国際医療福祉大学/志望理由

たとえ身体が思うように動かなくても、その人らしい生き方を実現する。そのために、対象者の方の立場に立って最善の介入ができる作業療法士の仕事に魅力を感じました。対象者の方の限られた時間の中で、求められる介入を効果的に行うためには、より先進的な作業療法の専門知識が必要であり、それを身につけたいと考えました。

作業療法士の国家試験合格率が極めて高かったことが国際医療福祉大学を選んだ理由のひとつです。また、オープンキャンパスに参加した際、学生同士だけでなく、学生と先生の間にある空気感の良さを魅力的に感じました。縦割りのクラスにおいて、先輩と後輩に親密なつながりがあることも大きなポイントだと思います。医療人になるためには、多くの専門的な知識を修得し、実践しなければなりません。正直なところ、それは大変なことですが、友人たちと学んだ知識を確認し合ったり、先輩にポイントやコツを伺ったりすることによって乗り越えることができると実感しています。

作業療法を学び始めてから、日常のありふれた作業を今までとは違う視点で分析することが非常に興味深く、視野も広がってきたように感じます。2年次後期の「検査実習」では、座学で学んだ面接、観察、検査、測定などの検査法を、実際に対象者の方と会話をしながら実践する機会がありました。対象者の方との直接的な関わりを通して、これまで学んできたことが全て臨床に生きるということを大きく意識するきっかけになりました。