藤女子大学/文学部の詳細情報
学科・定員・所在地
学科・定員
英語文化学科(80名)
日本語・日本文学科(80名)
文化総合学科(80名)
所在地
1~4年:北海道
※変更の場合もありますので、学校が発行している資料やホームページにてご確認ください。
文学部の偏差値を見るプロフィール
●課題を発見する力・探求する力・書く力
●充実した少人数のゼミ
●学問探究を積み上げるための専修制
英語文化学科、日本語・日本文学科、文化総合学科があります。
【キャンパス】
北16条キャンパス
【学生数】
939名(2024年5月1日現在)
【専任教員数】
37名(2024年5月1日現在)
英語文化学科
【講義・学問分野】
Oral English、Reading、The Art of Writing、Vocabulary Building、言語・コミュニケーション講読、英語圏文化概論、国際教養講義、 English Discussion & presentation など
日本語・日本文学科
【講義・学問分野】
日本語史資料講読、平安文学へのいざない、枕草子と紫式部日記を読む、日本語学研究・古典文学研究・近現代文学研究、三遊亭円朝を中心とした近代語研究、日本文化論・日本文化とアジア・書道、「世界文学」のために など
文化総合学科
【講義・学問分野】
異文化コミュニケーション、文化人類学、法学、国際関係論、心理学、西洋史、日本史、哲学、倫理学 など
学部の特色
課題を発見する力・探求する力・書く力
必修の卒業研究(論文)では、自分の興味関心に基づいて設定した課題の解決に向けて、さまざまな媒体や経験を通して集めた情報の中から有用なものを読み取り、それを分析・検証し、その過程と結論を論理的に説明します。そうした中で、広汎に活用できる思考力・表現力・コミュニケーション力を養います。
充実した少人数のゼミ
卒業研究に向けて、早い段階から自分で調査・考察した成果を発表(表現)する機会が授業としてきめ細かに設けられています。各学科とも、学年の進行に沿って、基礎・発展・完成の3段階に分けて演習(ゼミ)が開かれており、それを軸にして段階的に学ぶことが可能です。
学問探究を積み上げるための専修制
1年次に幅広い教養を身に付け、2年次以降は主として「専修」の枠組みを通して本格的な専門教育へ進んでいきます。段階的に学問探究を積み上げ、また、各専修の枠を越えてさまざまな科目を学びながら、徐々に興味関心のある専修や専門に絞っていけるようなカリキュラムとなっています。
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学べること
英語文化学科

英語力を高め社会に貢献する
■安心感のある少人数授業
コミュニケーション、英語圏文学、英語学などさまざまな専門分野の教員が、少人数クラスで、学生一人ひとりに目を配っています。教員が学問以外の悩みにも対応しつつ、大学生活をサポートします。アドバイザー制を導入することにより、わからないことや困ったことがあった時に相談しやすい環境づくりをしています。
■学科での学びを基礎に海外留学へ
海外留学に挑戦する学生が多いことも英語文化学科の特長の一つです。留学先はオーストラリアやカナダなどの英語圏の国が中心ですが、韓国や台湾などアジア圏に留学する学生もいます。留学先でその国の文化を自ら体験し、実践的に語学力を高めることにより、自身を大きく成長させる機会にもなります。
■英語力を高め、自分らしいキャリアを築く
ディスカッションやプレゼンテーションの豊富な機会を通して、仕事をするうえで欠かせないコミュニケーション能力を磨くことができます。さらに、4年間の積み重ねによって身に付く確かな英語力は、自分の可能性を広げ、さまざまな進路において役立ちます。
1年次に幅広い教養を身に付け、2年次以降は主に「専修」の枠組みを通して、段階的に学問探究を積み上げていきます。
◆文学・文化専修=文学を中心に、英語圏の文化、社会、歴史、思想などの諸領域を幅広く研究します。
◆言語・コミュニケーション専修=英語を中心とする言語の歴史や音声現象、単語や文の構造と意味、会話のしくみなど、いろいろなレベルの「ことば」を研究します。
【授業・講義】
カリキュラムの特徴
英語文化学科は、英語ネイティブ・スピーカーの教員による授業が豊富で、英語の総合的な運用能力を身に付けるためのカリキュラムを編成しています。
1・2年次の学科基礎科目で徹底した英語の基礎づくりを行い、実践英語科目や英語で行われる専門講義によっても英語力をさらに発展させることが可能です。
