常磐大学/卒業後の進路
子どもの心の声に気づける教員をめざして

※掲載内容は取材時のものです
どのように考えてキャリアを選んだか
私が教員をめざすきっかけとなったのは、中学時代に出会った先生の影響です。大学では中学校教諭と高校教諭の免許課程を履修していたため、進路に迷う時期もありましたが、「中学校の先生になりたい」という初心を思い出し、中学校教員になることを決意しました。
教員採用試験の対策には、教職をめざす学生のために大学が開講している講座「教職アカデミー」を活用。
1次試験対策では、模試を通して自分の実力を測るとともに弱点を把握し、足りない部分を補うように勉強しました。
2次試験対策では、外部講師と繰り返し面接練習を行い、その結果、本番では自信を持って試験に臨むことができました。
キャリア選択のポイント
一番の決め手は教育実習です。実習中は授業だけでなく、宿題や学級日誌のチェックなどさまざまな仕事を経験しましたが、中でも印象的だったのは、授業中の楽しそうな生徒たちの姿です。授業を準備しているときは不安でしたが、自分がつくった授業に生徒たちが楽しそうに参加している様子を見て、とても嬉しく感じました。「授業をする側が楽しまないと、生徒たちも楽しめない」と担当の先生が仰っていましたが、本当にその通りだと実感しました。3週間、先生として生徒の前に立ったことで、教員になりたい気持ちがさらに強くなりました。
今後の夢・目標
子ども一人ひとりと向き合える教員になりたいです。子どもたちはみんなが自分の気持ちを素直に言葉に表せるわけではありません。そのため、一人ひとりの悩みや考えに気づくためにも真剣に向き合うことが大切だと感じています。子どもたちの表面的な言葉だけでなく、言葉にできない心の声に気づけるような教員になることが目標です。
また、茨城県では小学校と中学校の間で異動が可能なため、小学校教諭の免許も取得し、いつかは小学校の教員としても働きたいと考えています。