郡山女子大学/私のイチオシ
世界的な建築家監修の「建学記念講堂」は必見!
家政学部 生活科学科 4年
狩野未涼さん
群馬県立沼田女子高校 卒業
※掲載内容は取材時のものです
夢中になったきっかけ
土木関係の仕事をしている父が自宅でCADを使用して図面を書いており、おもしろそうだと思ったのが、私が建築に興味を持ったきっかけです。また、小さい頃から散歩やドライブに出かけたときに住宅を見るのも好きでした。住宅は全て同じデザイン・形ではなく、一軒一軒違った魅力があります。自分の好きなデザインや形の住宅が段々と見えてきて、将来は自分で設計し、建ててみたいと考えるようになりました。
この学問のココがおもしろい
高校生の頃は住宅設計ができれば良いという考えでしたが、4年間を通しさまざまな施設の設計を行ったことで、住宅以外の建物を設計するおもしろさを実感。特に3年次の学修成果発表会でグループで考えた大学のリノベーション案は、大学で生活する学生や教職員、地域の方々などさまざまな人の立場に立って考えることができ、多くの人に「こんな大学で学びたい」と評価していただきました。住宅と比べて建物の規模が大きく難しさを感じることもありましたが、結果的に視野が広がったのを感じました。
キャンパスのお気に入りスポット
私のおすすめは建学記念講堂です。国際的な建築家として知られる丹下健三氏が監修した建物で、その技術を間近に見ることができるのは、建築を学ぶ者として貴重な機会になっていると感じます。私が特に好きなのは展示ロビー。大きな開口部から差し込む光が建物内を照らし、温かみのある空間となることで、居心地の良さを感じさせてくれます。芸術鑑賞講座や教養講座のほか、オーケストラ、演劇、歌舞伎、能楽などで活用されているところもポイントです。