専門分野の授業も多様で、それぞれが興味を持った分野について専門的な学びを追究できます。
日本語・日本文学科

日本語・日本文学、日本文化を「発見」「発信」する力を養う
■「日本語」「日本文学」「日本文化」の専門教員がそろう
古代から現代までの「日本語」「日本文学」「日本文化」の専門教員がそろう全国でもまれな学科です。「日本」を学ぶための充実した環境の中で、学生はそれぞれの「点」の関心を「線」へ、さらに「面」へと広げて立体的に理解を深めることができます。
■「国語」「書道」の教員を多数輩出
「国語」の高校教諭一種免許状・中学校教諭一種免許状を取得でき、多くの先輩が全道で活躍しています。「書道」の高校教諭一種免許状を取得できるのは、札幌市内では本学のみです。
■古文解読や文章表現が苦手でも安心
高校の復習を兼ねた入門科目を開設。古文や作文の基礎をあらためて学べることに加え、古文を本格的に学んでいくにあたっての基礎固めにも適しています。
1年次に幅広い教養を身に付け、2年次以降は主に「専修」の枠組みを通して、段階的に学問探究を積み上げていきます。
◆日本語・日本文学専修=古代から近現代までの日本文学や日本語学を専門的に学びます。
◆日本文化専修=日本文学のほか、漢文学・日本思想史・日本を含む東アジア文化を専門的に学びます。
【授業・講義】
カリキュラムの特徴
日本語・日本文学科は、自覚的にテーマを模索・探究・表現する能力を身に付けるためのカリキュラムを編成しています。
古代から現代までの「日本語」「日本文学」「日本文化」の専門教員の中には、日本語学教員、漢文学教員も在籍し、「日本」を学ぶうえで最高の陣容が整っているといえます。
1年次は多様なジャンルを満遍なく学び、そこで見つけた自分の興味をどんどん深めていけるように、時間割設計の自由度が高いことも特徴です。
文化総合学科

情報を「収集」「分析」「発信」する力を身に付ける
■卒業後のキャリアに生かせる多様な社会系分野の学び
現代社会の事象や課題を、その背景となる歴史や思想から分析する「社会科系科目」の学びは、卒業後のキャリア形成につながります。「異文化コミュニケーション」「文化人類学」「法学」「西洋史」「日本史」「哲学」など多様な社会科系の分野を学ぶことができます。
■1年次から始まるゼミナール
文化総合学科は、1年次からゼミ(演習)に取り組み、4年間かけて研究テーマに迫ります。1年次の基礎ゼミから、2・3年次共通の分野ごとのゼミ、4年次の卒業研究演習へと、専任教員が開く少人数のゼミによる学生・教員の双方向型コミュニケーションが深い学びを実現します。
■段階的な学び
文化総合学科が扱う社会科系の各分野について幅広く学びながら、自分の興味のある分野を見つけことができます。分野を絞り込んだら、専門的に学びを深めていき、集大成として卒業論文に挑みます。基礎的内容から専門的な学びへと、段階的に力を付けていきます。
1年次に幅広い教養を身に付け、2年次以降は主に「専修」の枠組みを通して、段階的に学問探究を積み上げていきます。
◆現代社会専修=現代の社会と文化について、その制度や心理を含めて多面的に学ぶとともに、そうした異文化間のコミュニケーションの在り方について研究します。
◆歴史・思想専修=現代の社会と文化をその成り立ちから理解するために、背景や基盤となっている歴史や思想について研究します。
【授業・講義】
カリキュラムの特徴
文化総合学科は、社会科系科目の幅広い興味に応える多様な科目群が大きな特徴の一つです。
その中から自身が興味関心に合わせて科目を選び、組み合わせて学んでいきます。
自分の興味の対象を深く追究していくことも、テーマを見つけるためにさまざまな科目を学んだうえで絞り込んでいくことも可能です。
共通科目や入門科目から特講科目へ、基礎演習から卒業研究演習へ、無理なく段階的に学びを進めていけるカリキュラム編成です。
アドミッションポリシー
英語文化学科のアドミッション・ポリシー
学科のめざしているもの
世界を結ぶ言語であると同時に、地域社会の歴史に根ざした言語でもある英語について、その言語文化の多様性と可能性を探るとともに、英語文化の視点から、私たちの母語である日本語の文化との関わりについても考えます。
1、2年次では、「学科基礎科目」を軸に、ネイティブ・スピーカーによる少人数クラス(10名程度)を中心として、「読む」「書く」「話す」「聞く」という総合的な英語の運用能力を養成します。3、4年次では、実践的な英語力を専門領域へと展開し、「文学・文化」「言語・コミュニケーション」の2専修を設け、一人一人が、幅広い国際教養を身に付け、専門的な研究テーマを構想し、それを卒業研究として結実させていくことをめざします。
