ふじじょし

藤女子大学

私立大学 北海道

※2025年4月、人間生活学部は ウェルビーイング学部へ名称変更

藤女子大学/ウェルビーイング学部の詳細情報

新設※2025年4月、人間生活学部は ウェルビーイング学部へ名称変更

学科・定員・所在地

学科・定員

地域創生学科(50名)新設
食環境マネジメント学科(80名)新設
子ども教育学科(80名)新設

所在地

1~4年:北海道

※変更の場合もありますので、学校が発行している資料やホームページにてご確認ください。

ウェルビーイング学部の偏差値を見る

プロフィール

●ウェルビーイング(Well-being)とは
●ウェルビーイングを学ぶ新しい科目

地域創生学科、食環境マネジメント学科、子ども教育学科があります。

【キャンパス】

花川キャンパス

【学生数】

639名(2024年5月1日現在)

【専任教員数】

43名(2024年5月1日現在)

【大学院】

ウェルビーイング学研究科

地域創生学科

【講義・学問分野】

ウェルビーイングの基盤、衣造形実習、住居計画、ソーシャルワーク演習、ワークショップデザイン、組織マネジメント論、モバイルアプリケーション演習、ICT・データサイエンスの活用演習 など

食環境マネジメント学科

【講義・学問分野】

食環境とウェルビーイング、食品化学、栄養士のための化学、栄養教育論実習、公衆衛生学、高齢者健康論、環境・スポーツ栄養学、栄養統計学、食品開発論、食品実験、解剖生理学実験、調理実習、臨床栄養学実習、給食経営管理実習、社会調査実習、管理栄養士演習、栄養教育実習 など

子ども教育学科

【講義・学問分野】

発達心理学、教育原理、子ども家庭福祉論、特別支援教育総論、子どもとウェルビーイング、家庭支援論、子どもの理解と発達援助、保育内容(人間関係・言葉)、子育て支援、現代社会と教育、保幼小連携特論、保育・教職実践演習 など

学部の特色

ウェルビーイング(Well-being)とは

ウェルビーイング(Well-being)は、地域社会の中で多様な人間が、身体的・精神的・社会的にそれぞれの幸せや生きがいを感じ、人生の充実と豊かさを感じられる良い状態を表す概念です。

各学科において、ウェルビーイング(Well-being)をコアとし、人間の生活に関する社会課題を文理融合・多領域横断型で探究する社会に対応し、これまで蓄積してきた研究をより一層充実させ、近未来社会の創造者を育成する教育をより充実していきます。

ウェルビーイングを学ぶ新しい科目

地域創生学科『ウェルビーイングの基盤』
生活科学、プロジェクトマネジメント、データサイエンスの各専門領域の入門となる内容を総合的に学び、自らの生活の質(QOL)の向上や、多様な生活および地域課題への取り組みに必要な基礎知識を身に付けていきます。

食環境マネジメント学科『食環境とウェルビーイング』
食環境づくりに求められる「多面的・多角的にとらえる幅広い視野」と「実践スキル」について、各専門分野の教員によって展開されるオムニバス授業を通して、学びを深めていきます。

子ども教育学科『子どもとウェルビーイング』
子どもの貧困や虐待、不適切な教育や保育など、現代が抱える社会問題に対し、現代の子どもや子どもを取り巻く状況を把握し、教育・保育・福祉の側面から、子どものウェルビーイングを保障する社会の在り方について探求していきます。

学べること

地域創生学科

座学×実践で課題解決能力を身に付ける

ウェルビーイングと生活の質(QOL)の向上は、現代社会で求められる重要な課題です。
時代の変化に対応し、社会に求められる人材を育成するため、「ライフサイエンス領域」「プロジェクトマネジメント領域」「データサイエンス領域」の文理融合型の学問を配置し、総合的かつ専門的に学ぶことができます。
地域・社会・環境と生活との関わりについて知識を深め、それらの課題解決を通して、地域創生をめざします。

Point 01「『衣食住』『家族・ジェンダー』『社会福祉』の学び」
これまで学科で積み上げてきた学びを継承し、それらをより柔軟に組み合わせられるカリキュラム編成。家庭科教員の養成ではこれまで150名以上の卒業生が教員として活躍してきた確かな実績のもと、さらなる発展をめざします。

Point 02「リーダーシップと地域貢献」
プロジェクトマネジメントの学びをさらに充実させ、自治体・企業・NPO等、学外機関と連携した実践的な学びや活動を通じて、リーダーシップを発揮し、地域に貢献できる人材を育成。

Point 03「ICTと情報活用のノウハウ」
データサイエンス領域の授業の新設により、データに基づき生活課題や社会課題を発見する力、課題解決に必要なICT・アプリケーション等の専門的な知識や技術を修得。

