秀明大学/学校教師学部の詳細情報

2023年3月卒業生は、267人中190人が正規採用（71.2％）、臨時的任用と合わせ247人が教員就職（92.5％）しました。
特に、岩手県、宮城県、秋田県、山形県、福島県、茨城県、栃木県、群馬県、埼玉県、千葉県、神奈川県、新潟県、長野県、岐阜県、静岡県、沖縄県などに地元出身者が多数合格を果たしました。

教員としての資質能力を総合的に学ぶ
「総合基礎科目」「総合共通科目（教養科目）」「教育専門科目」「専修教科科目」で構成された教育課程に加えて、学生寮で「夜間学修」「夜間講座」を行い､ 学修内容の深化･発展を図り「教師としての重要な資質能力」を総合的に育てます｡また、現職教員研修で取り上げられている「生徒指導事例研究」「発達障害児の心と行動」などを学ぶ科目も設けています。

〈カリキュラムの概要〉
●総合基礎科目／現代社会を生きるうえで必要不可欠な基本的能力を伸ばします。
・確実にコミュニケーションがとれる生きた英語力を身につける「外国語科目」
・教材作成などに欠かせない情報機器操作能力を修得する「情報科目」
・健康な身体と強い精神力を育てる「健康・体育科目」

●教養科目／教師として求められる深い教養を幅広く育てます。
・人間についての深い理解と生きることへの共感を育てる科目
・現代社会が持つ課題についての理解を図る科目
・礼儀作法や伝統文化を学ぶ科目

●教育専門科目／教育に対する深い理論的理解を促します。
・「教育課程論」「教育行政学」など教育理論の基礎を学ぶ科目
・「発達心理学」「青年心理と非行の心理」など学習者理解に必要な心理学を学ぶ科目
・「発達障害児の心と行動」「環境教育論」など今日の教育課題を学ぶ科目
・学校現場での教科ならびに生活指導の実習

●専修教科科目／各教科の専門的学力を養い、同時に実践的な指導力を磨きます。
・各専修教科の専門的知識を深く学ぶ科目
・「教科教育法」など実習をともなう科目

教育現場で強く求められている「生徒を理解する力」「授業力」「生徒指導力」「ホームルーム経営の力」を育てるために､1年次から学校現場で「見学･研修」「学習支援」「授業などの実習」を計画的に積み重ねます。附属の中学・高等学校や近隣の小・中・高等学校で、授業やホームルームの参観、「個別補習指導」「部活動補助」などを担当し、実践に基づいた学修で教育の現状を知ることで、生徒への対応のしかたを修得します。また、教材研究や指導案の作成など、授業を進行するための技能を身に付け、講義で得た知識を実習によって確かな技術にまで高めます。

1年次：学習者の現状を知り、最も適した指導対応を学ぶ。
2年次：授業における教師の役割や指導方法、授業技術を学ぶ。
3年次：「教材研究」「指導案の作成」など実践的授業力を高める。
4年次：3年次までの講義・実習で得た知識と技術を総合する。

全員が寮生活を通して「対人関係能力」「正義･寛容･理解と共感･思いやり･役割と責任」など、良き生活習慣を身に付け、品性に富んだ教師としての人間形成を目指します。学生寮の利点を活かし、専門教科の学力向上と教員採用試験対策を目的とした「夜間学修」「夜間講座」を行っています。講師は学内の教員だけではなく学外からも招き、授業で理解した内容を実践と結びつけ、また、教員採用試験に向けて1年次から計画的に学修を積み上げる対策講座も開かれます。寮室は全室1人部屋、エアコン、冷蔵庫、インターネットなど、生活設備が充実しており、ラウンジや談話室などの共有スペースも学生たちの勉強や交友の場として活用されています。

• 学校教師学部の入試情報 （入試科目・入試日程）
• 学校教師学部の倍率・合格最低点・合格平均点
• 学校教師学部の偏差値・入試難易度

国語教師のプロフェッショナルになる

現場経験豊富な教員による指導のもと、指導案作りや模擬授業の実践などを幅広く学修。「確かな専門知識を理解できる力」「発展的な学習に対応できる力」「わかる授業を展開する指導力」の、国語教員として必要不可欠な3つの力を身に付けます。

幅広い学びで、多角的視野を持った社会科教師を目指す

人文科学、社会科学はもちろん、経済学や心理学などを幅広く学修。社会専修の講義は「概説・概論」「演習」「教育法」と大きく3つに分かれます。それぞれに学修目的が異なりますが、どれも資格取得に向けた学びで、中学校社会科（地理、歴史、公民分野）、高等学校地歴・公民科教員免許状取得を目指します。

専門知識を高め指導技術を身に付ける

数学教育の充実が産業や経済の発展を支えるといわれる現代、本コースでは、新しい時代に対応した数学を学んでいきます。専門知識を身に付けるほか、論理的な思考力を養うとともに、実践的なトレーニングを通して「よい授業」を創造するための方法を学んでいきます。

講義と実験を通して全領域を総合的に学ぶ

自然科学に関する専門性を高め、理科教師としての基本的素養、能力を養います。物理、化学、生物、地学の各分野において「概説」「実験」を必修としています。また、集中講義では理科教育法をより深く理解する科目が充実。また、地域への理科支援をはじめとする学外での体験、研修を行っています。

英語によるコミュニケーション能力を身に付ける

授業では、英語学、英語文学、英語教育の内容を幅広く学び、英語教師として必要な知識と英語教育の方法を身に付けます。また、5か月間のイギリス留学を実施し、英語そのものはもちろん、多角的な視点を養い、コミュニケーション能力の向上を目指します。
※新型コロナウイルスの拡大により、留学時期と期間が変更になる場合があります。

運動技能・指導技術だけではない「知・技・心」の調和がとれた人材になる

基礎的な講義、体づくり、器械運動、陸上・水泳といった実技を学び、体育理論と運動技能を身に付けます。また、教育現場での研修により、授業や生活指導、部活指導などの実践力を養い、「知・技・心」の調和がとれた人材の育成を目指します。

子どもたちの可能性を最大限引き出す小学校教員を目指す

10教科を総合的に学び、各教科への理解を深めるとともに、1年次から「学校現場研修」を行い、小学校教員としての実践的指導力を学びます。また、卒業時には、小中高すべての一種免許状を取得することができ、小学校高学年の教科担任制にも対応しています。

1.教職に対する強い情熱と意欲を持つ人
2.教育の専門家を目指して実践的指導力を身につける努力をする人
3.志望する専修・コースの基礎学力（知識・技能）を備えている人
4.多様な価値観を受容し、他者と協働して物事に取り組むことのできる人
5.自ら思考・判断し、表現・行動しようと努力できる人
6.豊かな人間性、社会人としての常識と教養、礼儀などを大切にする人

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