郡山女子大学/志望理由
食事の楽しさ・大切さを伝える管理栄養士へ
家政学部 食物栄養学科 1年
菊地奈美さん
福島県立須賀川桐陽高校 卒業
※掲載内容は取材時のものです
興味をもったきっかけ
幼少期の頃から病弱で入退院を繰り返していた私は、栄養重視で作られる病院食に満足できず、食事をしたくないとさえ思っていました。そんな私に食事の楽しさを教えてくれたのが母です。私が少しでも食べやすいよう工夫を凝らす母の姿を見ているうちに、いつの間にか食事が楽しいと思えるようになっていました。高校生になる頃には食事の楽しさを周囲に伝えたいという思いが強くなり、管理栄養士をめざし、栄養学を学ぶことにしました。
この大学を選んだ理由
管理栄養士になるため、栄養学を学べる大学を重点的に探しました。郡山女子大学は「個性を重視し、互いを理解する〈個〉の確立と〈他〉との協調をもって、自主、自立できる女性としての人間育成を図ること」を目的とした大学で、この建学の精神に心が引かれ、進学を決意。また、郡山女子大学は福島県内で唯一、管理栄養士国家試験の受験資格を得られる大学だという点も決め手の一つになりました。
社会との関わり
食事の目的は栄養をとることだけではなく、家族や仲間たちとコミュニケーションをとることにもあると思います。食を通して伝統や文化を伝える役割も期待できます。また、私たちが食や栄養について学んだことを伝えることで、人々の健康づくりや生活習慣病の予防、重病化予防などにもつながります。将来は管理栄養士として子どもたちの栄養指導や給食運営を行いたいと考えています。より多くの人に食事や栄養の大切さを伝え、食を通して多くの人を笑顔にすることが私の目標です。