【授業・講義】
カリキュラムの特徴

地域創生学科は、日常の人間生活を出発点に、そこでの魅力や課題を再発見する方法について多種多様な授業を組み合わせて学んでいきます。
1年次に各領域の基礎を幅広く学んだうえで、自身の興味や将来の目標、取得したい資格などを見定めていきます。
そのうえで、ゼミを選択しながら専門性を深めていくカリキュラム編成です。フィールドワークや学外実習など実践的な学びの機会も豊富に設定しています。

食環境マネジメント学科

充実した学びで”なりたい自分”に近づく

現在、国民の健康づくりを社会全体で総合的・計画的に推進するとともに、自然に健康になれる環境づくりが求められています。
北海道内初の4年制大学の管理栄養士養成課程として、重要な人材育成拠点としての役割をリードしつつ、これまでの企業や地域との連携を健康づくりの観点から強化するとともに、管理栄養士などによる地域活動、学習機会の提供などを推進していきます。
従来の管理栄養士養成カリキュラムに加えて、健康寿命延伸のための食環境の質の向上や健康になれる環境づくりを推進する管理栄養士の育成をめざします。

Point 01「食の未来を切り開く管理栄養士を養成」
これまでの実践的な管理栄養士養成カリキュラムに、「ウェルビーイング」「食環境」「メンタルヘルス」などの新たな学びを加え、より幅広い知識と視点を備えた管理栄養士を養成。
Point 02「食をめぐるさまざまな課題の解決」
食環境の質を向上させるための学びを通じて、食の安全やフードロス、栄養状態、気候変動による農産物や水産資源への影響などの食をめぐるさまざまな課題の解決に貢献できる人材を育成。
Point 03「企業と連携した食品開発」
企業との連携活動をより活発に行い、授業としても展開。食品開発などの実践的な学びを通じて、健康的で持続可能な食環境づくりをマネジメントするスキルを体得。

【授業・講義】
カリキュラムの特徴

食環境マネジメント学科として、健康的で持続可能な食環境づくりをマネジメントできる管理栄養士の養成をめざして、これまでの実践的な管理栄養士養成カリキュラムに加え、「食環境とウェルビーイング」「食品開発マネジメント実習」「ストレスマネジメント論」を新設しました。

子ども教育学科

乳児期から児童期まで子どもたちに深く関わる専門家を育てる

少子化が急速に進む昨今、未来を支える子どもは大切な存在です。
子ども一人ひとりが生涯に渡り、それぞれの幸せを追求していけるよう、その基盤となる乳幼児期から児童期の子どもの育ちを保障する社会の実現のために必要な学びを得られるだけではなく、地域や関係機関との連携の在り方などを総合的に学ぶことができます。
2020年度から開始した小学校教諭の養成によって、保幼小連携の視野に立った学びができる強みを生かし、現代社会に合った人材の育成を目指します。

Point 01「保幼小の連携と接続」
保幼小連携により幅広い視野を持った保育者・教育者を養成。2024年春、85名の子ども教育学科1期生を社会に送り出し、保育・幼児教育の現場だけではなく、うち23名が小学校教諭、3名が特別支援学校教諭として活躍。
Point 02「子どもの人権や養護の学び」
子どもの人権を中心に据え、子どもを取り巻くさまざまな社会問題(貧困や虐待など)についても学び、養護や教育・保育の視点から、子どものウェルビーイングに貢献できる人材を育成。
Point 03「オープンカリキュラムの多様な学び」
コース制をあえて導入せず、取得する免許・資格にかかわらず子どもに関するさまざまな専門科目を幅広く履修可能。異なる進路をめざす学生同士が共に学び、お互いの視野を広げ、知識を深めることができる環境。

【授業・講義】
カリキュラムの特徴

子ども教育学科は、子どもを理解し、支えることについて「理論」と「実践」の両面から学び、探求・進化させていく過程を通して、現場で求められる確かな専門性を育てていきます。
特に今、重要性が高まっている「保幼少連携」を担う力が身に付くことを意識してカリキュラムを編成しています。
グループ活動や演習、実習の機会などを豊富に取り入れ、卒業後に広く活躍していくうえで必要な他者と協働する力やコミュニケーション力も養います。