●学科が求める人材
○英語のさまざまな運用力を、主体的にしっかりと習得しようとする人
○英語圏をはじめとする異文化への関心をいだき、意欲的に視野と展望を広げようとする人
○常に問題意識と好奇心を持ち、自らその解決、解明に努め、また自己の考えを積極的に発信しようとする人
●高等学校で学んできてほしいこと
英語の授業を十分に理解して、基礎力をしっかりと身につけてきてほしいと思います。予習や復習をして、読解力や語彙力を増す努力が大学での英語の習得には不可欠です。
マス・メディアを通じて、実際に話される英語に触れる機会を積極的に活用してほしいと思います。英語の関わる分野は多岐にわたるので、社会、文化、歴史、科学、時事問題や国際問題などに関連する科目を修得し、授業や各種メディアを通して情報を得る習慣を身につけておくのも望ましいことです。
大学においては、自分の考えなどを明確に伝える場面が数多くあります。そのためには自己表現力が必要ですので、国語の授業もしっかりと受けてきてほしいと思います。
日本語・日本文学科のアドミッション・ポリシー
学科のめざしているもの
日本語によって物事を認識し、思考し、想像・創造し、コミュニケーションしながら、生活している私たち。
この当然の事実の前に立ちどまって、政治・経済・歴史などさまざまな領域において、日本語という言語がどのような文学や文化を形成してきたか、また将来においてなにを成し遂げようとしているのかを探っていきます。
自分が使っている言語=日本語にたいする鋭敏な感性と分析力、そして豊かな表現力を自らのものにすることは、情報化社会において自立した個人として、物事を客観的に判断して生きていく基礎的な力(リテラシー)であります。
●学科が求める人材
○現在と過去の時と場所における日本語の姿に出会ってみたい人
○日本語によって創造された古典文学と近現代文学を、政治・経済・歴史・思想などを総合したものとして探求していこうとする人
○日本文化が、東アジアや欧米の異文化とどのように向き合い、どのように自己形成し、今後どのように変容していくのかを知りたい/たどってみたい人
●高等学校で学んできてほしいこと
高校では、学習するすべての科目の基礎的な力を身につけることが大切です。その上で、幅広い読書によって自分の問題意識を明確にし、今日の情報化社会においてさまざまなメディアが発する情報に注意をし、それらの情報を取捨選択し、批判的に検証できる力を養って下さい。
文化総合学科のアドミッション・ポリシー
学科のめざしているもの
これまでの人間の歴史や思想をふまえて、現代の社会と文化を地球規模で多面的に学び、今日の社会の諸問題に対して柔軟でバランスのとれた対応ができる人材の育成をめざしています。そのために開設されている多彩な科目群は「現代社会」「歴史・思想」の2専修から構成されており、学生がそれぞれの科目を連携させながら人文社会科学を基礎から積みあげてより専門的に学べるようになっています。
また、社会と文化に関わる様々な学問を横断的に学びつつ、卒業研究に向けて主体的に課題を設定していくことが可能です。1年次から必修科目として少人数制のゼミナール(演習)を設け、教員と学生との信頼関係や学生同士のコミュニケーションが深められるなかで、学生の研究活動や生活をサポートするよう努めています。
●学科が求める人材
○自分たちだけでなく他者の価値観や生き方にも関心をもち、社会に貢献したいという意識をもった人
○日本および国際社会における諸問題に対して意識が高く、知的探究心の強い人
○思考力、表現力、行動力を高めることをめざしている人
●高等学校で学んできてほしいこと
高等学校では英語、国語を基礎として、地歴・公民を中心に幅広く学んでほしいと考えています。なぜなら各々の科目は、文系以外の科目も含め、私たちの文化的な営みと根底でつながっており、世界と日本を理解するための学問の基礎をなしているからです。
また、様々なメディアをとおして、現在の世界や日本で起こっている出来事への関心を深め、そのなかで自分なりの興味や疑問を発見して、大切にしてください。それらは、過去の歴史と現代の社会、世界と日本の今を理解するための、最初の手がかりとなるはずです。
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【住所・電話番号】
札幌市北区北16条西2
入試課
(011)736-5959