけではなく、建築物の内外における建築環境設備に関する熱、光、空気、音、水、エネルギーといった物理現象を深く理解してもらうことを本授業では大切にしています。

生命工学科

分子から地球環境までを俯瞰した生命・人間社会工学の創造

バイオテクノロジー、バイオマテリアル、エコテクノロジーを複合して、医療材料や環境材料の開発、生態環境修復や自然環境保全技術の開発を行うとともに、環境に調和した人間社会の構築をめざした研究を推進し、人間が豊かに快適に暮らせる未来を創ります。

【授業・講義】
生命工学実習

「生命工学実習」は3年生の実習です。4年生から行う卒業研究の準備段階として、医用材料、生物機能、環境生態の各分野における研究テーマに取り組み、研究活動に必要な考え方・知識・スキルなどの実践的能力を習得します。
生命工学科では3年前期に医用材料、生物機能、環境生態の3つの教育研究分野に分かれて、専門知識と技能を学びます。3年後期からは更に各々の研究室に配属し、指導教員との密接な連携のもと、講義や実習で学んだ知識や技能を更に発展させて、卒業研究に必要な知識やスキルの習得をめざします。

アドミッションポリシー

求める学生像

■環境化学工学科
○化学・エネルギー・環境に関心を持ち、その理解・応用の基礎となる知識・論理の修得を目指す人
○大学で学んだ知識を活かし、大学院での高度な知識の修得や、化学・環境技術者としてより高い視点から活躍を志す人
■機械システム工学科
○機械システム工学・エネルギー・環境問題に関心を持ち、その解決のために工学を応用する意欲を持っている人
○明確な目標を持ち、そのための努力を惜しまず、常に自らの能力向上を図る意欲のある人
○国際的な視点から技術の発展に貢献する意欲を持っている人
■情報システム工学科 
○情報環境の生み出す諸問題に関心を持ち、解決しようとする意欲を持っている人
○明確な目標を持ち、そのための努力を惜しまず、常に自らの能力向上を図る意欲のある人
■建築デザイン学科 
○ 建築学・エネルギー・環境問題に関心を持ち、その解決のために工学を応用する意欲を持っている人
○ 明確な目標を持ち、そのための努力を惜しまず、常に自らの能力向上を図る意欲のある人
○ 誇りある建築技術者となるために必要な責任感、倫理観を有する人
■生命工学科
○バイオテクノロジー、生態保全、環境マネジメントに取り組む強い意欲を持っている人
○生物の機能を活用した新技術の創出を目指す意欲を持ち、生命科学と化学に深い関心を持っている人
○エネルギー・環境問題に関心を持ち、その解決のために工学を応用する意欲を持っている人

問い合わせ先

【住所・電話番号】


  〒808-0135 福岡県北九州市若松区ひびきの1-1
  TEL.(093)695-3340

【URL】

https://www.kitakyu-u.ac.jp/env/

国際環境工学部の主な就職先

◎就職率:99.0%
■環境化学工学科 
正興電機製作所、太平電業、東テク、エコウッド、東亜非破壊検査、西日本プラント工業、日鉄テクノロジー、パナソニック環境エンジニアリング、新出光、八幡ビルエンジニアリング、リガク、ピラミッド …ほか

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