アドミッションポリシー

地域創生学科のアドミッション・ポリシー

学科のめざしているもの
人の生涯発達における生活科学と、その知識と技術を活用するプロジェクトマネジメント・データサイエンスといった文理融合の専門科目群を結びつけて学び、学生本人の関心やテーマを深めていきます。
生活や社会における課題の発見と解決をめざす「ライフサイエンス」、人間の多様性を活かし他者と協働した学びの場の企画・運営をめざす「プロジェクトマネジメント」、データリテラシーを身につけ、生活や社会におけるデータ・課題を読み取ることができる「データサイエンス」の各区分の専門科目を総合的に学びながら実践的能力を培い、自身の生き方を高め、他者を支援し社会に貢献する人材の育成を目標としています。
●学科が求める人材
○自身や他者の生活の質の向上と地域社会への貢献に関心のある人
○生活における諸課題を探求し、解決に向けた実践的な学びに興味のある人
○生活や社会におけるデータ・情報の検索・収集・活用に関心のある人
○中学校・高等学校での家庭科教育に関心のある人
●高等学校で学んできてほしいこと
教科「家庭」「国語」「英語」の学習を通して、生活を科学的に理解し、人間関係の基礎となる理解力・表現力を磨くことが大切です。さらにそれらの能力を基に社会系・理数系の学習を通して、現代社会の問題や人間としての生き方を考える力を養ってください。

食環境マネジメント学科のアドミッション・ポリシー

学科のめざしているもの
現代社会における多様な人間生活(ヒューマン・ライフ)の視点から、人と人との関わりの中で生まれる「食と栄養」に関する教育・研究を行うことを目指しています。そのために、食物と人体に関する科学的根拠と食べる人の心理、そしてその人を取り巻く社会環境をバランスよく学ぶことができるような全人教育を行っています。管理栄養士課程として1専修を設け、「臨床栄養」、「栄養教育」、「食品開発」などの多様な進路に対応する知識とスキルを高めます。これにより、本学科では、社会において乳幼児から高齢者まで、健康の保持・増進、疾病予防、疾病を持った人々のケアを栄養学の観点からとらえ、食生活を総合的にサポートすることができる管理栄養士を養成します。
●学科が求める人材
○幅広い自然科学の素養を基盤にして、柔軟に発想できる人
○食物や栄養、健康に強い関心を持って主体的に学び、その成果を社会に還元しようとする意欲を持っている人
○他者に興味を持ち、人とコミュニケーションをとることを大切に思う人
●高等学校で学んできてほしいこと
上記の観点から、受験生に求めるのは以下のことです。
・高校において理系科目(「生物」「化学」、数学など)を学び、自然科学の基本的な考え方・知識を十分に習得していること。
・文章の読解力、論理的思考力、および表現力を身につけていること。
・最新の研究成果を理解するには科学の共通語である英語が不可欠なので、英語の基礎力をしっかりと身につけておくこと。
食物や栄養、健康に強い関心を持ち、自主的であり、また、他分野の人とも協調して学習でき、卒業後に管理栄養士になることを目指している人を求めています。管理栄養士の仕事には何より人とのコミュニケーションが大切であることから、日本語で表現する力をしっかりと身につけてきてください。

子ども教育学科のアドミッション・ポリシー

学科のめざしているもの
子どもは、社会を構築していくメンバーとして、より良い社会を担う人材となることが期待されています。特に、乳児期から児童期にかけては、人が人として成長していくための基礎を築き上げる時期であり、この時期の経験や環境は、その後の子どもの人間形成に大きな影響を与えます。したがって、いかに子どもの成長を支えるかが重要となります。また、子どもの発達には人とのかかわりが欠かせず、子どもとかかわる人々の存在を支えていくことも、子どもを支えることと同時に必要です。
子ども教育学科では、乳児期から児童期までの子どもの発達の連続性・子どもを取り巻く状況・各関係機関との連携のあり方などを総合的に学び、子ども達に深くかかわる専門家や、さまざまな立場から子どもの周囲にいる人々を支えることのできる人材を養成します。
●学科が求める人材
○子どもや子どもを取り巻く環境に関心を持ち、保育学や教育学の探求に励む人
○他者とともに人間として成長しようとする人
○広く社会に関心を持ち、探究心と自主性を持って課題に取り組もうとする人
○自らに備わった資質を磨き、社会に貢献しようとする人
●高等学校で学んできてほしいこと
大学では物事を多角的な視野で分析し、それを客観的に示す力が要求されます。また、子ども教育学科での学びは、他者と関わりながら学ぶことが重要な要素となっているため、一般常識や生活力、人間性も問われます。そのため高等学校では多様な科目への積極的参加により、基礎的読解力や的確な言語表現を身につけ、物事を深く追求する探究心や好奇心を高めてきてください。また部活動、ボランティア活動等の課外活動に積極的に参加したり、自ら検定に挑戦したりするなどさまざまな経験も重ねてください。

問い合わせ先

【住所・電話番号】

北海道石狩市花川南4条5
入試課
(011)736-5959

【URL】

https://www.fujijoshi.ac.jp/dept/humanlife/

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