こくさいいりょうふくし

国際医療福祉大学

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国際医療福祉大学/私のイチオシ

作業療法士によるリハビリテーションをVRで体験してみよう

顔写真
成田保健医療学部 作業療法学科 谷口敬道先生

※掲載内容は取材時のものです

コレ知ってる?

最近、ダイバーシティ(多様性)やインクルージョン(包括・受容)という言葉をよく見聞きしませんか?それぞれの違いを尊重し、個性を生かす考え方や、多様性をいろいろな組織内で受け入れ、活用するプロセスのことです。皆さんは、これまで学校生活や地域社会の中で、いろいろな人との出会いがあったと思います。皆さん自身は、自分と他人を比べて、落ち込んだり、自信を失ったりした経験はありませんか。「からだ」や「こころ」に障がいがある人も、そのような気持ちで困っていることが多いかもしれません。作業療法はリハビリテーションの仕事です。「こころ」と「からだ」を同時に大切にしながら、障がいのある人が残存能力を最大限発揮できるよう、医学的・社会的・心理的・教育的・職業的な立場からお手伝いしていきます。「その人らしい生活の実現」をめざして、学校や職場、地域生活などのあらゆる場におけるダイバーシティ&インクルージョンを推進する役割を担います。

この学問のココが面白い!

VRを使った授業風景

作業療法のリハビリテーション事例は多岐にわたります。スプーンしか使えないお子さんが箸を使えるようになる、一人遊びをしているお子さんが他の子どもと遊ぶようになる、片手の動かないお母さんが動くほうの手でご飯が作れるようになる、認知症と診断されても自分らしく生きる選択ができる……など。自分や家族の障がいを受け入れることは、生まれつきでも、不慮の事故や病気の後遺症でも難しいことです。それでも毎日を少しでも自分らしく送れるように作業療法があります。作業療法は、障がいがあることを受け入れたり、あきらめたりするのではなく、その人の価値観を転換し、「その人らしい生活の実現」を目標にします。どのような能力を獲得したら、その人らしく生きられるのか?そのようなことを考えながら臨床に携わっています。

キャンパスのお気に入りスポット

オープンキャンパスでは、作業療法士が行うリハビリテーションの仕事を理解するために、没入型VR体験を準備しています。利き手が不自由になってしまったお母さんになって、子どものためにカレーを作る体験をしてみましょう。片手でジャガイモを切ることを想像してください、片手で人参の皮むきをすることを想像してください、片手で余ったお肉にラップをかけることを想像してください。危険だし、片手ではできないことばかりのような気がしますね。そこで、作業療法士の登場です。作業療法士は、どのような工夫をお母さんにお伝えして、一人でカレーが作れるようにしたのでしょうか。そして、「できましたー」という喜びの声を聞いてください。

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